競技場練習会ビルドアップ

今日は久しぶりに練習会でトラックを走った。
この週末は今月唯一のフリーだったのだけれど、またもやの悪天。まさかこの天気で山でテント泊というわけにはいかない。
朝、出かける時はまだ雨は降っていなかったけれど、おそらくそのうちに降り出すだろうと思って、帽子とレインジャケットを用意して出た。
アップしているうちに小雨が降り出してきたので帽子をかぶって本練習のスタート。
予定のメニューは 12000m から 16000m のペース走もしくはビルドアップで、私は 12000m 行くつもり。
5000m くらいまではキロ5分半くらいのペース。それでも今となってはさほど余裕がある感じではない。
しかし徐々にリズムが出てきて、5000m からは徐々にペースアップして、9000m あたりからはキロ5分を切るペースになった。
雨が徐々に強くなってきて(と言ってもそれほど強い雨ではなかったけれど)、それに伴ってアドレナリンが出てきた。
おまけに他に走っていたグループがだんだん減ってきて、トラックが空いてきた。
10000m からはさらにギアチェンジして、最後の 1000m は4分 35 秒で終えた。
キロ4分台で走ったのはかなり久しぶり。こういう練習を毎週やればまだ 10km を 50 分を切って走れるかもと思うけれど、練習会と個人的な山行き、そして随行の仕事をうまくこなすのはなかなか難しい。
このところ山での行動力の低下をはっきりと感じるようになっているのだけれど、それが練習会や一人で走る時の量と質が落ちていることに起因していることははっきりしている。
その原因はレースに参加しなくなったから。本当に気持ちの強い人は自分の意志で限界まで追い込めるのだろうけれど、私にはそれはできない。
体力の維持のためにもたまには大会に参加した方がいいのだけれど、出たいという気持ちが湧いてくる大会が近くではなかなか見あたらないし、今さら遠方に出かける気にもならない。今年は台風の当たり年なのか、いくつかの大会が台風のせいで中止になったりしている。
昨年の UTMF が中途半端な終わり方になってしまったのもかなり影響していると思う。
実は今晩からキャノンボールなのだけれど、幸い今回はエントリーしなかった。悪天率の極めて高いキャノンボール大会だけれど、それにしても史上最悪ではないかと思う。それでも決行するようだ。
軽い気持ちでエントリーするには最近はあまりにも大会参加費が高くなってしまった(キャノンボールを除いて)。