有馬三山から五助山

六甲は全山縦走路はおそらく 20 回くらいは行っていると思うけれど、全山縦走路以外は、随行で何度か歩いた以外は個人的にはほとんど行ったことが無い。
先月のキャノンボールが片道で終わった後、全山縦走路以外も歩いてみたいと思った。
そこで思いついたのが、有馬三山。まだ行ったことが無い。
ハイカーにはポピュラーな山のようだけれど、はたしてどんな山容なのか、ここから南側に下山して、六甲を縦断しようと企てた。

このコースは距離は短いということはわかっていたので、朝は乗り換えの面倒の無い梅田から有馬へのバスにした。
梅田を定刻の8時 10 分に出発した時は乗客は私を含めて3人くらい。新大阪で数人が乗ってきたが、それでもガラ空き。
少し走って、その理由がわかった。そして、これは大失敗だったことに気が付いた。
以前に有馬に車で行った時(複数回)、高速が渋滞していて下道で行ったことを思い出した。
「しまった!!」と思ったけれど時すでに遅し。
中国道に入る前からずっと渋滞で、渋滞が解消したのはインターチェンジを下りるちょっと手前だった。
定刻1時間のところを2時間 20 分かかって、10 時半にようやく有馬に到着した。
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有馬三山への登山口はすぐに見つかった。バスターミナルのすぐそばで、妙見寺への石段が見えた。
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石段の参道のそばには西国三十三ヶ寺の石仏がずらりと並んでいる。
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なかなかの登りで、本堂下まで来ると有馬の街並みが足元に眺められる。
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本堂の裏から登山道に入る。
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すぐに落葉山(533m)。
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前に見えるのは湯槽谷山(ゆぶねだにやま)。
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ミツバツツジ(たぶん?)。
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このあたりからちょっとした岩場が出てきて、なかなかの道の様相を呈してきた。
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お次は灰形山(619m)。
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六甲アルプスほどではないけれど、岩の急登などがあって、体力的にも結構厳しいコースだ。
前方はドライブウェイの走る主稜線。
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歩き出して1時間少々で湯槽谷山(801m)に到着した。
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これで有馬三山は終了して、極楽茶屋を目指す。
主稜線の南側と違って登山者は少ない。これまでに出会ったのは数人程度。
静かな極上トレイルが気持ちいい。
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12 時 20 分に極楽茶屋跡に到着した。
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ここから少し全山縦走路を西へ行く。
このあたり、以前は木が茂っていてあまり展望が無かったのだけれど、先月のキャノンボールの時に木が伐採されているのを知った。
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展望が得られるのはいいけれど、全山縦走路は展望箇所は随所にあるので、もし虫の被害などで無いのであれば樹林帯は残しておいてほしいと思う。
さて、後半のハイライトは五助山へのルート。
これまでこの標識は何度も目にして、一度行ってみたいと思っていた。
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いきなり笹藪に突入する。
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踏み跡が次第に不明瞭になってきて、これでいいのだろうかと思っていたら、少し離れた稜線を登って行く人影が見えた。
やはりルートを外していた。
さすがの荒れた道で、それも下りなのでなかなか面倒だ。
下りに入って 40 分ほどで五助山(636.6m)に到着。ほとんど登った感覚が無い。
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gps に入れてきたルートからはかなりはずれて、住吉川の河原に下り立った。
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道は無く、何とか飛び石伝いに片足を少し濡らしたくらいで左岸に渡って、しっかりした道に合流した。
このあたりから天気予報通り、小雨が降ってきた。
ここからは昨年、随行で西お多福山へ行った時に下山に使ったルートを下ることにする。
時間があればロックガーデンの方へ行ってみようかと思ったりもしていたけれど、雨が降ってきたのでそれは却下した。
記憶が曖昧な打越峠。
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この後の道もイメージと少し違っていたけれど、実はその時とまったく同じルートを歩いていて、はっきりした記憶の残る登山口に下り立った。
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空は明るくなってきたけれど、小雨が降り続いている。
急な車道を下って、JR の摂津本山駅に向かった。
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距離にして 11km 少々。4時間ちょっとの行程だったけれど、そのわりには充実感のあるコースだった。
今となってはレースよりもこういうスタイルの方がずっと楽しくて充実感があるということを再認識した。

比叡山トレイル試走

来月、比叡山でトレイルレースが開催される。
距離は 50km だけれど(今回は 50 マイルが新設された)、コースのタフさは有名で、3年前の第1回大会は当日の暑さもあって完走率はかなり低かった。
クラブでこの大会に参加する人が何人かいて、初参加の方からコースの試走に付き合ってほしいと頼まれた。
私自身が知らない部分も少なくないけれど、まったく初めての人がコース図だけで正確に走るのはかなり難しいと思われるので、お付き合いすることにした。
私自身、多少興味もあった。
正式なコースは延暦寺をスタートゴールにして、8の字状になっている。
忠実に延暦寺からスタートしようとすると時間が遅くなるので、始発電車で出て、修学院から雲母坂を上がってコースの序盤に合流して、行けるところまでという予定で出発した。

朝の気温はやや低めで快晴という絶好のトレラン日和。修学院駅を6時半頃にスタートした。
先日の随行では2時間かかった水飲対陣まで 35 分で来て、コースに合流した。
ここから一周トレイルコースを南下する。鳥居から先は下り基調の走れる道。快晴ということもあって至極快適。
20 分ほどで一周トレイルコースから分かれて白川へ下りる。そして比叡アルプスへ。
スタートして2時間弱で一本杉に到着した。なかなかいいペースだ。とは言ってもまだ 8km 少々。
展望エリアでちょっと休憩。
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ここから東海自然歩道で延暦寺エリアに向かう。
昨年通った時に少し荒れていると感じた記憶があるのだけれど、さらに激しく崩れて道が付け代えられているような箇所が何カ所かあった。
寺院のあるエリアから一旦滋賀県側へ下る。ここは私自身初めての道だけれど、はっきりしていて不安は無い。
一旦、坂本の車道まで下りて、日吉東照宮からまた登る。
すぐそばに比叡山高校のグラウンドがあって、野球部の生徒が練習をやっていた。
坂道の車道でダッシュしている生徒が何人かいて、我々が通ると大きな声で「こんにちは!!」と挨拶してきた。その後、マネージャーらしき女子生徒からも挨拶をもらった。
随行で滋賀県の山を下りてちょうど下校時に生徒の集団に出会った時、これまでも生徒達から「こんにちは!!」と挨拶されたことが何度かある。あの年頃の子供達が自分からそういうことをやっているとは考えにくいので、滋賀県の学校ではそういう教育をしているのだろうか。
そんな県でいじめでの自殺が発生するというのもちょっと意外な感じではあるけれど。
坂本が標高約 150m で、ケーブル延暦寺駅 650m まで1時間 10 ほど登り続けた。なかなかきびしい登りだった。途中、レースの試走と思われるグループが何人か抜いて行った。
駅の展望台もなかなかの景観だった。
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蓬莱山の上の方には少し雪が残っている。
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延暦寺のエリアを抜けるのにちょっと手間取ったけれど(入山料を取っている所で「参拝ではない」と声をかけるとタダで通過できる)、東海自然歩道を通ってドライブウエイを渡る橋の所まで来た。
しばらく一周トレイルのコースを北上して、青龍寺に向かって下る。ここも初めての道。
このあたりから試走と思われる高速グループがたくさん追い抜いて行った。走れる道ではあるけれど、転倒すると大ケガ間違い無しなので、つられないように慎重に下る。
車道を走る車の音が聞こえるあたりまで下って、そこからまた登り返し。
ここから横高山麓への登り返しは厳しかった。標高差で 400m ちょっと、時間にして 40 分ほどだったけれど、そこそこの傾斜の登りがずっと続いて、おまけにこれまでの疲労が出てきて、エネルギーが切れてくるのを感じながらの登りだった。
また一周トレイルコースに合流した所で小休止。
今、12 時半ちょっと前。当初想定してたのは大尾山午後2時で、この先をどこまで行くかという感じだった。時間的には大尾山にはもう少し早く到着できそうだけれど、体力的にはかなり厳しくなりそうな気がする。さらに進むと滋賀県側に下るので、京都側に戻るためには必ず登り返さなければならない。
そんなことを考えながら横高山(765m)に這い上がる。今日初めてのまともな山頂。
そして水井山(793m)。
仰木峠を越えて、大尾山へ向けての登りに入る。
小野山(670m)を越えて少し林道を行って、また山道に入って大尾山(681m)には午後1時 46 分に到着した。
私としてはここから大原に下りたい気分だったけれど、同行の二人が先へ行きたいと言えば行かざるを得ない。
しかし幸いなことに二人も結構疲れていて、試走としてはこれくらいで十分という気分だったようで、ここから大原へ向けて下ることにした。
この道は昨年、下っているけれど、結構いやらしかった記憶がある。
ここも昨年よりもさらに荒れていて、下部の渓流沿いはかなりいやらしかった。
大尾山から結局1時間くらいかかって、大原のバス停に到着した。
そのままの格好で混雑したバスで出町柳に戻って、百万遍の銭湯に直行。
そしてそばの王将で打ち上げとなって、まだ明るいうちに帰ってくることができた。
トータル約 32km。行動時間は8時間20 分ほどだった。
このレースのコースの厳しさは噂には聞いていたけれど、実際に走ってみて(歩いてみて?)その厳しさをはっきりと認識した。
正直に言えば、今の私の感覚としては「ばかばかしいコース」という気持ち。
私が自分でルート設定する時は、そのルートが論理的であるか、美しいか、ということを重視する。
六甲全山や京都一周トレイル、ダイトレ、生駒全山などはおおむねそれに見合っている。高島トレイルなどもそう感じる。
もちろん、様々な事情で部分的に特定地域を避けたコース設定をしなければならないような場合もあるけれど(私有地やお寺、神社の山域など)。
UTMF もよく考えられていると思うし、2回の開催で終わってしまった八ガ岳スーパートレイルも論理的なコース設定だったと思う。
そういう観点で言えば、この比叡山のコースはまったく美しくない。
距離をかせぐための無理矢理なアップダウンがたくさんあって、そこに必然性や論理性を感じることができない。
体力、脚力のある人にとっては走り甲斐のあるコースかも知れないけれど、あの鏑木さんがどうしてこんなコース設定にしたのかよくわからないというのが正直な気持ちだ。

地蔵山、愛宕山

日曜日(4/16)は随行で地蔵山と愛宕山へ行ってきた。
4月から新しい期になって、今期は定員一杯の 25 名という大所帯。しかも前日の時点では全員ご参加とのことで、面識の無い方も何名かおられて、行方不明者が出たりしないかという不安を感じながらのスタートだった。
ところが朝に JR で霧のためのダイヤの乱れがあって、滋賀県から来られる数名の方がバスの時刻に間に合わないことになってしまった。
1名は初めての方で、致し方なく欠席されることになってしまったが、6名の方々は京都駅で出会われたようで、別ルートで愛宕山を目指して、できれば午後に合流ということになった。
当日の都合で欠席された方もあって、結局スタート時点では 16 名だった。

八木駅からバスで越畑へ行って、ここから芦見峠へ向かう。
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棚田のあるのどかな道を進んで、登山道に入る。
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30 分少々で芦見峠に到着。
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植林の樹林帯を1時間少々登って、地蔵山(947.3m)に到着。ここは愛宕山よりも高い。
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少し下ると前方に愛宕山。
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愛宕スキー場の跡で昼食にした。ここにはスキー場を開発した中山再次郎氏の像があったが、戦争で金属を供出さされて、残っているのは台座のみ。伊吹山には像が残っている。
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昼食後は愛宕山の三角点(889.8m)へ寄り道した。一人だったら寄らない所。
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遠くに比良山系が望めた。
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このあと、愛宕神社で別ルートの6名の方と無事合流できた。
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総勢 22 名で大杉谷を下る。
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午後3時過ぎに清滝のバス停で解散となった。
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その後は数名の方々と一緒に、清滝川から保津峡駅まで歩いた。保津峡駅のあたりはいつもこの時期は山桜がきれいだ。
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安満宮山古墳

日曜日は随行の予定なので、土曜日の午後はまた高槻方面へ行きたいと思っていた。
ところが午後の降水確率が高くて、ちょうど昼頃には雨模様になってしまった。これでは山田池のジョグでお茶を濁すしかないかなと思っていたら、雨が止んで晴れ間が出てきた。
天気予報では不安定な天候なので晴れていても傘は必須とか言っていたが、これなら出かけないわけにはいかない。
と言うことで、予定していた高槻の安満宮山古墳(あまみややまこふん)へ向かうことにした。
ここは登山講座のお客さんから教えていただいたところで、卑弥呼が魏から贈られた銅鏡の可能性があるというものが出土した古墳。
家から直線距離なら 10km もないくらいだけれど、枚方大橋で淀川を渡らなければならない。
午後2時半すぎにジャケットとゴアテックスの帽子をザックに入れて出かけた。

淀川の河川敷は菜の花が満開。
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枚方大橋を渡って、今日は右岸を遡る。
檜尾川に入って車道を行くが、狭い車道で交通量が多く、歩道も無い。下の住宅街は道が入り組んでいるようで、下を行けそうに見えた所で車道から下りた。
目指す安満宮山古墳は手前の丘陵地の左すそ野あたり。
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その前に弥生時代の遺跡という安満遺跡に立ち寄った。
もう少し整備されているのかと思っていたが、整備はこれからのよう。グラウンドにパネルが表示されているだけだった。
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住宅街を抜けて、名神高速をくぐって、いよいよ安満宮山古墳へ。
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ここは高槻の公園墓地の中にある。大きな墓地で、桜がきれいだった。
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駐車場のそばから少し山道を登る。
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安満遺跡と違って、こちらはかなり整備されていた。
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ここも阿武山古墳と同じように、山の斜面の眺めのいい場所にある。いわゆる墳丘は無い。
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ちょうど古墳の部分がスケルトンになっていて、発掘された時の状態が再現されている。
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出土したものから考えると、相当な地位にあった人の墓のようだ。
名神高速のそばでは大がかりな道路工事が進められている。
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帰りはあの狭い車道は通りたくないので、住宅街を適当に南へ向かう。
この頃から小雨が降ってきたが、それほど強くはならなかった。
R170 に出てしまったが、往路の狭い車道よりはマシ。
淀川に帰り着いた頃には雨も止んでいた。
枚方側の河川敷から安満宮山古墳方面を眺める。
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高槻にはこういう遺跡がたくさんある。
大昔は水路は重要な交通網で、瀬戸内海につながる淀川は重要な川だったようで、高槻に遺跡がたくさんあるのは淀川に近いので賑わったということなのだろう。
それなら枚方にも同じように遺跡がたくさんあっても良さそうに思うけれど、枚方はそれほどではない。
高槻はまだ何カ所か行きたい所が残っているけれど、途中の経路があまりランに向いていないのが難点。
良さそうな経路を地図で探すのも楽しみの一つではあるのだけれど。

雲母坂

水曜日(4/12)は京都一周トレイルの講座で比叡山の雲母坂(きららざか)を歩いてきた。
雲母坂の登りはなかなか厳しい。前半部は一周トレイルのコースではないのだけれど、スケジュールの都合で前回の場所に合流する地点まで修学院から歩かなければならない。
個人的には修学院から雲母坂は歩いたことがあるはずだけれど、もはや記憶にはまったく無い。
そういう意味では新鮮な気持ちでこの日を迎えることができた。

叡電の修学院駅に集合して、まずは鷺森神社へ。
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蔓殊院のあたりはミツバツツジがきれいだった。
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いよいよ雲母坂へ。
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山道に入る。
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山城跡もあります(きらら坂城趾)。比叡山の界隈はずいぶんたくさんあるらしい。
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ようやく一周トレイルコースに合流。ちょうど 12 時。修学院を出発して2時間だった。
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定番の展望台へ。ただし眺めはいまひとつ。
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展望台から少し登った所で昼食となった。ここには浄刹結界跡がある。
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延暦寺の修行僧が、修行中はここより下界には下りてはいけないという境界だそうだ。比叡山の登山道のすべてに設置されているとか。
もう少し上にも展望台。浄刹結界跡もここの展望台も、これまではわき目も触れずに通り過ぎていたのでまったく知らなかった。
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千種忠顕卿戦死之地に寄り道。ここは以前にも来たことがある。亡くなったのは南北朝時代のことなので、ずいぶん後世になってから建てられたもの。
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今日のゴールはケーブルの比叡駅。2時前に到着した。
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ここで解散。みなさんはケーブルで下山されたが、私は登山道で八瀬まで下りるつもり。
若い頃(子供の頃?)に何度か来た人工スキー場の跡。
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登山地図には書かれていないけれど、このあたりから下へ向かう道があると聞いたので探してみたが、それらしい道が見あたらない。
適当にヤブを下ってみたが、このまま下りて下でヤブが濃くなったら面倒と思って、結局一般路に戻った。
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林道へショートカットできる道があったのでそこに入って、無事林道に合流。
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ここからは登山地図に記載されているルートだが、あまり歩かれていない感じ。
ちょっとした峠にはお地蔵さん。
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そしてありました。浄刹結界跡。
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ケーブル八瀬駅には午後3時 20 分に到着した。
この講座は早い時間で終わってその後に個人的に楽しめるのがうれしい。ただ、調子に乗ってやり過ぎないようにしなければならないけれど。

青龍山

月曜日(4/10)は今月初めての登山教室で、多賀の青龍山(せいりゅうさん)へ行ってきた。今回も名前を聞くのも初めての山。

JR の河瀬駅からバスで大滝神社へ。ここから歩き始める。
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この講座は超初心者向きで、前期(半年間)は申込者が少なくて休眠になってしまったが、今期は復活になった。
まずは犬上川の大蛇ケ淵。こんなところにこんな景観があるとはまったく知らなかった。
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そこから川沿いの散策路を行く。
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ちょっと横道にそれて楢崎古墳公園。
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ようやく青龍山が近づいてきた。
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大門池は千年以上も前に造られた古い池。
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登山口の胡宮神社へ。
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境内を越えてようやく登山道に入る。
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足元に大門池。
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山頂(333m)で昼食にした。
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少し下った所にある「胡宮の磐座(いわくら)」。
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この少し下に「お池」という小さな池があって、かつてはこの池で身を清めてお参りしたそうだ。
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「お池」のそばでコーヒータイムを取って、また境内に下りる。
すぐ足元に名神高速道路が走っていて、多賀サービスエリアがちょっとめずらしいアングルで眺められる。
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このあとしばらく車道を歩いて、多賀大社に到着して解散となった。
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この講座は楽ちんで、復活してうれしい。

屯鶴峯、二上山

先の日曜日、まだ体調は十分ではなく、天気も午前中は雨が残りそうだけれど、そういう状況だからこそというコースを用意していた。翌日は随行の仕事なのであまりムリはできないので、ちょうど実行のチャンスだと思った。
ダイトレの起点は屯鶴峯(どんづるぼう)の麓にある。ダイトレ全山をやった時はこのあたりは真夜中で、起点の石はわからず、屯鶴峯も例の奇岩をちょっと味わった程度で山頂への道はわからなかった。
そして二上山。ここもダイトレでは近くには何度も来ているけれど、山頂はダイトレのコースからはずれているのでまだ登っていない。
しかしもはやあのダイトレの木道には行きたくないので、この二カ所を目的にして、その後は遺跡めぐりにしようと計画した。

コースも短いし、雨が上がることを願って朝は遅めで、近鉄大阪線の関屋駅を出たのは9時 20 分を過ぎていた。まだ雨が残っているので雨具兼用のジャケットとパンツは着たまま。
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前回も屯鶴峯までの道はよくわからなくてウロウロしたけれど、今回も似たようなものだった。ただ、手書きのテープが所々にあった。
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近鉄南大阪線横の車道に合流したあたりで雨が止んだので、雨具の上下を脱いだ。
そして少し進むと道の脇にこんなものが。
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危険なので登るなという立て札が立っていたけれど、そう言われると登りたくなる。
雨で濡れて滑りやすい急斜面を強引に這いずり上がって、実物にご対面した。
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下りは慎重に、ちょっとした出っぱりに足を置いて踏ん張ったところ、雨で地面が緩んでいたのだろう、その出っぱりがもろくも崩れて、頭が下になってごろんと転がった。
落差は1メートルちょっとくらい。ごろんと転がったのでケガはまったく無く、ドロで何カ所か汚れたくらいで済んだ。
少し進むと屯鶴峯の入り口にさしかかって、そのすぐそばにダイトレ起点の石があった。
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帰ってから気が付いたのだけれど、転倒した時にスマホが飛び出して、カメラのレンズの部分が汚れてしまっていた。
奇岩の光景もはっきり見えない。
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小さなテープマークが所々にあって、それに導かれて山頂を目指す。
ちょっとしたピークに壊れた東屋か展望台のようなものがあって、この先は少し下っていた。標識が無いのがちょっと不思議だったけれど、おそらくこれが山頂だろうと思った。木が茂っているので周囲はあまり見通せない。スタートして1時間弱だった。
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ここから引き返して、元の車道に戻った。
ところが家に帰ってから gps のトラックを確認すると、何と真のピークはもう少し先だった。
そんなことはまったく知らずに、二上山への山道に入っていった。
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二上山は意外と遠い。送電線の鉄塔の所から初めてすっきりと望めた。
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このあたりまではほとんど人に出会わずにいい雰囲気だったけれど、二上山が近づいてくると徐々にハイカーが現れてきた。
林道に合流してからの道がよくわからなかった。
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登山道はいくつかあるのだけれど、どこも道標が設置されていない。適当に上を目指して、雌岳(473.9m)に到着した。
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そして少し戻って馬の背から雄岳(517m)へ。
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山頂を少し越えた所に大津皇子の墓があった。実際の墓はここではないという説もあるらしい。
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馬の背まで戻ってしっかりした道を下る。眺めのいい場所でおにぎり休憩。
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当初は平石峠から「近つ飛鳥風土記の丘」に下ろうと思っていたけれど、休憩の時に地図を眺めていたら、雄岳を先に登って、雌岳から岩屋峠へ下った方が良かったということに気が付いて、ほんのわずかというは言うものの岩屋峠へ登り返す気力が無くなってしまった。
と言うことで、竹内街道を目指して早々と下る。
鹿谷寺跡。
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展望台から大阪方面を望む。
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竹内街道に出て、しばらく車道を行く。
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竹内街道から分かれて科長神社へ。
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そして小野妹子の墓。
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ショートカットしようとしたら道が無くなってしまって、ヤブをかきわけて車道に出て、二子塚古墳へ。
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一部地面がむき出しで、発掘調査中なのだろうか。
そしてすぐ近くにある推古天皇陵。
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さらに住宅街を抜けて用明天皇陵へ。
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最後は聖徳太子の叡福寺。入山料を取られるのではないかと思ったが、無料だった。
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聖徳太子は我々が子供の頃のような聖人扱いはされなくなってきているらしい。
一部では「実在の人物ではない」という説もあるそうだけれど、おおむね「厩戸皇子(うまやどのみこ。聖徳太子のこと)という人物は実在したが、様々な実績は太子自身の功績というよりはその当時の政治家たち(蘇我馬子など)との共同作業の結果」という評価が一般的になっているらしい。
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また車道で上ノ太子駅を目指す。途中で住宅街の向こうに二上山が眺められた。
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近鉄南大阪線の上ノ太子駅に到着したのは午後2時ちょっと前。おおむね期待通りの楽しいコースだった。

談山神社

キャノンボールのあと、寝込むほどではないけれど、少し体調を崩した。あの寒い夜にジャケットを着ずにいたのが災いしたのかも知れない。
せっかくの好天の前の日曜日も家で過ごして、まだすっきりとは回復していない。
このところ随行の仕事が入っていないのが幸いだったが、昨日は花の講座の下見で奈良の桜井市へ行ってきた。
明日香村にも近いエリアで、せっかくなので談山神社に行ってみた。こんな機会でも無ければ来ないだろうと思った。
1月に御破裂山へ行ったとき、談山神社へ下りようと思ったら通過だけでも参拝料がいるという表示があったので、その時は中には入らなかった。
私にしてはめずらしく、入山料 600 円を払って中に入る。
まずは正面の石段を上がって本殿へ。正面は桜門。
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靴を脱いで拝殿に入る。
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本で何度か見た「多武峯縁起絵巻」。展示されているのは室町時代のオリジナルを、江戸時代の絵師が模写したもの。有名な、蘇我入鹿の首が飛んでいるシーン。
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十三重塔。16 世紀に再建されたものだが、木造の重塔としてはかなり古いもの。
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権殿を回り込んで岩くらと龍神社。パワースポットだそうです。
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この横から山道に入る。今日は御破裂山へは行かずに談山(かたらいやま。566m)へ。意外と標高がある。
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元に戻って、権殿を石段下から拝む。
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お次は神廊拝所。
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中に入ると藤原鎌足像。
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本殿の下をまわりこんで、縁結びの東殿。
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さらにこの横から山の中に入って三天稲荷神社へ。
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1時間足らずの神社散策だったけれど、なかなか楽しかった。
ここは元々はお寺で、藤原鎌足の長男で僧の定恵が鎌足の墓を摂津安威からここに移して建立したということになっている。
阿武山古墳は藤原鎌足の墓の可能性が極めて高いということになっているが、移したのであればなぜ阿武山古墳に遺体が残っているのかというのはちょっと不思議。