礼文滝から桃岩展望台コース

今日(7/23)は昨日の8時間コースからつなげて礼文島の南端まで歩く。

今日も早く目覚めてしまったので6時ちょうどにキャンプ場を出発した。連休のせいかテントが増えて、私が着いた日は木のテラスしか張られていなかったが、いつの間にやら芝生エリアにもたくさん張られていた。

昨日、林道に合流した場所まで戻って、さらに林道を南へ進む。昨日は1台車に出会った。

1時間少々で礼文滝への分岐に到着した。そばに軽自動車が1台停まっていた。

しばらくなだらかな斜面を下ると次第に急になって、沢沿いに出た。ここからは何度も沢を渡る。

張られたロープに助けられながら沢筋を下ると、滝の落口に近づいてきた。

右岸の急斜面を下って海辺に下りたった。

振り返ると礼文滝。わざわざ来るほどの値打ちがあるのかどうかはちょっと微妙。来たからこそ言える言葉ではあるのだけれど。

1時間半ほどで礼文滝を往復して、林道をさらに進む。原生林の原状回復のための植樹がなされている。

礼文滝への分岐から 20 分ほどでレブンウスユキソウ群生地に着いた。

写真ではもっと大きい花かと思っていたけれど、以外と小さな花でした。直径 2cm くらいかな。

はっきりと書かれていなければ気づかずに通り過ぎてしまいそう。

時間があるのでこのそばで腰を下ろしておにぎり休憩にした。

このあともしばらく未舗装の林道を下り気味に進むが、軽装で上がってくる観光客風情の人たちと次々とすれ違った。

20分ほど下ると車道に出て、その先に大きな駐車場があった。観光バスが停まっていて、このバスの観光客が上がってきたのではないかと思った。

私はこの駐車場の手前の標識で展望台の方に向かったのだが、どうも駐車場の向こうにハイキング道があるもよう。歩いている人がたくさんいる。

車道を数分登るとハイキング道に合流して、桃岩の展望台に上がった。

桃岩ってこれのこと?

ここは観光客がいっぱいで、この先の桃岩展望台コースもハイカーにたくさん出会った。こんなところでマスクをつけるはめになるとは・・・。

桃岩展望台から 50 分ほどで元地(もとち)灯台まで来た。ここのそばにあった数台のベンチはハイカーで満席になっていた。

今日のハイクも最終盤になってきた。

ウツボグサ?

チシマフウロでしょうか?

いよいよバス停のそばまで下りてきたが、「北のカナリアパーク」へ寄っておく。

11時15分、北のカナリアパークに到着した。ここも観光スポットのようで、店は観光客で混雑していた。

「北のカナリアたち」という映画の舞台になった校舎。私は映画は見ないのでまったく知りません。

ちょうど数少ないバスまで 30 分くらいだったので、校舎の影で小休止してからそばのバス停に行った。しかしこのバス停、時刻表が無い。どういうこと?

一人で待っていたらたまたま通りかかったこのあたりの店の店員さんと思われる女性が、ここはバスは通らないと教えてくれた。バス通りはここから数分下ったところに移っているとのこと。

それならそうとバス停に書いておいてほしい。もしくは撤去しておいてほしい。そんなに大そうなものでもないのだから。何という不親切。この女性に出会わなかったら気がつかないところだった。

バスの時刻の数分前にバス停に着いた。何人かがすでにバスを待っていた。

バスは 10 分ほどでフェリーターミナルに到着した。

温泉へ行って、休憩エリアでビールを飲んで、バスの時間を見計ってセイコーマートに向けて歩いた。

セイコーマートで夕食と翌日の食料を買い出しして、店の前でバスを待とうとしたところ、どうも同じような感じの一人の女性がおられた。

一声かけたところ、やはりキャンプ場にテントを張っておられて、今日はほぼ私と同じ行程で、ここまで歩いてきてあとはバスで戻るつもりとのこと。

予定通りのバスでキャンプ場のそばまで戻ったが、よくこんな道を大きな荷物で歩いたなと我ながら感心した。もう二度とできない(やらない)と思う。

明日は礼文島最終日。午前中に礼文岳を登って、午後のフェリーで稚内に戻るつもりだ。

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