先週の金曜日(5/12)は随行で朽木の三国岳へ行ってきた。
桑原橋から登って古屋へ下りるというコースで、部分的には昨秋に歩いている。
以前ならマイクロバスをチャーターして来るような不便な場所なのだけれど、昨今のバス料金高騰と、受講生の減少というダブルパンチのために、堅田からタクシーで桑原橋に乗りつけた。
しばらく植林の急登を這い上がる。
標高が上がるとイワカガミが登場。
休憩を入れながら、スタートして1時間半ほどで丹波越の峠に到着した。
足元にはミヤマカタバミ。
これはオオカメノキというらしい。
峠から1時間ほどで三国岳への分岐に到着。
三国岳の山頂(959m)で昼食となった。ずいぶん山深い不便な場所なのだけれど、個人的にはここ1年ほどで3回目。
下山はまず岩谷峠へ。
ここで実にめずらしいも瞬間に出会えた。
何と、エゾハルゼミが蛹からふ化する瞬間に立ち会えたのだ。
最初に見た瞬間は、ふ化に失敗して死んでいるのかと思ったのだけれど、少ししたら足が動き出した。
羽が次第にしっかりと広がってきて、幹を上に登りだした。さすがに飛ぶまでは至らなかったけれど。
ここからしばらくはシャクナゲがたくさん咲いていた。
沢筋に下り立ったらニリンソウ。
対岸には雪が残っていた。
ちょうど予定の3時に古屋に到着した。
3時に迎えをお願いしていたタクシーがすぐにやってきて、堅田までスムーズに帰ることができた。