2月は週末に用事が続いたり、スキーへ行ったりで、個人山行はゼロで終わってしまった。ゲレンデスキーは4回行ったけれど、そろそろ山にも行かなければ。
と言うことで好天予報の今日(3/2)、正月に敗退した釈迦岳と武奈ヶ岳のコースを再挑戦することにした。
正月と同じ電車に乗って、同じく8時18分に比良駅を出発した。
雪が少ないことはわかっていたので、ゴアテックスのトレランシューズで来た。そして簡易ヘルメットをしのばせた帽子を被った。
トレランシューズは快適で、30分でイン谷口まで来た。やはり山歩きはこれに限ると再認識した。山スキーならいざ知らず、重い登山靴はもう履きたくない気分。
正面に釈迦岳が見える。ここから標高差で850mくらい。
ようやく登山道に入った。日射しの木漏れ陽がまぶしい。気分は上々。
正月に2時間半かかった敗退地点まで1時間半で来た。足元の道標は正月は雪に隠れて見えなかった。
ここで先のことを考えてチェーンスパイクを履いて、ポールを出した。
雪はそれほどはしっかりしていなくて、しばしば踏み抜いてヒザあたりまではまり込んだ。歩きにくい。
予想以上に時間がかかったけれど、あと少し。
10時28分、出発して2時間10分で釈迦岳(1060.1m)に到着した。
立ったままでジェルだけ補給して、早々に武奈ヶ岳に向かう。武奈ヶ岳は遠いような近いような・・・。
八雲ヶ原に向かって下る。スキー場があった頃のリフトの跡がくっきり。その右奥が武奈ヶ岳。
ここのスキー場は何度か来た。びわ湖バレイほどは混んでいないのが良かった。何せシングルリフトを乗り継がなければならないので、それほど大量にスキー客を運ぶことができなかった。
そろそろ雪が緩んで歩きにくくなってきたが、最後の登りはなかなかしんどい。稜線に上がるとあとわずか。
12時12分、武奈ヶ岳山頂(1214.2m)に到着した。
快晴無風という最高のコンディションだったので、今日初めて腰を下ろしておにぎり休憩にした。びわ湖バレイのスキー場が真正面に見える。
昨年、堂満岳から武奈ヶ岳へ向かった時の逆コースでコヤマノ岳へ。
最後の方は昨年とはちょっと違うトレースで、金糞峠の西の沢筋に下り立った。
わずかの登り返しで金糞峠へ。
ここでまた腰を下ろしてどら焼き休憩にして、青ガレを下る。
40分ほどで大山口。
あとはひたすら比良駅に向かう。またまた電車の時間ギリギリで、あわただしいフィナーレになったが、ちょっと立ち止まってびわ湖を眺める。
電車出発3分前の午後2時50分、比良駅に戻ってきた。
今年初めて、山らしい山へ行ったという気分になった。