山田池練習会

今日の練習会は久しぶりに山田池。昨日の疲れで脚が重かったが、スピードはさておいて、疲れた足でじっくり走るのも良いだろうと考えた。
それにしても暑い。朝から日射しが強いが、山田池の周回コースは木陰が多いのが助かる。
こんな時期にも関わらず(こんな時期だから?)、朝早くから走りに来ている人がたくさんいる。クラブのメンバーも何人かが早朝練習にやってきて、多い人は 30km ほど走っていた。
私はキロ6分を少し切るくらいのペースで、何とか6周、15km 足らずを走った。家との往復とアップのジョグを含めるとトータル 22km くらい。
練習中はたまたまずっと単独走になったので、昨日のことなどをつらつらと思い出していた。
エイドでのコーラがどうしてあんなにおいしいのか、その理由がわかったような気がした。
ずっと以前は運動中に炭酸飲料を飲むなんてあり得ないと思っていた。しかしロングトレイルなどでコーラを飲む人がいて、私自身も何度か飲んだみたことはあった。たしかにおいしかったが、それでも習慣になるほどではなかったし、自分からコーラを買うことはなかった。
積極的にコーラを飲むようになったのはつい最近で、きっかけは鏑木選手が気に入っているということを知ったから。
先月の生駒山頂で試しに飲んでみると、たしかに非常においしかった。ロングトレイルならそんなに速いペースで走るわけではないので、炭酸もほとんど気にならない。それよりも良かったのは、その味だ。
コーラの独特の味は、一般的なジュースとはまったく異なるし、スポーツ飲料とも違う。他の飲み物のように、甘みが舌に残る感じも少ないし、カフェインが入っているというのも持久性運動の時には良いはずだ。
一言で言うと『運動中にビールを呑んでいる』感じなのだ。ノンアルコールビールはいかにも『ビールもどき』という感じで嘘くさい味と思ってしまうが、コーラならビールと比較するわけではないので、そういう不満も無い。そのくせ感覚的にはビールをぐっとやった時の爽快感に近いのだ。
残念ながら炭酸飲料なのでザックに入れて持って行く訳にはいかない。これが大きな欠点ではあるが、自動販売機があるようなコースではこれからはコーラが必須になりそうだ。