淀川80km走

昨日はクラブの練習会だったが、クラブの若手スピードランナー(フル2時間22分)がウルトラに向けた80km走を淀川でやるということで、それに参加してきた。
彼は初ウルトラの3月の淀川で7時間6分で優勝した強者で、キロ6分で行くと言ってはいたものの、きっと走り出したら5分くらいに上がってしまうだろうと予想していた。
で、私はおそらく序盤から単独走になるという想定で、おにぎりやおはぎなど、補給食をしっかり用意して、先日のマラニックの再現にならないようにだけはしようと思った。
スタートゴールの枚方市駅まで電車で往復するのは癪なので、自宅をスタートゴールにしようと思った。
参加したのはクラブから3人と、クラブ外の人2人。そして自転車で伴走してエイドして下さる2人だった。
クラブから参加したもう一人もウルトラのベスト7時間7分という猛者で、まさにピンとキリという組み合わせとなった。

枚方市駅に8時集合で、まずは淀川に出る。距離稼ぎのために樟葉手前まで一旦遡って、穂谷川を越えたあたりで折り返す。
予想に反してキロ6分少々くらいのペース。天気も良く、これならしばらくついていけそうだ。ただ、かなり暑くなりそう。
ダベりながら走ると2時間くらいはすぐに過ぎる。
クラブ外の人が一人、大日のあたりで早期下車。午後から実家の高知で親族の葬儀とか・・・。
毛馬で少し休憩。コーラがおいしい。
距離稼ぎのためにここから大阪城まで往復する。
大阪城公園の噴水でまた休憩。ここでクラブ外のもう一人も下車となった。結局クラブの3人だけが残ることになった。
そろそろ40km近いが、まだまだ余裕がある。キロ6分少々なら大丈夫だ。
ところが毛馬に戻るあたりからスピードランナーの彼が足の不調を訴える。何せウルトラの翌週に韓国でマラソンを走って、2時間30分少々で優勝してきているので、さすがに疲労が溜まっているのだろう。
想定のコースは毛馬から淀川を下って舞洲まで行って折り返す予定なのだが、彼はここから戻るとのこと。
我々はどうするかという判断を迫られたが、私はせっかくここまで来たのでやはり予定のコースを走りきりたいと思った。私の方がはるかに走力が低いので、最後まで持たない可能性は少なくなかったが、やはり限界まで行ってみたいと思った。
と言うことで、自転車1台でサポートしていただいて、ピンとキリの二人で舞洲へ向かう。ようやく全行程の半分というところ。
次第に川幅が広くなって、潮の香りが漂ってきた。遠方に阪神高速の湾岸線が見える。あれを越えたあたりが折り返し地点だ。向かい風が強くなってきたが、日射しが強いので、しんどいやらありがたいやら・・・。
午後3時頃、ようやく折り返し地点に到着した。約50km。ついにここまで来てしまったという感じ。あとは戻るしかない。もちろん、最悪を想定して帰りの電車賃くらいは持ってきているけれど。
まだ若干は余裕がある。キロ6分少々は維持できている。毛馬から舞洲までは遠かったが、帰路になると気分的には随分楽だ。毛馬に戻ると少しほっとした。が、まだ20km以上残っている。
毛馬から再スタートすると、急に脚が重くなってきた。キロ6分半くらいに落ちて、さすがに相棒はしびれを切らしたのか先に進んで行った。その方が私も気が楽だ。
寝屋川あたりまで来ると走り続けるのがかなり厳しくなってきた。もうキロ7分以上だ。
このまま走る続けるのはムリと判断して、公園の水道で水を飲んだり、顔を洗ったり。そして歩きながらぼた餅を食べたりして、復活を期待した。
サポートの方にいただいたぶどうもおいしかった。
枚方市まで残り数キロというあたりで、サポートの方と別れた。私はこのまま家まで帰るつもりだが、他の人は枚方市で風呂へ行って打ち上げをやるので、むしろ放っておかれた方が気が楽だ。
寝屋川のあたりでは最後まで走れるかどうか不安を感じたが、多少復活してきたようで、ペースは上がらないものの家まで走り続けられるだろうと感じにはなってきた。
この後もずっとキロ7分台後半あたりのペースで、おおむね予想通りの6時半頃に家に到着した。
約86km。休憩も入れて約11時間だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です