おんたけウルトラトレイル公式結果

おんたけウルトラトレイルの公式結果が公開された。タイムは 14 時間 55 分 49 秒で、出走 881 名、完走 736 名中、317 位ということだった。60 歳台の方が私の前に3名おられた。
順位に対するこだわりはまったく無いが、特別な参加資格は必要無いとは言え、全国から実力者の集まるメジャーな大会でのこの結果には満足している。結果的には天候に恵まれたと思うし、再挑戦してもこのタイムを更新することは難しいと思う。
途中の経過は、第1関門(約33km)が 5:02:37 で 447 位。第2関門(約 65km)までが 4:46:29 で区間 389 位。第3関門(約 82km)までが 2:22:58 で区間 310 位。そして残りが 2:43:44 で区間 234 位とのことだった。
体感的には序盤をセーブしたつもりは無いし、中盤はやや弱気になった局面もあって、決してペースが上がったわけではない。たまたまペースダウンする人が多かっただけのことだ。ただ、そのせいで終盤にペースアップできる余裕が残せたのだと思う。
走っていて強く感じたのは、4月に奥熊野いだ天を走ったことで身体が 100km という距離を覚えていたことだ。キャノンボールは往復で 90km ほどあるが、片道を終えた所で少し休憩するし、鯖街道は一気に走りきるが 77km ほどしかない。やはり 100km を一気に走るというのはこれらとはかなり違うということは感じた。
今回はさらにトレイルで、林道ばかりで走れるコースとは言え、アップダウンは奥熊野いだ天以上、路面は非常に悪い。これがどのくらいのダメージになるかは走ってみないとわからないというところだったが、結果的には思ったほどはダメージは大きくなかった。
最後の 10km で思い切ったペースアップができたのも、奥熊野いだ天で一度 100km を完走した経験があったからだと思う。
さて次なる目標は来月末の志賀高原エクストリームトライアングルである。この大会は距離は 63km とそれほどではないものの、累積標高が 4700m あるというハードなコース設定になっている。キツさという意味ではおんたけウルトラトレイルより厳しいと思う。走れるパートは限られるだろう。
制限時間が 20 時間で、途中関門も2カ所あり、私のレベルでは関門時間も意識しておかなければならない。
今回が第1回なので、昨年公表の UTMF ポイント対象レースには含まれていないが、コースから考えれば今年は絶対に含まれるはずだ。少なくとも2ポイントにはなるはずで、完走できればおんたけウルトラトレイルの3ポイントと合わせて申し込み基準の4ポイントをクリアできる。
この大会に申し込んだのはこのポイントを得ることが最大の目的なので、タイムよりも確実に完走することを重視しようと思っている。