釈迦ヶ岳、仏生岳

大峰の釈迦ヶ岳へは今年の4月に行った

この時は仏生岳まで足を延ばすつもりだったのだが、思いがけない残雪と厳しい斜面に阻まれて、逆の南の方に少し歩いてから戻って来た。

それが心残りだったので、快晴間違い無しの日曜日(11/10)に再度このコースに出かけてみることにした。

途中でカップ麺とおにぎり、コーヒーの朝食をとって、3時間以上かかって太尾登山口にやってきた。すでに正規の駐車場は満車で、手前の路肩のスペースに停めた。

準備を整えて8時前に出発した。

ここまで来る途中にも何カ所かクマの情報の看板が立っていた。でも今日は大丈夫。

「熊撃退スプレー カウンターアソールト・ストロンガー」。比良でクマに出会ったあと、ついに購入した。

本当に冷静に使えるかどうかはその場になってみないとわからないけれど、持っているというだけで安心感はずいぶんと違う。一度試してみたいという気持ちも少なからずあります。

急登を上がって稜線に出ると、大峰おなじみの光景が現れた。正面奥に釈迦ヶ岳。登山口の標高がすでに1300mほどあるので、登りは500m足らずくらいしかない。

ちょっとした出っぱりの古田の森。

まさに稜線漫歩そのもの。快適です。

かくし水は今日は流れていました。近くにテントが数張り。ここにテントを張ったら快適だろうなとは思うが、私は性格的にこういう場所でのんびり時間を過ごすということができない。

9時21分、出発して1時間25分ほどで釈迦ヶ岳山頂(1799.9m)に到着した。

山頂には10人くらいの登山者がいた。右のなだらかな山頂が仏生岳。真ん中奥が八経ヶ岳。

写真を撮ったら早々に仏生岳に向かう。いきなり古いロープの垂れた急な下り。前回敗退した箇所。滑りやすい急斜面をゆっくり下る。

前回は早々と敗退しておいて本当に良かったと思った。こんな場所にあんな装備(トレランシューズにチェーンスパイク)で突っ込んだら事故間違い無しである。

ヤセ尾根のなかなか厳しい道が続く。左側の高度感はかなりのもので、馬の背と書いてあったけれど須磨アルプスのそれとは比べものにならない。

大岩を鎖で強引に上がって空鉢岳(読み方不明)。後ろは釈迦ヶ岳。

なかなか荒々しい山容です。急斜面の細いトラバース道でちょっと緊張する。

水場は涸れていた。稜線直下なのでこんな場所に水場があるのが不思議だ。

このあたりに来ると道は穏やかになってきた。こんな道が続いてくれることを祈りながら足を進めた。それにしても釈迦ヶ岳から先は歩く人がかなり少ない感じ。おかげで静かで非常に気分がいい。

どうも奥駆道は孔雀岳のピークをトラバースしているもよう。一瞬、戻ってピークを経由していこうかと思ったけれど、どうせ同じ道を戻ってくるので帰りに立ち寄ることにしよう。

仏生岳もピークを経由していないようで、古い道標に従って山頂を目指す。

踏み跡があったのはこの少し上までで、そこから先はヤブを適当に上を目指して登った。

10時56分、仏生岳(1805.2m)に到着した。釈迦ヶ岳より少し高い。展望は無し。

ここで今日初めて腰を下ろしておにぎり休憩にした。

下りも適当で、行きに出会った道標より少し先で奥駆道に下りてきた。

そして帰りは孔雀岳を目指す。道はまったく無いので適当に進む。

仏生岳から30分ほどで孔雀岳(1779m)に到着した。

山頂からの下りは踏み跡があった。奥駆道に合流した場所には標識が立っていた。何とこんなはっきりした標識を見落としていた。

さて、いよいよ最後のいやらしい箇所の登りに近づいてきた。

このあたりの残置ロープは古くて細くて頼りない。鎖はしっかりしているのだけれど。

12時37分、釈迦ヶ岳に戻ってきた。やれやれ、これで一安心。

山頂は人だらけなので早々に退散する。

せっかくの好天なのであまりあせって下ってしまうのももったいないので、古田の森でどら焼き休憩を取った。

午後2時ちょっと過ぎ、無事駐車場に戻ってきた。

さすがに好天の日曜日ということで登山者は多かった。しかし釈迦ヶ岳から仏生岳の間では出会ったのは単独行男性二人だけ。おかげで気持ちのいい山行を楽しむことができた。

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