危なかった?

今日はナイター練習会。先週末は法事があって競技場の練習会に参加できなかったので、トラックを走るのは 10 日ぶりだ。
台風の影響で日中は異様な蒸し暑さだったが、午後に一時強い雨が降って、不快指数はぐっと下がった。
アップの流しをやっているあたりから体調も気分も上がってきて、今日はいい練習ができるだろうと思っていた。
メニューはインターバル 1000m x 5。ワンランク上が3人いるので、彼(と彼女)らを追いかけるつもりで行こうと思った。
1本目をスタートして、3人の少し後ろを行く。差が開かないのでいい感じと思った。
ところが1周を過ぎたあたりで体調に異変を感じた。心臓の動きがちょっとおかしい。何と表現していいのかわからないが、肉体的な負荷に対して心臓の動きが順応していない感じ。
ムリをしないようにして(と言うか、ムリができない)、1本目は 4’06″。
2本目になれば慣れてくるだろうと思ってスタートしたが、100m を越えたあたりで同じ状態に。しかもどんどんひどくなって、200m を過ぎたところで危険を感じてレーンを外れた。
ジョグなら問題無いのだが、今日はこれで終了することにした。
帰ってから心拍数のデータを確認したところ、1本目は 500m を越えたあたりから 180 以上に上がっていた。2本目は 200m の手前から一気に上がって、レーンを外れたあたりでは何と 240 ほどになっていた。
スポーツ用の心拍計は医療器具ではないので、精度に関してはほどほどというレベルだ。とんでもない値を示すこともしばしばある。
しかしこれまでの経験では、とんでもない値を示すのは一時的で、体感的にはそんなはずはないという時ばかりで、いわば誤動作というものだった。
しかし今日のデータは極めてスムーズなカーブを描いており、体感的な違和感とも完全に一致している。おそらくこの値はかなり正確だったと思われる。
なぜ突然、このような症状になったのかは今はわからない。一つ、これまでとは違うことをやったのは、練習前に bcaa のタブレットを服用したこと。
bcaa はロング走の途中や、練習会から帰ってからが服用のタイミングだったのだが、運動前の服用も効果があるというような文章を読んで、今日はそれを試してみたのだ。
ただ、私自身これまで心電図検査では常に何らかの異常を指摘されており、異常なしという評価を得たためしが無いので、心臓の動きが一般的な正常の範囲からは若干はずれているということは認識している。しかし不整脈と言われたことは無いのだが。
今日のところは自分の体感が正常に働いていたということに満足しておくことにしようと思う。