生駒山往復

今日は予定通り、生駒山を往復してきた。
7時45分頃に家を出かけたが、かなり寒い。ウエアはジャージの上下にアンダーはユニクロのヒートテック。帽子兼ネックウォーマーをかぶって、今日はウォークマンも装着。イヤフォンと本体が一体になったタイプで、コンパクトなのは良いのだが、どうも耳にしっくりこなくて、すぐにずれてくるのがわずらわしい。淀川市民マラソンでこれをつけて走ったが、だんだんとずれてくるようになってわずらわしかったので、それ以降はレースでは使っていない。しかしランニングのような単調なスポーツには音楽の効用は小さくないようで、これも練習の一つと考えて今日は付けることにした。
幸い日射しがあるので、10分もしたら身体は温まってきた。
前回生駒の歩道橋手前までを往復した時はかなりプレッシャーがあったが、今回はその時に較べると気分的にはかなり楽で、前回より足取りも軽い。
前回より少し早めに交野山に到着したが、岩の上は風が冷たいのでアメを口に入れて早々に出発する。
所々雪が残っている。風は無いが、気温は1度くらい。前回休憩したくろんど園地の休憩所はスルーして、ゴルフ場を下ってほしだ園地に入る。この登りでパワーバージェルを補給。
登りはあまりムリをせずに積極的に歩きにしたが、なかなか調子は良さそうだ。前回より少し早めの3時間少々で生駒の歩道橋までたどりついた。前回にここまで来た時ははたして無事に帰れるかかなり不安だったが、今日はそういう気分はまったく無く、歩道橋を渡って生駒への道へ行く。
生駒への道を進んで行ったら、予想以上の雪が出てきた。登りはいいが、帰りは注意が必要だ。それに寒い。時折雪がちらついている。
ショートカットを上がると、今日は生駒山頂へ向かう。このあたりの道は完全に雪。下りに不安を感じるが、ここまで来たら行くしかない。遊園地は休業中だが、中は通れるようになっている。ここまで約4時間、31km。一番高いと思われる所の店の前の庇の下でパンを食べる。それにしても手が冷たい。六甲では少し厚めの手袋をしていたが、今日は100円ショップの手袋だ。

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※自宅近くは割愛
雪道の下りは思ったほどではなかった。早く少しでも暖かい所に降りたいという気持ちで足を運んだが、結構まともに走っているつもりなのに下りでキロ6分程度のスピードしか出ていない。そろそろ足も疲れてきた。
歩道橋まで降りてきたら寒さはずいぶんマシになった。ここまで来たら後は前回一度走っているので、気分的には楽だ。とは言ってもまだあと24kmほどあるけれど。
急な下りで足をひっかけてこけそうになってあせったが、何とか踏みとどまって、急な動きで左腕に少し痛みを感じながらも室池まで戻ってきた。前回はここで大福を食べたが、今日はバードウォッチングか何かの団体がいるので、スルーする。田原台の手前の池で腰を下ろしてよもぎモチを食べる。
残りの登りは飯盛霊園からほしだ園地とゴルフ場、そしてくろんど園地の登りだ。まずは飯盛霊園。霊園内に入った時は思わず歩いてしまったが、早歩き程度の走りに切り替えたところ、これがうまくいって、山道に入るまではこのままスロージョグで行けた。
ほしだ園地の急坂を下って、今度はゴルフ場の車道。ここも結構傾斜があって、距離もある。あまり前を見ないようにして、足下だけに気持ちを集中して何とか登り切った。そしてくろんど園地の休憩所では腰を下ろしてパワーバージェルを補給する。最後の登りの手前に補給しておいた方が良いと思ったからだ。
おかげでこの登りも最後までジョグで行けて、もうあとはほとんど下りのみ。ただ、ここまで来ると気持ちの緩みが出てくるので、そこだけは注意しなければならない。走れる所は極力走るようにして、しかも少しでも速くを心がけた。いつの間にか走行距離が50kmを越えていた。こんな距離を走るのは一体何年ぶりだろうか。
津田のサイエンスヒルズに出る手前は、早く帰りたいという気持ちと共に、もっとトレイルを走っていたいという気持ちが入り交じって、トレイルの楽しさを再確認した。
津田のアルプラを越えるといよいよあと5kmほど。何とか最後まできっちりと走りきれるように、気持ちを切らさないようにした。
家の裏の駐車場まで戻ってきた時は、少し熱いものが胸の奥に湧いてきた。たかが練習、されど練習で、やはり練習でも自分が考えたことがきっちりとやり切れると、それなりの満足感がある。
今日は最後まで脚筋がしっかりしていた。トレーニングの成果もあるが、補給や音楽など、様々なものが合わさった結果だと思う。
六甲往復は到底ムリと思っていたが、まったく不可能ではないという気持ちもほんの少し湧いてきた。

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