八幡山

昨日は登山教室の随行で近江八幡の八幡山へ行ってきた。

この講座は前任者が辞められたために今月から私が担当することになったもの。体調はかなり悪くて、最悪のためにピンチヒッターを用意しておいていただいたが、何とかそれだけは避けることができた。
腰痛はかなり良くなっていて、日常生活にはもうほとんど差し支えが無い。先週末の時点では、今日の随行はほとんど問題無いだろうと思っていた。
ところがこの何日か、時折左足がひどくだるくなることがあった。痛みではなく、痺れでもない。しかしいつの間にか消えているので、さほど心配はしていなかった。
今朝も起きた後にその症状が出た。でもそのうちに治まるだろうと考えていた。
しかし駅に向かって歩く途中、次第に症状が強くなってきた。だるさが強くなって、ゆっくりしか歩けない。
平日の通勤時間帯なので電車は座れず、京都駅から乗った東海道線でようやく腰を下ろすことができた。
座っている間は何ともなかったが、近江八幡駅で降りるとまた再発してきた。
まずはバスで日牟禮八幡宮へ。
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みなさんがお参りをされる間は腰を下ろしておく。座っていると楽だ。
八幡山にはロープウェイがかかっているが、当然登山道を上る。できるだけ左足に負担をかけないようにして、段差は右足で上がるようにする。ただ、左足の不調は、力を入れると症状がひどくなるというものではない。単に左足の動作がしっかりしないためだ。
30分ほど耐えて展望台に到着。しばらく休憩ということでこれ幸いとベンチに腰掛ける。
ここからは東の鈴鹿方面が望める。
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さらに瑞龍寺へ。
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ここからはびわ湖越しに西の比叡山、そして比良山系が望める。
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ここでもしばらくベンチに腰掛けられて助かった。
ここからは城跡めぐり。随所に石垣が残っているが、そういうものを眺めている余裕が無い。
三角点(271m)を経由して、北に延びる稜線を辿る。下界にほど近いほんの里山という程度の山なのだが、以外と山らしい雰囲気が味わえる。こちらの方は歩く人も少ないようだ。至る所に蜘蛛の巣が張っている。
ちょうど 12 時に 254m のジャンクションピークに到着して、ここで昼食。やれやれ。ここからは瑞龍寺が望める。
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昼食で休んでいるうちに回復してくれないかと期待したが、残念ながらそういうわけにはいかなかった。
昼食後はさらに北の 278m のピークまで足を延ばす。わずかだが急登があって、疲れた人がいてゆっくりなので助かった。
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下山は少し戻ってヴォーリズ記念病院へ下りる。15 分程度で林道に出た。
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車道に出たら足のだるさはかなりましになった。
八幡堀を歩いて、朝のスタート地点に戻った。
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まだ午後2時だったが、今回はこの講座の初回なので、後は自由行動で解散ということになった。何とか最後まで歩けてほっとした。
これ幸いと早々に帰路に向かって、牧野駅前のスーパーで少し買い物をして帰ったが、スーパーから家までの 1km 少々が果てしなく遠かった。
金曜日も随行の予定があって、今度はもっとまともなコースだ。今回の随行で調子を上げようと思っていたが、それどころではないという風向きになってきた。
それにしても先月半ばからの不調の連鎖は一体いつになれば治まるだろうか。これだけ体調不良が続いたことは過去には記憶がない。

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