続・徳川家康追跡マラニック

今日は予定通り、続・徳川家康追跡マラニックに参加してきた。
道が荒れていたり、雪がかなり残っていたりとかで、土壇場でコースが大きく変更になった。以前のルートをGPSに入れてきたが、ほとんど役に立たない。

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本来はJR三山木駅から木津川を渡って、すぐに山間部へ入って行くのだが、この道が荒れているとのことで、木津川のサイクリングロード、そして木津からは結構車の通る車道を加茂まで、延々と17km余り走らされてしまった。仕方ないとは言え、『こんなところを走るために来たんじゃない!!』とぼやきたくなる。
加茂で木津川を渡ってR163を横切ると、ようやく郊外の道になってきた。今回はしっかり走ろうと思ってそれなりのペースでスタートしたのだが、ロードではわりとまともに走っているつもりでも、どちらかと言うと抜かれることが多かったが、登りに入るとがぜん抜くことが多くなり、気分も乗ってきた。
和束のエイドは飲み物しかなかったのでパス。ここからマラニックらしい道になってきた。童仙房へは何とか走れるくらいの傾斜の登りがずっと続く。途中で二人に抜かれたが、前も後ろも誰も見えない。童仙房の茶畑のあたりは登りがきつくて少し歩いたが、ほどなく東海自然歩道に出る。しかしここから童仙傍まではまだ2.9kmもあるらしい。
しかし間もなく車道に出て、それも下りぎみだったので、口に入れていた塩飴をはき出しておかゆのエイドに入った。お腹が空いてきていたのでおいしかった。『おかわりどうぞ』と言われたが、ここでゆっくりすると走り出すのがつらくなるので、早々に出発する。
童仙房はかつて東海自然歩道を走った時に、そのエキゾチックな名称に強く惹かれたところで、まるで桃源郷のような所だ。京都と奈良の間だが、このあたりだけ別の時間が流れているような、そんな異次元の空間という感じが今もする。
ここからは東海自然歩道をR163まで下る。しかし序盤はちょっとした登りが何度かあって、この登りで先行者を数人抜いた。下りは走れるくらいの傾斜だが、キロ6分を少し切るくらいのペースしか出ない。一気に下るので、ここで頑張るとダメージが大きい。一人抜かれたが、この人はR163に出てから抜き返した。
R163に出てからは少し行ってまた田舎道に入る。ここがなかなかの難所だった。アップダウンの連続で、しかもルートがよくわからないのでどこまで行けば終わるのかまったくわからない。でもこのあたりで数人抜くことができた。まだまだ脚は余裕がある。
ようやくゴールの島ヶ原温泉への近道に入ったが、最後を締めるべくパワーバージェルを補給する。しかしその甘みがまだ舌に残っているうちに、ゴールにたどり着いた。総距離48.7km、5時間40分の旅だった。
終盤は登りもしっかり走れて気持ち良かったが、距離も時間も大したことはないので、あまりよろこんではいけない。しかしこのところのロングトレイルの練習成果は出ているようには感じる。
これで六甲往復ができるとは思えないが、少しずつその目標に近づいているとは感じる。しかしあと1ヶ月しかないのだが。