近づく福知山

23日の福知山マラソンまであと10日を切った。4日に淀川市民マラソンを走ってからまだ10日しか経っていないのに、もう次のマラソンが迫ってきている。
以前はマラソンを走るのはシーズンに2回だけと決めていた。狙ったレースの間が長く空く時に近場のローカルな大会を調整レースとして走ったことはあるけれど、それでも1ヶ月以上は空けていた。
これまでの期間最短はことし2月の木津川マラソンから3月の篠山マラソンのちょうど1ヶ月。ところが今回はわずか19日の間隔で、しかもその1ヶ月後にはすでに加古川マラソンにエントリーしている。
この10月には40kmを越える走りをほぼ毎週のように繰り返し、4日の淀川市民マラソンの1週間前にも40m走(実質的には46kmくらい)もやっている。
昨シーズンの惨敗で、走行距離をかせぐことが結果には繋がらないと感じたはずなのに、昨シーズン以上のハードなスケジュールを組んでいるのはどういうつもりなのだろうか。正直自分でもよくわからない。
一つ言えることは、メインの目標をロードのマラソンから長距離のトレイルに移そうと考えていること。そのためには長い距離、そして長い時間走り続けられる身体にしていかなければならない。タイムには以前ほどはこだわらないが、長い時間動き続けられるタフさがほしい。
私はロードのマラソンでは自分で納得できる結果を残してこられたが、それ以上の距離になるとダメだった。と言うか、あまり走りたいとも思わなかった。100kmのウルトラは走ったことがないし、走りたいとも思わなかった。ロードのウルトラは今でも走りたいと思わない。
しかし元々山からスタートしているので、トレイルの長距離には憧れるのだ。さすがにトランスジャパンアルプスのようなレースまではイメージできないが、UTMBはいつか走ってみたい。その前にはUTMFということになると思うけれど。
個人的に憧れる金沢のカリスマ山スキーヤーYASUHIRO先生やトレイルのランママさんなどは、ほぼ毎週のように(YASUHIRO先生の場合は週に2回!!)行動が半日に及ぶようなハードなルートを消化されている。お二人とも私よりは若いとは言え、もう50歳台である。毎週マラソンを走るか、それ以上くらいのハードスケジュールだ。
こんなことを大きな故障もなく続けられるのは体力だけではムリで、やはりお二人ともそれを楽しんでおられるからだろうと思う。
このところの私のハードスケジュールは、このお二人の影響によるところが大きい。
先月何度もやった40kmを越える走りも、いずれも楽しむ気持ちを忘れずにいられたので、結果的に故障せずにこなせたのではないかと思う。
マラソンのレースもタイムにこだわると楽しみよりもプレッシャーが大きくなるが、楽しむことをメインに据えると終盤のペースダウンも素直に受け入れられるようになるような気がする。これがいいことなのかどうかは微妙なところだが、どうあがいても加齢とともにタイムが落ちることは避けられないので、こういう傾向は悪いことではないと感じている。

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