昨日(3/17)は講座で和歌山・大阪県境の俎石山(まないたいしやま)へ行ってきた。行くのはもちろん、名前を聞くのも初めての山。
集合はJR阪和線の六十谷(むそた)駅。生憎の雨。
しばらく川沿いの車道を行く。
幸い雨は止んで、井関橋から山道に入る。
11時半くらいに井関峠に到着して、ここで昼食にした。そしてまずは籤法ヶ岳(せんぽうがだけ or くじほうがだけ)を目指す。
籤法ヶ岳東峰(381m)。
そして西峰。
大福山山頂は後回しにして、井関峠から小一時間で俎石山(419.9m)に到着した。
少し北へ行くと大阪湾が見渡せる展望台がある。
来た道を戻って、大福山(427m)。
ここの展望台から和歌山市方面。
帰路、見返り山へ立ち寄る。
ほどなく林道に下り立った。
少し下ると行きの道に合流して、同じ川沿いの道で六十谷駅に戻った。
時折雨がぱらついたりして、不安定な天気の一日だったけれど、ちょうど展望箇所では眺望を楽しむことができた。
月: 2019年3月
栂尾から沢ノ池、鷹峯
水曜日(3/13)は京都一周トレイルの講座で、昨秋の台風の被害で不通になっていた区間を歩いてきた。
交通の便の関係で栂尾から沢ノ池に向かって、それから鷹峯まで歩いた。
栂尾に集合して、少し車道を歩いてから福ヶ谷の林道に入る。
このあたりは最も被害が大きかった地域で、北山杉の植林がこの有様。
小一時間でようやく山道へ。
今回、唯一の展望場所。しかしこれは台風のせいで木が倒れて開けたもの。正面の尾根は先月歩いた松尾山の稜線。
ひっそりした仏栗峠(ほとくりとうげ)。
沢ノ池に到着して、ここで昼食にした。
しばらく車道を歩いて本来は山道に入るのだけれど、この先が斜面の崩落で通れない。迂回路へ回る。
迂回路は東海自然歩道。何十年も前に東海自然歩道を箕面から室生寺まで行ったので、ここは通っているはずだけれど、もちろんそんな記憶はまったく無い。それにしてもその当時と比べると東海自然歩道はもう忘れ去られているような箇所が多いと感じる。
路上に何かの骨? 長さ数センチくらい。
上ノ水峠も静か。道標すら無い。これはこれで悪くない。
このすぐ下が通行止めの箇所。さっきの箇所からここまでが不通区間になっている。
ここから千束に向かって下っていくけれど、ここもまだまだ荒れている。
車道に出て少し行くと、紙屋川の左岸に数年前の大崩落の補修箇所。
午後2時に鷹峯に到着して解散した。
私はその後1時間ほど歩いて出町柳から帰った。
びわ湖バレイ3回目
今日は3週連続でびわ湖バレイに行ってきた。たぶん今シーズンのラストびわ湖バレイ。来週はいろいろあって時間が取れないし、その次となるともう賞味期限切れになっているだろう。
そろそろ暖かくなっているだろうと思って春用のジャケットとオーバーパンツで行ったところ、これが大失敗。ゲレンデエリアは強風で、これまでで一番寒かった。
それでも展望はそこそこで、武奈ヶ岳を望むことはできた。
5週連続のゲレンデ練習となったが、3週目までは復調が見られて気分良かったけれど、それ以降は足踏み状態。元々のレベルまで戻ってきてしまったということなのだろう。
寒さのおかげで気力も削がれて、東京マラソンの大迫傑状態になった。
30分ほど休憩所に入って気力回復をはかったけれど期待ほどには回復せず、制限時間を1時間以上残して下りてきた。
こういう眺めは今シーズン最後になるだろう。
日帰りエリアのゲレンデ練習はもう行けないと思う。しかし高速を走ってまでゲレンデ練習へ行く気にはならない。もはやゲレンデで1日まるまる滑る気力は無い。
それくらいなら易しい山スキーコースへ行った方がいいのだけれど、残念ながら今年はかなりの雪不足で、岐阜や福井の美濃エリアはすでに下部はヤブになっている模様。もちろん白山まで行けば大丈夫だろうけれど。
次に行けるのは4月になる。となるともはや行き先はアルプスエリアしか無い。
しかしコストをかけて栂池まで行って白馬乗鞍だけで帰ってくるというのもちょっとむなしい。
悩ましい・・・。
釈迦岳、武奈ヶ岳
2月は週末に用事が続いたり、スキーへ行ったりで、個人山行はゼロで終わってしまった。ゲレンデスキーは4回行ったけれど、そろそろ山にも行かなければ。
と言うことで好天予報の今日(3/2)、正月に敗退した釈迦岳と武奈ヶ岳のコースを再挑戦することにした。
正月と同じ電車に乗って、同じく8時18分に比良駅を出発した。
雪が少ないことはわかっていたので、ゴアテックスのトレランシューズで来た。そして簡易ヘルメットをしのばせた帽子を被った。
トレランシューズは快適で、30分でイン谷口まで来た。やはり山歩きはこれに限ると再認識した。山スキーならいざ知らず、重い登山靴はもう履きたくない気分。
正面に釈迦岳が見える。ここから標高差で850mくらい。
ようやく登山道に入った。日射しの木漏れ陽がまぶしい。気分は上々。
正月に2時間半かかった敗退地点まで1時間半で来た。足元の道標は正月は雪に隠れて見えなかった。
ここで先のことを考えてチェーンスパイクを履いて、ポールを出した。
雪はそれほどはしっかりしていなくて、しばしば踏み抜いてヒザあたりまではまり込んだ。歩きにくい。
予想以上に時間がかかったけれど、あと少し。
10時28分、出発して2時間10分で釈迦岳(1060.1m)に到着した。
立ったままでジェルだけ補給して、早々に武奈ヶ岳に向かう。武奈ヶ岳は遠いような近いような・・・。
八雲ヶ原に向かって下る。スキー場があった頃のリフトの跡がくっきり。その右奥が武奈ヶ岳。
ここのスキー場は何度か来た。びわ湖バレイほどは混んでいないのが良かった。何せシングルリフトを乗り継がなければならないので、それほど大量にスキー客を運ぶことができなかった。
そろそろ雪が緩んで歩きにくくなってきたが、最後の登りはなかなかしんどい。稜線に上がるとあとわずか。
12時12分、武奈ヶ岳山頂(1214.2m)に到着した。
快晴無風という最高のコンディションだったので、今日初めて腰を下ろしておにぎり休憩にした。びわ湖バレイのスキー場が真正面に見える。
昨年、堂満岳から武奈ヶ岳へ向かった時の逆コースでコヤマノ岳へ。
最後の方は昨年とはちょっと違うトレースで、金糞峠の西の沢筋に下り立った。
わずかの登り返しで金糞峠へ。
ここでまた腰を下ろしてどら焼き休憩にして、青ガレを下る。
40分ほどで大山口。
あとはひたすら比良駅に向かう。またまた電車の時間ギリギリで、あわただしいフィナーレになったが、ちょっと立ち止まってびわ湖を眺める。
電車出発3分前の午後2時50分、比良駅に戻ってきた。
今年初めて、山らしい山へ行ったという気分になった。