八淵の滝

昨日は登山教室の随行で比良の八淵の滝へ行ってきた。
このところずっと天候が不安定で、高島へ向かう電車から眺める比良連邦は半分より上はすべてガスがかかっており、好天は期待できないコンディションだった。
当初の予定では八淵の滝を最下流から登る予定だったが、下部の鎖場が崩壊しているという情報があったため、大擂鉢までは普通の登山道を行くことにした。

より大きな地図で 八淵の滝 を表示
登山道の入り口には道がかなり荒れているので注意するようにという看板がいくつも見受けられたが、大擂鉢までは無事に到着した。
KC3Y0027.jpg
この先、貴船滝などいくつかの難所がある。水量が多いと渡渉できない可能性もあるので、ここで対岸に渡って武奈ガ岳へ向かうルートを少し行って、貴船滝の上に戻るルートも考えられたが、ここの渡渉地点の鎖も崩壊しており、胸まで水につからないと対岸へ渡ることができない。
とにかく沢沿いの道をこのまま上がって、もし貴船滝が渡れなければ戻ってくるということで上部へ向かった。
貴船滝下の渡渉地点は、一旦くさり場を下ってから鎖の張られた流れを渡って、また対岸のくさり場を登って行く。
KC3Y0028.jpg
この下りでは安全のためにロープを張って、さらに一人ずつロープで確保しながら下ってもらった。20 名ほど全員が渡り終えるのに1時間くらいかかった。
KC3Y0029.jpg
このあともいくつかのくさり場を慎重に越えて、七遍返しのところで昼食。
その後はオガサカ道から稜線に向かって、比良明神でお参りをしておいた。
KC3Y0030.jpg
北比良峠からはうっすらと武奈ガ岳を望むことができた。
KC3Y0031.jpg
ここからはダケ道を経由して大山口、イン谷口と下りて行った。イン谷口についたのはちょうど4時頃だった。ここで解散ということになった。ちょうどそのタイミングで雨が降り出してきた。
ここで何と、以前に京都岳連で一緒に遭難対策委員をやっていて、その後理事長も務められた方に偶然出会った。イベントのお手伝いなどを頼まれたので、『よろこんで』と返事しておいた。
ここから比良駅までバスがあるが、本数が少ない。しかし 30 分後くらいには次のバスがあるようだ。
歩いても 30 分くらいなので歩こうと思っていて、半分以上の方は歩き出されていた。しかし私は出会った知り合いの方と少し話をしていて、そうこうするうちに雨が強くなってきた。
雨の中を歩くのが面倒になって、次のバスを待つことにしたが、ほどなく雨が非常に強くなってきた。もはやどしゃぶりだ。あっと言う間に道の脇が川のようになってきた。
ちょうど駅に着いた時、早く歩いた人たちがすでに駅に着いていたが、みなさんずぶ濡れになられたようだ。
その後の電車の乗り継ぎはスムーズで、6時半頃には家に帰ることができた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です