びわ湖バレイ3回目

今日は3週連続でびわ湖バレイに行ってきた。たぶん今シーズンのラストびわ湖バレイ。来週はいろいろあって時間が取れないし、その次となるともう賞味期限切れになっているだろう。
そろそろ暖かくなっているだろうと思って春用のジャケットとオーバーパンツで行ったところ、これが大失敗。ゲレンデエリアは強風で、これまでで一番寒かった。
それでも展望はそこそこで、武奈ヶ岳を望むことはできた。
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5週連続のゲレンデ練習となったが、3週目までは復調が見られて気分良かったけれど、それ以降は足踏み状態。元々のレベルまで戻ってきてしまったということなのだろう。
寒さのおかげで気力も削がれて、東京マラソンの大迫傑状態になった。
30分ほど休憩所に入って気力回復をはかったけれど期待ほどには回復せず、制限時間を1時間以上残して下りてきた。
こういう眺めは今シーズン最後になるだろう。
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日帰りエリアのゲレンデ練習はもう行けないと思う。しかし高速を走ってまでゲレンデ練習へ行く気にはならない。もはやゲレンデで1日まるまる滑る気力は無い。
それくらいなら易しい山スキーコースへ行った方がいいのだけれど、残念ながら今年はかなりの雪不足で、岐阜や福井の美濃エリアはすでに下部はヤブになっている模様。もちろん白山まで行けば大丈夫だろうけれど。
次に行けるのは4月になる。となるともはや行き先はアルプスエリアしか無い。
しかしコストをかけて栂池まで行って白馬乗鞍だけで帰ってくるというのもちょっとむなしい。
悩ましい・・・。

びわ湖バレイ

昨日(2/22)は今年3回目のスキーにびわ湖バレイに行った。
無雪期の山歩きでは何度も訪れているけれど、スキーで来るのは一体何十年ぶりだろうか。もはやまったく記憶が無い。
何度か来たことは間違い無いのだけれど、おそらくスキーブームの頃で、確か混雑ぶりがひどかったはずで、いい印象が無い。そんなこともあって、山スキーをやっている頃に練習でゲレンデへ行く時もここは対象外だった。
今シーズンは雪不足で国境は3月を待たずしてほぼ賞味期限切れ。となると多少なりとも標高の高い所となると箱館山かびわ湖バレイしか無い。
シニア割引のある箱館山か、平日割引のあるびわ湖バレイかで天秤にかけて、少し高いけれど30分ほど近いびわ湖バレイに行くことにした。平日なら混雑もそれほどひどくないだろう。
家から1時間半ほどで到着して、一番のゴンドラに乗って8時半過ぎに打見山に下り立った。そして一旦小さな緩斜面を滑って、リフトに乗って蓬莱山へ。
遠方には武奈ガ岳。やはり雪が少ない。
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今回も午前券で1時半まで。ゴンドラで上がらなければならないゲレンデは休憩に車に戻るということができないのが難点で、一度トイレ休憩のあとに5分ほど腰を腰を下ろした以外は時間ぎりぎりまで滑り続けた。
昔は金曜日の夜に出発して土日の2日間まるまる滑ったりしたけれど、もはやそういう気力も体力も無い。半日で十分だ。
基本練習を繰り返した成果かどうかわからないけれど、後半の2時間くらいは以前の滑りの8割くらいまでは感覚が戻ってきたように感じた。と言ってももともと万年2級スキーヤーというレベルなのだけれど。
もう山スキーを再開するのはムリなのではないかと恐れていたけれど、これなら初心者ルートなら何とかまた行けそうな気がしてきた。
そろそろ取立あたりでもと思ったりするけれど、新しい車はまだスタッドレスタイヤを履いていない。懐事情を考えると今シーズン中にタイヤを購入するのはちょっと厳しい。何せサイズが大きいのでタイヤも高い。
取りあえずスキー用のヘルメットを買っておこうと思う。以前に山スキーをやっていた頃はゲレンデはもちろん、山スキーでもヘルメットを被っている人など見たことが無かったけれど、最近はゲレンデでは半分くらいの人はヘルメットを被っている。山もアルプスに行くとそんな感じ(無雪期も)。
私がヘルメットを被ったのは以前に岩登りやアイスクライミングをやっていた時くらいで、帽子もわずらわしくて嫌いなので、真夏の炎天下や真冬、雨の日以外はほとんど被らないのだけれど、安全のためには被った方がいいということは十分認識している。
こういうのは慣れの問題なので、慣れれば被っていない方が落ち着かないということになるのだろうと思う。

国境高原スノーパーク

ここ2年ほどまた雪のある山に出かけるようになって、もうやることは無いだろうと思っていた山スキーへの郷愁が蘇ってきた。
正月に釈迦岳を敗退した時、新雪の斜面を見て、スキーなら快適に登れるのに、と感じた。と同時に、こんなところをツボ足でラッセルするなんてあまりにもバカバカしいと思った。
しかしいざ再開するとなると不安は大きい。体力もさることながら、脚力の衰えも著しい。スキーはジョギングよりも脚力が必要と感じるし、山スキーとなるとさらに厳しい。4年前の取立山の山スキーでの失望感も脳裏に深く焼き付いている。
しかし再開するのなら一日も早い方がいいし、本当にもうダメかどうかはやってみないとわからない。道具は揃っているので、あとは出かける決心をするだけだ。やってみてやはりダメということになれば諦めもつくだろう。
と言うことで、日曜日(2/3)は天気予報も午後からは雨模様とのことだったので、午前の半日で国境(くにざかい)高原スノーパークへ久しぶりにスキーに出かけることにした。
8時のリフト運行開始に合わせて5時半に家を出て、予定通り2時間で到着。車の中でカップ麺とおにぎりの朝食をとって、8時過ぎにゲレンデに出た。
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車の中に置きっぱなしになっていたリフト券ホルダーを見ると、2010年のここのナイターリフト券が入っていた。つまり9年ぶりということ。以前は土曜の夜はナイター営業をしていたのだけれど、いつの間にか無くなってしまっている。
まずは下のリフト横の緩斜面で試してみる。
スキーで雪の斜面を滑るという感触をすっかり失ってしまっているので、最初は怖々プルークボーゲンで制動しながらゆっくり下る。途中で一度休まなければならないくらい脚に力が入った。
それでも3本くらい滑ると多少は感覚も戻ってきて、最初の緊張感はほぐれて横ずれの感触が味わえるようになってきた。
予め YouTube の動画で見つけた、横ずれで制動する練習を繰り返した。昔からターンの直後が暴走気味になるクセがあるので、それを矯正するための練習。
2時間ほど滑って、一旦車に戻ってコーヒーブレークにした。
スマホで練習動画を再確認してまたゲレンデに戻ったところ、下のリフトの待ち行列が少し延びていた。と言ってもほんの2〜3分程度の行列なのだけれど、それまではスイスイ状態だったのでわずらわしい。
で、後半戦は上のリフト横の斜面に行くことにした。ここは上部は若干傾斜がきつい印象があったので、今日の練習にはどうかだろうかと思っていたのだけれど、いざ行ってみるとそれほどではなかった。
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今度はこの斜面でひたすら同じ練習を時間ギリギリの午後1時直前まで繰り返した。
わずか半日の練習だったけれど、あせって昔の残像を追い求めようとせずに基礎練習に集中したせいで、いい感覚で終わることができた。こういう練習を何度か繰り返せば、ゴールデンウィークあたりにはアルプスのロングルートにも行けるのではないかと感じた。
問題はあと何日練習に行けるかということで、近場のスキー場はおおむねあと1ヶ月少々くらいしか滑れない。3月後半になると日帰りエリアはまずムリなので、時間も金もかかる。
中辺路の後半部分も早いうちに行ってしまいたいところだけれど、こちらはスキーほどはシーズンの制約が無いので、スキーシーズンが終わってからでもいいかも知れない。