武奈ヶ岳

日曜日は武奈ヶ岳。天気予報から考えると山ではほぼ終日雨という感じで、家を出る時も本降りだった。
しかし集合場所の坊村へ着いた時は雨はやんでいて、その後も時折小雨がぱらつく程度で、雨具は着用せずに歩き出した。

このコースは何十年も前に歩いたことがあるが、南西稜が気持ち良かったこと以外はまったく記憶が無い。
明王院から登山道に入る。
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なかなかの急登が続くが、みなさん快調に足が進む。参加者の方でも前日と連チャンの方が何人かおられる。
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樹林帯を黙々と登って、2時間半ほどで御殿山に到着。しかし残念ながら展望は無し。
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先が長いので昼食はこの先のワサビ峠でとった。
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樹林帯を抜けて南西稜にさしかかる。武奈のピークはガスがかかって見えない。
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午前中の登りがこたえたのか、このあたりから遅れる方がチラホラと出てきた。
武奈ヶ岳(1214m)に到着したのは1時半に近かった。
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天気が良ければここは人が多いのだが、今日は我々だけ。
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小雨がぱらついていて、風が強いが、下山路に入るとすぐに風の当たらないルートになるので、私は上着は着ずに下山に向かう。
ここから八雲ガ原へは7月に縦走した時に通った。あの時に崩れていた箇所はそのままだったが、今回はあの時よりは安全なラインで通過した。
イブルキのコバに無事到着。
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スキー場跡を通って八雲ガ原へ。
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かつてはこのあたりにはロッジがあり、下からはゴンドラとリフトで上がることができたが、そういう施設はすべて撤去されている。ただ、それ以前のような自然に戻るのはなかなか難しそうだ。
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少し登り返して北比良峠へ。
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ここからはダケ道を下るが、そろそろ脚力が売り切れになった方がチラホラと現れる。イン谷からの数少ないバスの時刻に間に合うかどうかギリギリだ。
大山口には4時35分に到着した。
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バスは4時40分なので、もう間に合わない。後は緩い下りの道を淡々と1時間ほど歩いて、比良駅にたどり着いた。
100%雨を覚悟していたのだが、結果的には時折小雨がぱらついた程度で、雨具は一度も着ることなく終了した。
日曜日の講座は一応初心者向けということになっているのだが、この日はなかなかのロングコースだった。gps では歩行距離は 15km くらいで、標高 1214m の武奈ヶ岳に登ったことを考えると、いささかハードな一日だったかも知れない。
ただ、前日との連チャンの方も含めてほとんどの方々は、疲労感はあるもののまだ大丈夫という感じで、なかなかのものだと感じた。