大和三山

この連休は久しぶりに乗鞍あたりにでも遠出してみようかと思ったりしていたのだけれど、残念ながら不安定な天候のためにあきらめて、ここならこの天気でもそこそこ楽しめるだろうと思って、奈良の大和三山へ行くことにした。

スタートは畝傍御陵前を午前9時とゆっくりめだった。
駅前の道を真っ直ぐ西に向かう。
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一旦、神武天皇陵へ。
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畝傍山への登り口がよくわからなくて、道標の無い踏み跡を適当に南に向かった。
あまり人が通らない登山道のようだが、こういう場所は市街地のすぐそばだけれど自然林が残されているので気持ちいい。
山頂(198.5m)には人がいたけれど、静かで清らかな感じ。
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金剛山の上部は雲がかかっている。
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せっかくなので橿原神宮へ。
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お次はしばらく車道を走って、甘樫丘へ。
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展望台からの畝傍山は意外と遠くに見える。後ろは二上山。
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稜線(?)を縦断して南側に下りて、またしばらく車道を走って石舞台古墳へ。
入場料 250 円を払って入ってきた。
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休憩所のベンチに腰掛けていなりずし休憩。
県道を北上して岡寺へ寄ったけれど、ここは入り口まで。
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さらに北上して、つい先日、花の講座の下見に来た八釣地区を再度探索。しかし新発見は無かった。
次なる目標は天香具山だが、地図を見誤っていて変な所をウロウロしてしまった。
地元の人に道を尋ねて、ようやく山の麓に近づいてきた。
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道標の無い道を適当に行ったら、公園のような場所に山頂への道標が立っているのに出会った。
天香具山の山頂(152m)も静かだった。山頂の國常立(くにとこたち)神社。
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麓には天香具山神社。
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さらに天岩戸神社。
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また車道を走って耳成山を目指すが、雨が降り出してきた。車道も歩道の無い狭くて交通量の多い道で、一気に気分が憂鬱になってきた。
次第に本降りになってきたので、道路脇の畑のあぜ道に入って、雨具を上下とも羽織った。
藤原宮跡はただの広場という感じ。
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この車道を走り続けるのはたまらないと思って、畑のあぜ道を適当に北上することにした。
耳成山までは JR と近鉄を越えなければならず、交通量の多い道も渡らなければならないので、右に行ったり左に行ったりを繰り返すことになった。
ようやく耳成山がすぐそばに近づいてきた。雨も止んできた。
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耳成山の山頂(139.3m)は三角点はあったものの、残念ながら眺望はまったく無かった。
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静かな山を後にして、耳成山を振り返りながら大和八木駅に向かった。
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午後2時 35 分に大和八木駅に到着。
終わってみればなかなか楽しい行程だった。
何よりも良かったのは、思いのほか人が少なかったこと。
季節と天候のせいもあったと思うけれど、休日にこれほどの観光スポットめぐりがこんなに静かにできるとは思ってもみなかった。
このところたて続けに奈良に来ている。
京都人としてはちょっと悔しい気持ちがあるけれど、日本の歴史や文化の源はやはり奈良(大和)だと思う。
たまにはこういうのもいいものだと感じた。
歴史の勉強をして、予備知識をしっかり持って再訪したいと思う。

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