京北トレイル

先日、登山講座の講師をされている方から最近出版された本をいただいた。

京都一周トレイルのガイドブックはもう10年以上前に出版されたものを所有しているけれど、その後、深草ルートや京北ルートが追加された。この本はそれらも解説されている。

深草ルートはすでに講座で何度も歩いているのでいいとして、京北ルートがどんな道なのか一度歩いてみたいと思っていた。

ちょうどガイドブックをいただいたので、それを参考にしてコース設定をしてみた。

支線ルートや分岐ルートもあるけれど、それらにこだわらずにメインの部分を周回すると概ね 37km くらい。距離はそこそこあるものの車道部分が多く、アップダウンもそれほどではないので、伏見稲荷から鞍馬までよりはずっと楽だろうと思った。

とは言ってもこのところ体力低下が著しいので、多少の不安はある。

バス便はあるけれど、始発で出てもスタートが8時を過ぎるし、1時間に1本しか無いので、車で行くことにした。

ルートの起点は南端の細野なので、できれば細野から出発したいけれど、適当な駐車場所のメドが立たなかったので、北端の常照皇寺(じょうしょうこうじ)の駐車場に置いて周回することにした。

昨日(1/26)、まだ暗い中を走って6時45分くらいに常照皇寺に到着した。まだ少し薄暗かった。(これは帰りに撮ったもの)

準備を整えて6時55分に出発した。まずは車道を井戸峠に向かう。

少し行くと車道から分かれてトレイルに入る。あまり歩かれていない感じ。

出発してから25分くらいで井戸峠(標高430mくらい)に到着した。

このあとすぐにまたトレイルに入って、しばらくして車道に合流。その後はずっと車道を走って、熊野神社。今日は先が長いので参拝はせず。

R162を渡って、上中の集落を走る。

上中城跡。平安時代の城跡らしい。

しばらく弓削川沿いを走って、矢谷上橋でルートが川沿いと周回に分岐する。私は橋を渡って周回ルートへ行く。

途中から未舗装路になって、合併記念の森へ入る。「合併記念の森」は平成17年に京都市と旧京北町が合併した時に京都市が引き継いだ土地。

散策マップの看板などが設置されていたけれど、トレイルコースを行く限りではそれほどきっちりと整備されているようには見えなかった。

合併記念の森を出たら弓削川コースと合流して、熊田川沿いをゆっくり走る。

この後少し車道を行って、黒尾山に向かっての山道に入る。今日、初めての山道らしい山道。しかしやはり歩いている人は少ない感じ。ここで大福休憩にした。

今日の周回コースでは黒尾山の山頂は通っていないけれど、山頂らしい山頂はここくらいしか無いので山頂に向かう。なかなかの急登。

9時半、黒尾山の山頂(509.3m)に到着した。三等三角点がある。

山頂からはほんの少し展望がある。愛宕山方面らしいけれどよくわからず。

下山路の下谷林道も荒れている。

車道に出て、しばらく桂川沿いを走る。

枝垂桜の吊り橋を渡って、高瀬の道に向かう。起点の細野がようやく近づいてきた感じがする。

また山道になるが、ここもあまり歩かれていない感じ。ヤブが繁ってちょっとわかりにくい。

しばらく登ると林道に出て、今日初めて展望らしい展望が得られる場所があった。足元は周山。山々はまったくわからず。

この少し先でヘアピンカーブで細野に向かう。最初はどこが道なのかよくわからなかった。

下山路は一部迂回路になっていて、降り立った林道も荒れていた。黒尾山と高瀬の道の連チャンは予想以上にしんどかった。

少し車道を走って、11時1分、出発してから4時間少々で南端の細野に到着した。多分半分は過ぎていると思う。春日神社の境内でおにぎり休憩にした。

さて、後半戦はまずは滝又の滝に向かう。

少し進むと「滝又の石佛」という石門があって、その先には真新しい石仏がたくさん並んでいる。

何度か沢を渡って、滝又の滝に到着した。

右岸の巻道で上に上がるが、階段はあるもののなかなかの急登。あまり下りたくない。

その後、林道で余野に出て、少し北に向かう。ここは2年前に反対向きに走ったのを覚えている。

そして伏見坂への道に入る。

峠の手前の標識がよくわからなくて少し間違った。直進すべきところを右カーブの林道を進んでしまった。

伏見坂は初めてと思っていたが、帰ってからgpsのトラックを見ていたら、実は先ほどの2年前に余野を走った時に、反対側から峠を越えていたことに気がついた。

大森に下りて、西ノ川右岸の車道を茶呑峠に向かう。しばらく進んだら車止め。

次第に傾斜が急になってきて、さらに道がトレイルになってきた。そして前方に一人のハイカー。今日出会った最初で最後のハイカーだった。

さらに上りが急になって、12時49分に茶呑峠に到着した。

ここも2年ぶり。峠の地蔵菩薩。モロに逆光。

古い標石の「右山国ゆげ」に進む。

この後しばらく標高がほとんど変わらない状態で山肌をトラバースしていく。今日のコースで初めて、歩いていて気持ちのいい道が出てきた。

15分ほど進んで鳴野堂(なるのどう)の二石仏。江戸中期のもの。その頃は大森からのこの道は小浜街道として賑わっていた。ここの前で腰を下ろして大福休憩にした。

ここから一気に下って、上桂川そばの車道を進む。

今朝、車で走った車道をしばらく進んで、そのまま川沿いに光厳古道に入る。北朝初代天皇の光厳法皇が通われた道だそうだが、川べりギリギリの踏み跡も不明瞭な部分もあって、歩きにくかった。

川べりから少し離れて東に向かうと「光厳法皇安らぎの腰掛石」。

車道に出て常照皇寺の参道を上がって、午後2時半、駐車場に戻ってきた。

もう来ることは無いかも知れないので常照皇寺の参道を上がってみたが、あまりにも誰もいなくて、受付の人に出会ってから引き返すのはきまりが悪いと思って、中には入らずに戻ってきた。

正直言って、あまり楽しい道ではなかった。車道部分が多いし、トレイル部分もあまり歩かれていない。途中にいくつか集落はあるけれど、コンビニのような店は全く無く、せいぜい自動販売機が何箇所かあるだけ。

私は周回したので元に戻ってこられたけれど、途中で区切るとすると交通の便が非常に悪い。

一度行っておけばもう十分という感じでした。

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