御嶽山

先週末は登山教室の随行で御嶽山へ行ってきた。天候が不安定でどうなるか心配だったが、曇り時々小雨、時折晴れという程度で、無事予定のコースを歩いてきた。

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※頂上付近で大きく飛び出しているのは gps の誤動作。
京都からバスで御岳ロープウェイスキー場へ行って、ロープウェイで飯森駅に上がる。天候は曇りだが、空は厚い雲に覆われていつ降りだしても不思議ではないような天候だ。
御嶽山は信仰の山で、修行登山をする方が多い。登山路の至る所に鳥居や像があって、信仰心の無い私にはいささか異様な感じを受ける。
歩き出したのは1時半過ぎくらい。八合目には山小屋と、大きな鳥居がある。
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それにしても蒸し暑い。九州の西の方に台風が来ているので、南からの暖かい湿った空気が送り込まれているのだろう。
急登を上がって頂上稜線に出たのは4時半くらいだったと思う。このあたりまで来ると風が強くなって、体感温度は一気に下がってきた。みんなジャケットを羽織っているが、私は面倒なのでメッシュのノースリーブと薄い長袖シャツのまま。
左側には最高峰の剣が峰が見える。
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5時過ぎに二ノ池本館に到着。修行の山なので夕食のメニューは質素な精進料理で、味噌汁とご飯をおかわりしてお腹を満たした。
日曜日はご来光を拝むために4時過ぎに空身で小屋を出る。
30 分ほどで剣が峰(3063m)に到着。雲の上に八ガ岳や南アルプス、中央アルプス、そして富士山を望むことができた。
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が、いよいよご来光という時間になると急にガスがかかってきて、太陽は見えたものの背景は雲のみになってしまった。
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小屋に戻って朝食をいただいて、7時前に岐阜の濁河温泉を目指して出発する。
賽の河原は小さな地蔵などがたくさんあって、何とも言えない異様な雰囲気だ。
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摩利支天(2959m)へは荷物を置いてピストンした。
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しばらく下ってからほんの少し登って9時 10 分頃に飛騨頂上へ到着。
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濁河温泉へ向けて少し下ると、このあたりはコマクサの群生地。ちょうど見頃だった。
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石のゴロゴロする歩きにくい道を延々と下って、12 時 50 分頃にようやく濁河温泉に到着した。この道は修行者の道ではないようで、途中に地蔵などはまったく無かった。
軽い高度障害の症状が出た方や、転倒して少しケガをされた方などもあったが、幸い大事にはいたらず、無事全員下山できて、ほっとした。