談山神社

キャノンボールのあと、寝込むほどではないけれど、少し体調を崩した。あの寒い夜にジャケットを着ずにいたのが災いしたのかも知れない。
せっかくの好天の前の日曜日も家で過ごして、まだすっきりとは回復していない。
このところ随行の仕事が入っていないのが幸いだったが、昨日は花の講座の下見で奈良の桜井市へ行ってきた。
明日香村にも近いエリアで、せっかくなので談山神社に行ってみた。こんな機会でも無ければ来ないだろうと思った。
1月に御破裂山へ行ったとき、談山神社へ下りようと思ったら通過だけでも参拝料がいるという表示があったので、その時は中には入らなかった。
私にしてはめずらしく、入山料 600 円を払って中に入る。
まずは正面の石段を上がって本殿へ。正面は桜門。
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靴を脱いで拝殿に入る。
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本で何度か見た「多武峯縁起絵巻」。展示されているのは室町時代のオリジナルを、江戸時代の絵師が模写したもの。有名な、蘇我入鹿の首が飛んでいるシーン。
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十三重塔。16 世紀に再建されたものだが、木造の重塔としてはかなり古いもの。
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権殿を回り込んで岩くらと龍神社。パワースポットだそうです。
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この横から山道に入る。今日は御破裂山へは行かずに談山(かたらいやま。566m)へ。意外と標高がある。
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元に戻って、権殿を石段下から拝む。
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お次は神廊拝所。
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中に入ると藤原鎌足像。
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本殿の下をまわりこんで、縁結びの東殿。
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さらにこの横から山の中に入って三天稲荷神社へ。
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1時間足らずの神社散策だったけれど、なかなか楽しかった。
ここは元々はお寺で、藤原鎌足の長男で僧の定恵が鎌足の墓を摂津安威からここに移して建立したということになっている。
阿武山古墳は藤原鎌足の墓の可能性が極めて高いということになっているが、移したのであればなぜ阿武山古墳に遺体が残っているのかというのはちょっと不思議。

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