伊賀忍者武術大会山城編

今日は私のお気に入りの京和トライアスロンクラブの『伊賀忍者武術大会山城編』へ参加してきた。

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案内のハガキではナンバーカードで時差スタートになっていて、私は 9:15 のスタートとのことだったので、8:50 くらいに集合場所へ行ったところ、どうも 9:00 に一斉スタートするような案内。
ここの大会はいつも土壇場で何が起こるかわからないことが多く、コースも当日にならないと正確なところはわからない。地図をもらったが、準備があるのでしっかり確認している時間が無い。
何とかギリギリ準備がスタートに間に合って、みんなと一緒に出発した。
昨年は暑さで終盤つらい目にあったが、今日も同じような天気になりそうだ。雨の場合に備えて帽子を持ってきたが、昨年のコースは 30 分くらいで山道に入って行ったので、帽子をかぶらずに出発した。
最初のうちは昨年と同じコースだったが、昨年入った山道の方向へは行かずに、まだしばらく車道を行く。帽子をかぶっておけば良かった。
7km ほど行ってちょうど踏み切りを渡る時に列車通過の待ち時間ができたので、そこで帽子を出してかぶった。
が、ほどなく山道に入って行った。
昨年とはまったく違うコースのようで、gps の地図はまったく無意味だった。
山道に入るとほとんど歩きになる。おまけにかなりの集団で、何も考えずに付いて行ったら、前の方から戻ってくる人たちが。どうもコースをはずしたようなのだが、ここの大会の特色で、里山の普段はほとんど人の入らないケモノ路のようなところがルートになっているので、どこが正しいルートなのか非常にわかりにくい。
やれやれと思いながらも『いつものこと』と諦めて、しばらくみんなでウロウロして何とか正しいルートを見つけた。
突然、神童寺に出た。重要文化財らしいが、スルーする。
また山道に入って、しばしば不安を感じながらも大きなロストは無く海住山寺に到着。しかしここも『ここから先は入山料が必要です』というような立て札に恐れながら、少しウロウロさせられた。
ここからしばらくは車道をぐんぐん下る。
しばらく行くと木津川を渡る橋にさしかかった。ここの大会は京都スタートの場合は木津川の北側のエリアを行くことが多いので、以外なコース設定に少しとまどう。地図をしっかり見ていないので、今日のコースをまったく把握していない。
車道を左折して急な登りをしばらく行くと、前で何人かが地図を見て立ち止まっている。このあたりにエイドがあるはずなのだが、なかなか出てこないので不安になったようだ。
私も同じような気分だったので、地図を見せてもらって一緒にルートを確認する(自分の地図はザックの中に入れたまま)。
すると、地図に記載されたルートでは先ほど左折した所を直進するようになっている。ということで、せっかく登った坂を下って行って、地図のルートに戻った。
しかしここから地図のルートをしばらく行っても、地図に記載されている山への分かれがわからない。30 人くらいの大集団であたりをウロウロするが、地図のルートはまったく見つからない。
先ほどの上り坂ルートはショートカットしてゴールに向かうことができるので、最悪それでいいかと思って、集団から離れてまたそこへ戻ることにした。急に天気が崩れて、雨が降ってきた。
で、先ほどの曲がり角に戻ったところ、スタッフの人がコース案内に立っている。何と、最初に行った上り坂が正しいルートで、地図に記載されたルートが間違っているとのこと!!。
ここの大会はある程度のユルさが魅力ではあるのだが、いくら何でもそれはないだろうと、さすがの私もちょっとキレかかった。
ようやくエイドに到着したが、配給されたサイドイッチはザックに入れて、早々に先を急ぐことにした。が、気分的にはちょっとモチベーションが落ちている。雨は止んできた。
前後のランナーが少なくなってきて、単独走になると不安を感じる。おまけにそろそろ登りも苦しくなってきた。
先行していた二人が『道が途絶えている』と言って戻ってきて、またロストかと思ったが、私が行ったところ、単に雑草が生い茂っているだけと思われたので、強行突破したところ、やはり正規ルートだった。
しばらく行くと車道に出たが、これがまたルートがよくわからない。
最終的には柳生を通って東海自然歩道を笠置山に向けて北上するルートだったのだが、ここももらった地図と案内のラインとはかなり違うルートだった。
さんざんウロウロさせられて、40km 少々に6時間ほどかかってしまった。
順位やタイムを競う大会ではないので、多少のトラブルはそれも楽しみのうちと割り切ってはいるが、今日はちょっと『いくら何でも』というのが正直な気持ち。
いつもの笠置の温泉はタオルサービスが無くなっていて、小さなタオルハンカチで済ませることになってしまったが、私より少し遅れて到着した人が『ルートがほとんどわからず、ほとんどずっと車道を走ってきた』と言っていた。
でもまぁ、また秋には何か参加することになるのだろうと思っている。

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