愛宕山

昨日はカルチャーセンターの登山教室だった。
コースは京都西山の三頭山、竜ヶ岳から月輪寺を経由して清滝まで。天気予報通り気温が低く、バスを降りると小雨模様となってきたが、9時頃に予定のコースに向けて歩き出した。

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若干不安な方がいらっしゃるということで、少し注意しながら歩いていたが、序盤から遅れ気味の女性がおられる。しかし傾斜が緩いところでは堅実に歩いておられるので、何とか最後まで行けるのではないかと感じた。
あまり登山者が多くないルートなので、道が若干荒れている。少し急な斜面にトラバースぎみの道が続いており、ところどころ道が崩れて滑りやすい部分がある。
私は中盤を歩いていたのだが、この女性が最後尾でいよいよ進めなくなったようで、先の行程を考えて、私が付き添って下山することになった。
無事、出発したバス停まで送り届けて、その後、私は一人で、別ルートから愛宕山に登って合流しようと思った。
1時間ほど車道をスロージョグと早歩きで南下して、愛宕山の登山道に入った。登山道としてはしっかりした道だが、結構な傾斜がある。何とこの道は、頂上の神社のために車が通る道だったのだ。途中で軽自動車とすれ違って、ちょっと驚いた。
急な登りを自分のペースで上がっているので、途中で暑くて上着を脱いだが、高度が上がると一気に冷えてきた。
バス停から2時間足らずで山頂エリアに到着した。
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前日はかなり冷え込んだと、朝のバスの運転手が言っていたが、上部には雪が少し残っていた。
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竜ヶ岳からの道に出会ったが、どうも私の方が早く到着したようだ。携帯で連絡してみようと思ったが、圏外でつながらない。月輪寺への分かれで腰を下ろして、ゆっくり昼食にしたが、強い風と降雪で、のんびりという気分では無くなってきた。
止まっていると寒いので、紅茶を飲むのは止めて、竜ヶ岳方面へ少し戻ってみることにした。しかし今の時期は夕暮れが早いので、戻るのは3時までということにした。何度見ても携帯は圏外。愛宕山の山頂エリアなら携帯はつながるだろうと思っていたので、予想外だった。
出会えそうな気配はまったく無く、本隊も時間切れで下の道で下山という可能性もあるので、諦めて一人で下りることにした。できるだけ早く、しかも電車の駅に近いルートということで、水尾に下りることにした。
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神社の参道を一気に下る。30分ほどで水尾まで下りてきたが、何とまだ携帯はつながらない。その後はしばらく車道を行って、4時半くらいに保津峡駅に到着した。
その後、ようやく携帯で連絡がついたが、本隊は4時頃に愛宕山頂エリアに着いたらしい。下山の途中で暗くなってしまったようだ。正直、待っていなくて良かったと思った。
結果的には女性と分かれてからは一人自分のペースで自由に歩けて、そのそこの運動量も消化できたので、充実感を得ることができた。