白滝山

日曜日(10/28)は随行で比良の白滝山へ行ってきた。
私にとっては初めての山。当初、講師の先生は西側の坊村からのルートを予定されていたのだが、先月の台風の被害でルートが随分荒れているということで、打見山からの往復になった。

びわ湖バレイロープウェイで上がって、スタート地点は山頂駅。ここの標高がほぼ 1108m で、目的の白滝山の標高が 1022m。目的地の方が標高が低いという変わった行程だった。
DSC_0004.jpg
天気が良いので武奈ガ岳がはっきり見える。
DSC_0005.jpg
まずはスキー場のゲレンデをどんどん下る。
DSC_0006.jpg
標高差で 200m ほど下ってゲレンデの下に着いて、そこからは白滝谷を下る。ロープウェイ山頂駅のそばにはこの道は橋が壊れているのでお勧めしないという案内が出ていた。
いやらしい飛び石で沢を渡って(ポールを借りて何とかしのいだ)、倒木を越えて行く。
DSC_0010.jpg
夫婦滝の手前で左の沢に入って白滝山への稜線を目指す。
ここも滑りやすい斜面のトラバースなど、ルートがわりと荒れていたけれど、10 分ほどでオトワ池に出た。幻想的な雰囲気の池。
DSC_0013.jpg
稜線を北東に辿って白滝山に向かう。紅葉が美しい。
DSC_0014.jpg
11時35分、白滝山(1022m)に到着して昼食にした。
DSC_0015.jpg
昼食後はまずはオトワ池に戻って、さらに南へ向かって池めぐり。いくつかの池は「池」というよりは水たまり程度。
複雑な地形で薄い踏み跡を辿って、このあたりで一番大きい長池に到着した。
DSC_0020.jpg
このあと長池をぐるっと回った。途中、送電線の鉄塔のある展望場所で北山の展望を楽しんだ。真ん中の一番高い山が峰床山。
DSC_0021.jpg
来た道を戻って、夫婦滝に立ち寄る。
DSC_0024.jpg
往路で飛び石伝いに渡った所は別の場所から渡った。左の方の浅瀬のあたりが往路で渡った箇所。
DSC_0025.jpg
最後にゲレンデを登り返す。
DSC_0026.jpg
振り返ると真ん中に白滝山。
DSC_0028.jpg
3時過ぎに山頂駅で解散となった。せっかくなので山頂テラスへ寄っておく。
DSC_0030.jpg
今年、北側にも新しいテラスができたそうだけれど、あまりの人混みに立ち寄る気にならず、長蛇のロープウェイ待ち行列の横を通って、キタダカ道を歩いて下りる。
キタダカ道は歩いたことが無い(はず)。登山道の入り口を知らなかったのだけれど、リフト乗り場のそばということは聞いていたのでそのあたりを見渡したところ、標識が出ていた。
DSC_0031.jpg
台風の影響で道が荒れているという話を聞いていたのでちょっと心配だった。ちょうど入り口にロープが張ってあったので、やはり通行禁止かと思ったところ、よく読んだら登山道なので軽装では入らないようにという注意書きだった。ちょうど3時半に下山開始。
道はまったく問題無く、快調に下りる。クロトノハゲまで15分。何カ所かあった倒木もきれいに切られて整備されていた。
DSC_0035.jpg
天狗杉。案内版が出ていたので立ち止まったけれど、これが無ければ通り過ぎていただろう。
DSC_0038.jpg
だいぶ下りて道が広くなってから gps で確認したところ、もっと手前に分岐があって、少し遠回りの方に入ってしまっていた。分岐らしきものにはまったく気がつかなかった。それほどの大回りではないのでそのまま下った。
キタダカ道の入り口は4時33分だった。ここには通行困難の案内版があったけれど、実際はまったく問題無し。
DSC_0039.jpg
湖西道路をトンネルでくぐって、ほどなく住宅街に入った。びわ湖が目の前に近づいてきた。
DSC_0041.jpg
だいぶ駅に近くなってきたので電車の時刻を確認したところ、次の列車まであと10分足らず。走れば間に合うかもと思って少し小走りで進んだけれど、ちょっとムリではないかと思って次の電車を調べたところ、次の列車の15分後くらいに来るようだった。
それならもうそれでいいかと思って歩いて行ったら、駅はもうすぐそこだった。これなら間に合うかもと思ってまたもや走って、改札前でザックから財布を取り出していたらホームの案内が聞こえてきた。
頭の上に列車が入ってくるのを聞きながら階段を必死で駆け上って、ドアが開いている列車に飛び乗った。びわ湖バレイから1時間25分だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です