イロモノ(?)シューズ

先日の京都一周トレイルはやはりかなりのダメージだった。
走っている時はまだ余裕があると感じていたが、翌日以降の身体の重さはいつものトレランの後とは明らかに違って、ジョグでもキロ6分をちょっと切るくらいがせいぜいという感じ。淀川を 86km 走った時よりもダメージが大きかった。
ただし幸いなことに心配した右足の痛みの後遺症は無かった。
先日は久しぶりに Montrail の Rockridge で走った。これは私が持っているトレランシューズの中では一番プロテクションのしっかりしたモデルで、長丁場で終盤の脚筋疲労を想定して選択したのだ。
この選択は正解で、段差の大きい下りなどではソールの厚さに助けられたと感じた。
そうは言ってもこのモデルでも片足 300g 弱。私は小柄で筋力もあまり無いので、片足 300g 以上あるようなシューズはプロテクション効果よりも重みによる負担感の方が大きくなる。
ミニマリストというようなポリシーではなく、単純に脚力が無いために軽いシューズでないと走れないだけのこと。
UTMF はこのシューズかなと思いながら走っていたのだが、その時にふと頭に浮かんだのがあの Hoka One One。
2010 年のハセツネで優勝したフランスの選手が履いていたのが印象的だったそうだが(私はまったく知らなかった)、知名度が一気に上がったきっかけは 2013 年の UTMF で優勝した原良和さんが履いていたことだろう。
イロモノと言うか、キワモノと言うか、一般的にロードはもちろんのことトレイルでも、走力の高い選手ほど軽くてソールのあまり厚くないタイプを好む。ハセツネなどはロードのレース用シューズで走る選手もいるくらいだ。
Hoka のシューズはそれとは真逆のデザインで、異様にぼってりした厚底で、まるでトレッキングシューズのようながっちりした作りで、一見とても快適に走れそうには見えない。
ところが実際に履いてみるとクッションが快適で、重さも見かけとは裏腹にかなり軽いらしい。
私も『何これ?』という印象を持ちながらも、世間の評判は少しは気になっていた。
とは言うものの、何せ高い!!。おおむね1万円台後半から2万円くらいの価格帯で、シューズに1万円以上出したことの無い私には(定価なら1万円以上のシューズを履いているが、旧モデルで安くなったものをネットで購入している)手の届くシューズではないと諦めていた。
ダメモトという気持ちでネット検索してみたら、楽天のショップで Bondi B というモデルの中古が 6,000 円で売られているのを見つけた。サイズはメンズの 25cm である。
中古というのはさほど気にならなかったが、問題はサイズだ。私は通常はメンズの 25cm は少し大きいので、だいたいレディスの 25cm を買っている。『大きめのサイズを』という注釈のあるモデルではメンズの 25cm を選んでいて、これまで 10 足くらいネットでシューズを購入しているが、サイズが合わなかったことは一度も無い。
そこでネットで Hoka の情報を調べたところ、モデルによる違いはあるにせよ、サイズの話題に触れている人はほとんどすべてが普段より大きめのサイズを選択されている。ということはメンズの 25cm でも合うかもという期待感が出てきた。
Hoka も様々なモデルがあるが、この Bondi B はロードモデルだそうである。しかしレビューを見る限りではトレイルでもそこそこ使えるという評価で、あの原選手が UTMF 2013 で履いていたのは Bondi S というモデルだったらしい。重さもトレイルモデルよりも軽めで、300g を切っているようだ。
これは買うしかないだろう。
と言うことでさっそく注文して、今日届いたのがこれ。
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さすがにソールは汚れが残っているが摩耗はわずかで、それ以外はほとんど使用感が無い。アウトソールの横側はほとんど新品に近い感じで、いくら洗っているにしても本格的な山道などはまったく走っていないと思われる。印刷されている『ZERO GRAVITY』という文字もきれいに残っている。
インソールもまったく使用感が無いし、箱もきれい。重さは実測で片足 285g。
ひょっとしたらショップが試し履き用に置いていたものを中古処分したのだろうか。
不安だったサイズも期待通りでジャストフィット!!。これはチョ−お買い得品だった。
さっそく履いて部屋の中を少し歩いてみたが、これだけでは特別な印象は無かった。『足を入れた瞬間、これまでのシューズとの違いを感じた』という感想をいくつか読んだが、そういう感じは無い。ただしソールが厚いので地面との距離の長さは感じる。
早く外で走ってみたいのだが、残念ながら今日は雨。いくら中古でも雨の日に試し履きは避けたい。
明日は登山教室の随行なので、外を走れるのは日曜日になりそうだ。
非常に楽しみである。

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