山田池30kmジョグ

今日は、先日登り損ねた三頭山(みかずこやま)と竜ヶ岳へ行こうと思っていたのだが、どうも天気が悪そうだったので、このところあまりやっていないロード走をじっくりやろうと思い直して、山田池で30km走に取り組むことにした。
最近、図書館で借りてきたのは『42.195kmの科学ーマラソン「つま先着地」vs「かかかと着地」』。
昨年のロンドンオリンピック前に NHK で放送された『ミラクルボディ』のマラソン編の解説本で、番組では触れていなかった細かい考察まで解説されている。
久しぶりに走りのテクニックに触発されて、今日はこの『つま先着地』をこれまで以上に強く意識して走ることにした。
実は一昨日の山田池ジョグの帰りに、不安定な天気で路面が濡れていて、着地の時に右足が少し地面をこする音がするのが気になった。着地の瞬間に少し前方にずれているようで、つまりブレーキがかかっているということ。身体の重心よりも前方で着地しているということだ。
着地の直前にわずかに足を手前に引き寄せるような動きをすると、この音が無くなって、着地の衝撃も緩くなった。
この本によると、パトリック・マカウは着地の直前に足を少し引き寄せる動きをしているということが述べられていた。本人もそれを意識しているという。
今日はそんなことを強く意識することにした。
山田池まではキロ6分くらいのペースだったが、公園の周回路に入るとおおむね5分半ちょっとくらいで、30km走にはちょうどいいくらい。ただ、ここはアップダウンがあるので、フォアフットの走りをきっちりとチェックするのは難しい。
15km近くまでは順調に進んでいたのだが、またしても突然、股関節右側、と言うより、右の大転子のあたりに痛みが。ペースを落として走り続けようとしたが、結局コースアウトして歩きにする。
2〜3分歩いてからトイレに寄って、それからまたコースに戻ってゆっくりと走り出した。
その後は痛みが再発することはなく、ペースも次第に元のスピードに戻って、結果的には30km少々をキロ5分台後半くらいのペースで走り終えることができた。
フォアフットの走りに関しては、習熟度50%というところだろうか。トラックなどのフラットな所でムリの無いペースであれば、そこそこ納得のいくフォームで走れるのだが、レースペースになるとなかなかそうはいかない。しかしフォームの改善というのは粘り強く続けていくしかないだろう。
夕方には、先日衝動買いしたノースフェースのトレランシューズが届いた。『シングル トラック ハヤサ』は片足200g少々という軽量モデルで、こういうシューズが一足はほしかったというタイプ。いつも通りのレディース25cmで、ちょうどぴったりという感じ。ロードでもフルならいけるかも。
生駒や六甲などはこれくらいのシューズが一番走りやすいと思う。来年の御岳ウルトラなどではきっと活躍してくれると思う。