雲母坂

水曜日(4/12)は京都一周トレイルの講座で比叡山の雲母坂(きららざか)を歩いてきた。
雲母坂の登りはなかなか厳しい。前半部は一周トレイルのコースではないのだけれど、スケジュールの都合で前回の場所に合流する地点まで修学院から歩かなければならない。
個人的には修学院から雲母坂は歩いたことがあるはずだけれど、もはや記憶にはまったく無い。
そういう意味では新鮮な気持ちでこの日を迎えることができた。

叡電の修学院駅に集合して、まずは鷺森神社へ。
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蔓殊院のあたりはミツバツツジがきれいだった。
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いよいよ雲母坂へ。
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山道に入る。
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山城跡もあります(きらら坂城趾)。比叡山の界隈はずいぶんたくさんあるらしい。
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ようやく一周トレイルコースに合流。ちょうど 12 時。修学院を出発して2時間だった。
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定番の展望台へ。ただし眺めはいまひとつ。
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展望台から少し登った所で昼食となった。ここには浄刹結界跡がある。
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延暦寺の修行僧が、修行中はここより下界には下りてはいけないという境界だそうだ。比叡山の登山道のすべてに設置されているとか。
もう少し上にも展望台。浄刹結界跡もここの展望台も、これまではわき目も触れずに通り過ぎていたのでまったく知らなかった。
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千種忠顕卿戦死之地に寄り道。ここは以前にも来たことがある。亡くなったのは南北朝時代のことなので、ずいぶん後世になってから建てられたもの。
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今日のゴールはケーブルの比叡駅。2時前に到着した。
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ここで解散。みなさんはケーブルで下山されたが、私は登山道で八瀬まで下りるつもり。
若い頃(子供の頃?)に何度か来た人工スキー場の跡。
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登山地図には書かれていないけれど、このあたりから下へ向かう道があると聞いたので探してみたが、それらしい道が見あたらない。
適当にヤブを下ってみたが、このまま下りて下でヤブが濃くなったら面倒と思って、結局一般路に戻った。
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林道へショートカットできる道があったのでそこに入って、無事林道に合流。
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ここからは登山地図に記載されているルートだが、あまり歩かれていない感じ。
ちょっとした峠にはお地蔵さん。
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そしてありました。浄刹結界跡。
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ケーブル八瀬駅には午後3時 20 分に到着した。
この講座は早い時間で終わってその後に個人的に楽しめるのがうれしい。ただ、調子に乗ってやり過ぎないようにしなければならないけれど。

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