以前に登山講座の受講生だった方から、どこかに案内してほしいと以前から頼まれていて、昨日(1/30)、このコースを歩いてきた。
このコースはほぼ同じルートを講座でも2回歩いているが、大文字山山頂を除いては人通りの少ない静かなコースだ。
銀閣寺近くで落ち合って、まずは大文字山の火床コースへの道を行く。さすがに平日の朝方は銀閣寺でも観光客は少ない。
未舗装路に入ってわずかで道標の無い踏み跡を左側に入るのだけれど、昨年の台風の影響か随分荒れていてわかりにくい。
取り付いたあたりは倒木だらけで、大きなものはノコギリで切られているけれど、小さなものはまたいで越えて行く。
少し急登を上がると道の倒木は減ったけれど、中尾城跡のあたりは随分様子が違っていた。
脇道がたくさんあってわかりにくい。中尾の滝に寄るのは初めてかな?
このあと沢をずっと詰める予定だったのが、右岸の稜線に上がる明瞭な踏み跡に引き寄せられて、まぼろしの滝には寄ることができなかった。
標高が 400m くらいになると日陰斜面には結構雪が残っていた。
火床からの道に合流して、11時半に山頂(465.3m)に到着した。天気は良いけれど、遠方は霞んでいる。正面はポンポン山や小塩山などの西山。
ここでのんびりとお湯を沸かして味噌汁を飲んだりして小一時間の昼食休憩にした。
如意ヶ嶽への道も部分的には大変な倒木で、整備されていなかったらとても歩けない。
雨社にお参り。
如意ヶ嶽には航空機のレーダー施設があって、山頂(472m)には立ち入れない。
ここからしばらく車道で(と言ってもレーダー施設に行く車しか走らないので、これまで車に出会ったことは無い)、車道の展望場所から音羽山。
ガードレールの下をくぐってまた登山道に入ってしばらく行って、今日は本当の長等山(354m)まで足を延ばした。
琵琶湖方面が絶景。雪を被った伊吹山の上部が見えていたのだけれど、写真ではわからない。
少し戻って北に向かって、ゴルフ場のそばを行く。正面に比叡山。
無事、早尾神社に下りてきた。
最後に、皇子が丘公園でお湯を沸かしてコーヒータイムにした。
守山のお二人は京阪線で石山へ、私は湖西線の大津京駅に向かって別れた。