昨日(7/23)は陸上クラブ最大のイベントの Mid Summer Games だったけれど、トラックでのスピードレースはあまり好きではないので、近年は参加していない。
しかし連日の酷暑で近場を走る気にはならないし、応援だけというのもおもしろくないので、以前からちょっと気になっていた山へ出かけることにした。
このあたりの低山では山でも涼しくはないだろうけれど、下界よりはちょっとはマシだろう。
JR の保津峡駅を出発したのは8時 45 分。今日のコースは距離はそれほどではないので、朝は遅めだった。
幸い、天候は曇りで、暑さはそれほど厳しくない。けれども首にネッククーラー、さらにうなじのあたりを冷やすアタッチメントを付けた帽子をかぶった。
橋を渡ってすぐに取り付く山道に入ろうと思ったのだけれど、登山口がよくわからなくて少しウロウロして、ようやく道標の無い道を発見した。
いきなりの急登だったけれど、10 分ほどでなだらかな稜線歩きになった。
そばの木にリスがいたけれど、写真にはうまく写らず。
出発して 45 分ほどで荒神峠(こうしんとうげ、庚申峠)。
落合から水尾の方向もかすかな踏み跡が残っているけれど、まともに歩けるのだろうか。昔はここに茶屋があったそうだ。
登りがまた少し急になって、年配のご夫婦と思われるパーティが休憩されていた。奥さんからスイカを一切れいただいた。まだ半分凍っていて、食べきるのに時間がかかった。ごちそうさまでした。
峠から 25 分ほどで表参道に合流した。
表参道に入ったら登山者がたくさんいるのではないかと思っていたけれど、それほどでもなかった。朝の保津峡駅でも降りたのは私一人で、日曜日だというのにずいぶん登山者が少ない。暑さのせいだろうか。
ここからほんの数分で水尾の分かれ。
参道には電球がぶら下がっている。31 日夜に千日詣が行われるらしい。
あたりはガスっていて、わりと涼しくて助かる。
黒門。小雨がぱらついてきた。
出発して1時間半ちょっとで愛宕神社の下に到着した。雨は止んでいる。
今日は神社には上がらずに先を急ぐ。
市内は曇ってまったく見えず。
松尾峠方面への分岐。ここから先は初めて歩く道だ。
最初のうちははっきりした道だったけれど、gps のルートに従って進んでいたら、急に踏み跡が消えてしまった。
何度も言ったり来たりしたけれどどうにもルートがわからず、一旦はっきりした場所まで戻ることにした。
そうしたら前から数人のパーティがやってきた。ちょうどそこに、来た時に気付かなかった分岐があった。このパーティも道をしっかり知って歩いているわけではなさそうで、少し思案している。
このパーティの後ろになってしまうのはわずらわしいので、分岐の道標をはっきりとは確認せずに、そそくさとこの分岐に入った。
gps のルートとは若干離れていたけれど、実はこれが正しい道だった。ほどなく gps のルートに合流した。
こういう所は走る。
途中でウロウロしたおかげで神社下から1時間かかってようやく首無地蔵に到着した。
ここからはしばらく荒れた林道を行く。
まるでおんたけウルトラトレイルの林道と同じ。デジャブのような感覚で走る。
首無地蔵から 25 分ほどで松尾峠に到着した。
ここから 10 分で朝日峯(688.3m)に到着。
比叡山がうっすらと見えていたけれど、写真には写らなかった。
また林道に戻って、登り以外は走る。
この林道、どこまで続くのだろうと思っていたら、朝日峯を下りてから 15 分ほど走ったら山道になった。
山道に入って 15 分ほどで峰山への分岐の道標があった。
今回の目標だった峰山(537.6m)をピストン。展望も何も無かった。
もうあとは栂尾まで淡々と下るだけ。
植林を気楽に下る。
しかしこのあたりから次第に道が荒れてきた。倒木のオンパレードだ。
倒木地帯が終わると沢筋になって、ここも踏み跡が不明瞭。
ようやく高山寺のエリアに下りてきたけれど、道標などまったく無く、初めてだったらこの登り口はまずわからないだろう。
境内を通って、R162 に出る。
ここからはしばらく一周トレイルコースを南下する。
高雄の料亭。床でも 5000 円くらいから楽しめるようだが、それほど快適そうには見えない。まぁ、市内の鴨川べりよりはマシだろうけれど。
清滝川。
愛宕山表参道の登山口。
走れる所は走って、2時 38 分に保津峡駅に戻ってきた。
終日曇りだったので助かった。
行程 25.6km、6時間弱でした。