山田池練習会

今日は今年最後の練習会。
このところ練習会への参加頻度が一段と下がって、月に一度か二度くらいになってしまっている。おまけに練習の質まで落ちて、普通のジョグに毛が生えたくらいのレベル。
それでも行かないよりはマシと思って、山田池へ出かけた。
このところ練習会ではいつも単独走で、誰かと一緒に走ってペースを維持しようというような気持ちがもはや無いので、今日も勝手に一人で走り出した。
1周約 2.4km のコースを1周目は 14 分ちょっと。
ラップは気にせずに走っていたが、自然と1周あたり 10 秒から 15 秒くらいペースが上がっていて、最後の6周目はちょっと頑張って 12’25” で走り終えた。
ほんの2年ほど前までは1周 12’25” というペースは入りのアップか、ペースダウンしたラストのペースくらいだったが、もはやこのペースで周回を重ねることはできない。
ここ何年かは加齢のせいか、ペースアップしようと思っても身体がブレーキをかけてしまうような感覚をしばしば感じるようになっているけれど、最近は特にそれを強く感じる。
タイムを狙うのであればそこを乗り越えていかなければならないのだけれど、今はこれで十分という感じ。
これ以上やると走ることが苦痛になってしまいそうなので、そこまではやりたくない。
できるだけいつまでも楽しく走り続けたいと思っている。

UTMF 2017

予想されたことではあるけれど、UTMF 2017 の開催見送りが発表された。
2012 年の第1回大会から 2014 年までは春の開催だったが、山地での夜間の冷え込みの厳しさなどから 2015 年から9月末の開催になった。
この時期は台風の影響などの天候に対する懸念が当初からあったけれど、はからずもそれがこの2年は的中してしまった。
天候は誰にも制御できないので結果論と言えば結果論ではあるけれど、想定内の結果ではあった。海外のトレランサイトでも「UTMF は春の開催に戻るだろう」というコメントは昨年から散見されていた。
個人的にはもう UTMF を目指すことは無いと思ってはいたけれど、いざこういう結果になると一抹の寂しさは感じざるを得ない。
今年の大会が消化不良で終わったあと、ポイント取得を目的にどこかの大会に参加しようかと思う気持ちもまったく無かったわけではないし、STY にエントリーしようかという考えも多少はあった。
何とか自分の気持ちに決着をつけようと少しあがいていた。
しかしこれでもうすっきりした。
2年後の UTMF を目指すなんてもはや考えられない。
マラソンで結果を出すという目標を失ってさまよっていた時、UTMF という思いがけない目標に出会えたことは幸せだった。
UTMF 2015 の参加権を得たときはかつて別大マラソン完走を目指していた頃の気持ちを思い出した。
ただ、気持ちは戻っても身体は思うように反応してくれなかった。
それでも大きな目標を持って過ごす日々はひと味違って充実していたし、UTMF という目標があったからこそ実現できた山行もいくつかあった。
夢を見させてくれた UTMF には感謝したいし、世界に誇れる大会として今後も続けてもらいたいと思う。

堂屋敷、六個山

昨日の随行は箕面の堂屋敷と六個山だった。
箕面の山並みは家の近くから見えていて、これまでも興味を持ったことはあったけれど、いざ地図を開けると標高も低くてゴルフ場や車道が多く、なかなか出かける機会がなかった。
東海自然歩道を走ろうと思って箕面からスタートしたのはもう 20 年くらい前のこと。おそらく箕面に来るのはそれ以来だと思う。

朝の9時半、阪急の箕面駅から出発した。快晴で絶好の登山日和。
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さすがに人気の観光地だけあって、先月の貴船と同様に朝から観光客が多い。しかし貴船と違うのは、こんな場所を走るジョガーが結構いること。
しばらく車道(と言っても車が走れるのは駅に近いあたりだけ)を歩いて、箕面の滝へ。
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個人的には滝よりもその右上にあった壁の方が気になった。
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この後もしばらく車道を歩いて、ようやく登山道に入った。このあたりは自然歩道が整備されているらしい。
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天上ヶ岳の山頂へは行かずに役行者の碑に向かう。
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役行者はここで昇天されたらしい。
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ややこしい道を辿ってちょうどお昼に堂屋敷(553.2m)に到着した。
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それにしてもこのあたりの道はややこしい。ポイントには標識が立っているけれど、一人ではとても来られない。
昼食後はほんのわずかで車道に出た。
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車道を 15 分ほど歩いてまた山道へ。
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大きなケヤキの木。
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なかなかいい雰囲気。
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と思ったらすぐ横がゴルフ場だった。高いネットが無いのでミスショットの玉が飛んでくるのではないかと心配してしまう。
よくわからない分岐を何度か通って、ひと登りして六個山(395m)に到着した。
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何故か三角点の表記は松尾山となっている。
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途中に開けた展望箇所があったけれど、山頂は木がちょっとじゃま。これは大阪市内方向。うっすらとアベノハルカスが見えていた。
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最後は車道を 30 分ほど歩いてまた箕面駅に戻った。
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日曜日なので寄り道は一切無しで、梅田の地下街も足早に通り抜けた。
これで今年の随行はおしまい。
何とか大きなトラブルも無く終えることができたので、ちょっとほっとしている。

瓜生山

一昨日(12/14)は京都一周トレイルの講座で瓜生山へ行ってきた。

集合は白川通り今出川の橋のあたり。先月の講座で歩いた大文字山がすぐそばに望めるけれど、火床は一周トレイルコースには含まれていない。
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一周トレイルのコースは個人的には何度も歩いているけれど、実はこのあたりの正規ルートは通ったことが無い。
大文字山山頂からは火床を経由して、下ってからは銀閣寺の雑踏を避けるために朝鮮学校の校庭を通過して志賀越道に抜けている。
なので天神宮神社というのは初めて。
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バプテスト病院から山へ入る所にある大山祇神社もいつもは沢沿いの道で通過しているが、この日は参拝。
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ここを越えてすぐの所から尾根筋に入る。近年の大雨で沢筋の道がずいぶん荒れているということで、一周トレイルの正規コースがこちらに変更になったそうだ。
個人的に来た時はだいたいいつも沢筋を詰めていたが。
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白幽子巌居之跡。
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清沢口石切場の跡。
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ひと登りで瓜生山の山頂(301m)に到着。山頂からの大文字山。
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ここから先はトレランの時はわりと快調に走れる道だが、そこを1時間ほど歩いて例の鳥居の所で昼食となった。
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朝はそれほど寒いとは思わなかったけれど、冷たい風が吹いて気温が下がってきた。赤飯おにぎりはちょっと堅かったけれど、あたたかいカップラーメンがおいしかった。
ここからほぼ直角に左に折れて、急な下りになる。
沢(音羽川)に木の橋がかかっていたけれど、こんな橋は記憶に無い。
雲母坂からの道に合流して(水飲対陣之跡碑)、一人の時もいつも一息入れる展望台から愛宕山などを眺める。
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この日はここから梅谷を下った。ここは数年前に東山マウンテンマラソンで走った記憶がある道だ。
修学院離宮のそばまで下りると、この日歩いた尾根筋が麓から望める。
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白川通りに出た所でこの日の行程は終了となった。
翌日に別の講座の予定があったので二回戦には行かず、高野川沿いを出町柳まで歩いて帰った。
朝も出町柳から歩いて集合場所まで行ったので、ちょうど一周して元に戻ってきた。

八経ヶ岳、弥山

昨日はおそらく今年最後になるであろう、個人山行に行ける日だった。
久しぶりに雪山に入ってみたいと思った。このところヤブこぎや丘陵歩きなどが続いているので、もう少し山らしい山に行きたいという気持ちもあった。
大山や氷ノ山を調べてはみたけれど、日本海側は天気が悪そうだ。北がダメなら南へ行くしかない。
個人的には奈良の南部の山はほとんど行ったことが無い。
昔は大峰や大台などは高速道路が通じていなくて、距離のわりには時間がすごくかかった(という印象があったが、それが現実だったと思う)。それくらいなら白山や岐阜の山へ行った方がいいだろうという考えで、奈良の南部へ向かったことはまったく無かった。それに大峰は多雨で、沢登りがメインという感じなので、私の趣味には合わなかった。
しかしここ何年かは随行の仕事で奈良方面へ行く機会が何度もあって、高速をうまく使えば昔よりははるかに短い時間で奈良の山に近づけることがわかってきた。
と言うことで、個人的に未踏の近畿最高峰の八経ヶ岳を調べてみた。
行者還トンネルそばからのルートが一般的のようだが、これではあまりに短すぎる。そこで天川村の川合からのルートを調べたところ、そこそこの距離があって、弥山を含めた周回ルートが取れるので、もうこれしかないだろうと思った。
当初、土曜日の午後に出かけて麓で車中泊にして早朝発を考えたが、朝早く家を出て日帰りもできそうだった。それにそこまでするほどのロングルートでもなさそうに感じた。
とは言っても天川村まで2時間以上はかかりそうなので、3時起床で3時半出発。朝食は途中のコンビニというプランにした。

予定通り3時半過ぎに家を出発。葛城のコンビニで総菜パンとコーヒーの朝食を摂って、2回ほどルートミスをしながらも6時過ぎに天川村役場に到着した。
駐車場に着いた時、そろそろ出発しようとしているかのようなパーティのヘッドランプがいくつか見えた。
どういう装備にするかは随分迷った。何と言っても 2,000m 近い山で、しかも 12 月。山上の冷え方がイメージできない。
ここはやはり安全第一でゴールデンウィークの北アルプスくらいの装備を考えたけれど、ほんの3日ほど前に同一ルートを行かれた記録がヤマレコに上がっていて、その写真を見ると、これならトレランシューズでも行けると思った。
結局、上は長袖クロロファイバー下着に薄手のフリース。下は以前に山スキーで愛用していたフリースのパンツ。シューズは HOKA にした。ただし手袋は厚めのものにして、耳までかぶる帽子を忍ばせた。そして念のためにチェーンスパイクとポールも持った。
6時 25 分、まだ暗い中、ハンドライトを持って駐車場を出発した。
登山口への分岐はすぐにわかった。
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細い車道を少し歩くとまた道標が現れた(帰路の写真)。弥山まで7時間と書かれている。
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登山道に入るといきなり階段の急登が待ち受けていた(帰路の写真)。
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しかし急登は望むところだ。短時間で標高が稼げるし、身体も暖まる。
薄ら明るくはなってきたけれど、樹林帯はまだまだライトがいる。
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出発して1時間で林道に出た。
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しばらく林道でも行けるようだが、若干距離が長そうなので、登山道に入った。
8時に栃尾辻の避難小屋に到着。中は真っ暗でとても入る気がしない。
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ここでジェルを補給して、ジャケットの上を羽織って帽子をかぶった。
ここからひと登りしたら、待望の光景が現れた。
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これが見たくて遠路はるばるやってきたのだ。しかし標高が 1,500m を越えるとさすがに空気が冷たい。
ここからしばらくは傾斜が緩くてなかなか標高が上がらず、いささかうんざりさせられた。
栃尾辻から1時間少々かかってようやく八経ヶ岳と弥山への分岐の高崎横手に着いた。標高で 1,750m くらい。
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雪も次第に増えてはきたけれど、潜るほどではない。トレランシューズで問題無い。
突然、倒木がたくさん出てきた。台風のしわざだろうか?
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若い男性二人が休憩しているのに出会った。「足、寒くないですか?」と聞かれたが「大丈夫ですよ」と応えた。まったく問題無い。ひょっとしたら駐車場で見かけたヘッドランプの主だろうか。
残念ながら日射しは無い。しかしそれがいかにも冬山らしい雰囲気を醸し出している。
明星の森。
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10 時前に稜線に出た。
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明星ヶ岳へは少しだけ八経ヶ岳と反対方向へ登ることになる。せっかくここまで来ているのだから、と思ったのだが、いかんせん眺望はまったく無い。もし頂上が見えていたら行ったと思うのだが、今ひとつ意欲が湧いてこなくて、早々に八経ヶ岳を目指すことにした。
曇りには曇りなりの良さがある。風があるとつらいけれど、幸いほとんど無風状態。
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明星ヶ岳への分岐からほんの 10 分ほどであっけなく八経ヶ岳のピーク(1,914.9m)に到着した。出発してから3時間 45 分くらいだった。
運良く、若い人がおられたので、シャッターを押してもらった。
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写真を撮ったら早々に弥山に向かう。
エビのしっぽが発達している。
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これは立ち枯れ?
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何人かの登山者とすれ違って、15 分ほどで弥山の小屋に到着した。
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弥山の山頂(1895m)へは寄っておく。
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狼平への途中で、今日始めて腰を下ろしておにぎり休憩にした。おにぎりは冷たくて堅かったが、あたたかいお茶がおいしい。昔、山スキーによく行っていた頃は、冬山ではおにぎりは食べにくいので避けていたのだが、そんなこともすっかり忘れてしまっていた。
狼平へは延々と階段が続く。ダイトレの木道と違って、これなら歩きやすい。
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狼平の避難小屋はなかなか立派。すぐそばに沢も流れているし、これなら快適だろう。
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若干の登りで、高崎横手に戻ってきた。あとは往路を下るのみ。
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栃尾辻まではきれいな霧氷がたくさんあった。
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役場の駐車場には午後1時 45 分に戻ってきた。
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帰路は葛城の吉野屋で牛丼を食べて、第2京阪の交野南 IC までは2時間くらいで帰ってこられたけれど、そこからの下道は日曜日夕方の渋滞に巻き込まれて、スーパーに寄って帰ったのは5時過ぎだった。
それでも、この時期に 2,000m 近い山で冬山気分が味わえて、日帰りができるというのがわかったのは収穫だった。さすがにこれくらいの山になると京阪神の冬山とは随分雰囲気が違う。
ただ、冬山から離れる最大の要因になった末端の冷え症。昨日も厚めの手袋(とは言っても冬山にしては薄手だが)でも冷えて、一度素手になって冷えるとそのあとなかなか暖かさが戻らないという症状は以前のままだった。
山スキーの時は必ず下に薄いアンダー手袋をして、よほどの晴れでなければ素手にはならないという習慣も忘れてしまっていた。と言うか、そこまで冷えることを想定していなかった。
この冬はこういう山行きを何度かやってみようかという気になっている。

高岳

昨日の登山講座は北摂の高岳(たかだけ)だった。この近くの山々はいくつか登っているけれど、高岳はまったくの初見参だった。

能勢電鉄の山下駅に集合して、森上のバス停で下車。この路線バスはかつてマラソンをガンガン走っていた頃、毎年 11 月に開催される一庫(ひとくら)ダムマラソンのために5年ほど続けて乗っていた。
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そう言えば剣尾山から妙見山を周回したのは昨年の3月だった。
9時半頃にバス停を出発。今日も朝はけっこう冷え込んでいるけれど、天気が良くて暖かくなりそうな気配だ。
少し車道を歩いて岐尼(きね)神社の境内で朝のご挨拶。
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今日もしばらく車道を行く。歩道が右になったり左になったり、無くなったり、車に気を遣う。
南の方にはちょうど2年前の今日訪れた三草山が見える。麓の棚田もちらっと。
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大原神社でトイレ休憩を取って、ようやくコンクリートの山道に入る。
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出発から2時間近くで林道と交差して、不明瞭な踏み跡を強引に稜線を目指す。
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このあとの稜線の登りは滑りやすい急登で、結構緊張する場面もあった。一人ならあまり気にせずにガンガン行くけれど、随行の時は自分のペースでは行けないし、失態を犯すわけにはいかない。
高岳の頂上(720m)に着いたのはちょうど 12 時過ぎだった。
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ここで昼食。
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山頂を少し越えた鉄塔のあたりからは南や西がよく見える。これは南方。ずっと向こうは六甲。
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下りも落ち葉が滑りやすく、足元の石や枯れ木などが見えにくくて歩きにくかった。
しかし小一時間で猪名川不動尊に到着。
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行場の滝はなかなか立派だった。
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しばらく林道を下って猪名川変電所。こんな大きな変電所は初めて見た。
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杉生(すぎお)のバス停がよくわからず、一つ先の大島小学校前のバス停まで歩いて、本日の行程は終了となった。
今日も梅田に出ることになったので、先日人混みに圧倒されて敗退したグランフロントのノースフェースにもう一度行ってみた。
金曜日の夕方なのでかなりの人混みではあったけれどまだ帰宅ラッシュの時間ではなくて、さすがに土曜の夕方よりはマシで今日は行き先もわかっているので、疲労感無く店に到着できた。
目的のゴアテックスの帽子が見つかったので、1,000 円の割引券を有効利用することができた。
ついでに地下街のチケットショップで年賀状を購入。いつも1枚 50 円で買っていたけれど、チケットショップの戦場なのか、1枚 45 円で売っていた。販売ノルマを課せられた郵便局員が売りに来るのだろうか。
北摂のこのあたりの目立った山はほぼ登り尽くした感じではあるけれど、剣尾山の少し西にあって、剣尾山より若干標高の高い横尾山がまだ残っている。北摂最後の課題だ。

明神山

上高地の明神岳なら知っているけれど・・・。
昨日(12/3)は登山教室で播州の明神山へ行ってきた。今回も登るのはもちろん、山名を聞くのも初めての山。
先月行った七種山の近くで、かつて何度も行った雪彦山も近い。

朝から快晴で気温は低かったけれど、昼間はかなり暖かくなるだろうと思った。
自宅から2時間ほどかけて姫路へ。さらにここからバスで 40 分ほど北へ向かう。
下車予定の停留所は松ノ木北だったが、ここは道幅が狭くてバスが停車していると後ろに車が詰まってしまうということで、運転手さんの依頼で一つ先の終点の前之庄まで行った。
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出発は 10 時ちょっと過ぎ。ここからさらに車道を 3.5km ほど歩く。
しばらく歩くと前方に明神山が望めた。なかなかピラミダルな山容だ。「播州富士」とも言われるらしい。このあたりは標高は大したことがないけれど(数百メートル程度)こういう山容の山が点在している。
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「夢やかた」から登山道に入る。
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明神山へはAコース、Bコース、Cコースの3つがあって、我々はCコース(最も東寄り)を上がって、Aコース(最も西寄り)を下る。
登山道に入るといきなり急登が始まる。後半には岩場が出てくるらしい。
稜線に上がると木の間から七種山方面が見えてくる。真ん中の尖っているのは七種薬師か?
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岩場にさしかかって、開けた場所から山頂(ひょっとしたら手前かも)が見える。暖かいというよりは暑い。
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傾斜は一段ときつくなる一方で、前衛峰とも言える地蔵岳に12時過ぎに到着。まだ七合目。
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ここからほんの少し下って、最後の急登を這い上がって12時40分に明神山の山頂(668m)に到着した。他に数人の登山者がおられた。
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360度の絶景で、東西南北のそれぞれに案内板が設置されている。
これは七種山方面。
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下りのAコースはCコースほど急ではないけれど、それでも岩場が随所に出てくる。
Bコースとの分岐点でひと休み。
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岩場にはロープが設置されている。
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マンモスの背は下りなのでロープに頼る。
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朝来た登山口には3時過ぎくらいに下りてきた。
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その後はまた同じ車道をバス停まで歩いて、行きと同じ経路で帰ってきた。
標高の割には登り応えのある山で、天候にも恵まれてなかなか楽しかった。七種山もそうだったけれど、なかなか侮れない山域だ。
しかし何と言っても交通の便が悪いし、それぞれの山が独立していて長い縦走ルートが設定できない。
再訪となるといささかハードルが高い感じがする。