23 日の夜は陸上クラブの忘年会だった。
例年、忘年会の日は午前中は練習会だったのだけれど、どういう訳か今年は練習会が設定されていなかった。加古川マラソンがあったから?
好天予報だったので、おいしいビールを呑むために近場のショートコースへ行くことにした。
前の日曜日の随行で醍醐山を踏めなかったのが心残りだったので、ここをすっきりさせて新年を迎えたいと思った。
ただ、先日の同じルートだと同じ結果になる可能性があるし、上醍醐への入山料も必要になる。なので地図を見て、北側から稜線を辿ってみることにした。
先日と同じく地下鉄の醍醐駅からスタートした。先日出たのとは反対方向の出口が醍醐寺方面の矢印になっていたので、そこから出発したところ、いきなりロストしかけた。あわてて軌道修正。午前8時半。
しばらく住宅街の登り坂を行く。前に見えるのが目指す高塚山だろうか。
入山料のかかる仁王門の前を左折。
長尾天満宮へ右折。
参道の右が登山道のような気がしたのでそちらへ。
ところがここを進むと正しいルートから次第に離れてきた。このまま進むと違う方向に行ってしまいそうなので、横のヤブ斜面を強引に這い上がった。
数分ほどでしっかりした道に合流した。天満宮の参道をそのまま上がったら良かったのかも。
部分的には傾斜のきつい所もあるけれど、なかなか気分のいい道だ。ハイカーと何回かすれ違った。
そろそろ高塚山かなと思って、ちょうど道が南に折れる所の北側のピークに上がってみたけれど、それらしい標識は何も無い。
地形図を取り出して確認してみたところ、なんとすでに高塚山は通り過ぎていた。まったく気が付かなかった。戻るにはちょっと行き過ぎていたので、そのまま先に進む。
ほどなく車道に合流。
正面はたぶん醍醐山。
また登山道に入る。標識の「上醍醐」の表記が消されている。
なかなかいい感じの道で、わりと走れる。
10 分少々で先日訪れた五大堂の下に出てしまった。あれっ? 醍醐山はどこ?
このあたりから見ると五大堂の建物のあたりが山頂の様に見えるけれど、そこに上がれそうな踏み跡は見あたらない。
ここも地形図をしっかり見てみると、いつの間にか通り過ぎてしまっていた。わりとずっと走っていたので、そんな登りは無かったように思うのだけれど。
二つのピークを見落として何となく気分はすっきりしないけれど、このまま進むしかない。
しばらくは先日と同じルートを辿る。
開山堂の前に「醍醐山頂」の標識が立っていた。先日も標識があるのは気付いていたけれどこの表記は目にとまらなかった。
先日と同じく「東ののぞき」。
「奥の院」。ここは先日は訪れなかった。
実はここへは来るつもりは無かったのだけれど、先日の記憶でうっかり来てしまったのだった。
本来の道に戻って、本宮の峰への分岐は注意して行かないようにして、志津川へ向かった。
道なりに進んだのだけれど、どういうわけか先日の鎖場には出会わないまま林道に出てしまった。
林道を少し行って、それから沢筋に入って、ユウレイ峠。
パノラマ岩からの眺めは先日の方が空気が澄んでいた。
このあたりは走れる。調子に乗って走っていたら、日野山に出会わないままガンガン下りだした。ひょっとして山頂をカットしてしまったしまったのだろうかと思って gps を確認したら、案の定ロストしていた。
ロストした場所まで戻ったら古びた標識があった。先日は見た記憶があるのだけれど、走っていたので気が付かなかった。
日野山へ。
供水峠を越えて天下峰へ向かう。このあたりも走れる。
天下峰には 11 時 50 分に到着した。
ここで今日初めて腰を下ろしておにぎり休憩にした。熱いお茶がおいしかった。
先日、天下峰に着いたとき、単独行の男性がおられた。その方が南の方に下りていかれるのを見ていたので、私もそちらに向かうことにした。
結構荒れていて道がわかりにくいけれど、赤いテープマークがわりと短い間隔である。
10 分ほどで車道に出た。
しばらく車道を下って、ゴルフ場の取り付け道路に入る。ここをしばらく登って、また土道へ。
しばらく進むと別のゴルフ場の中を通るようになった。ハイカーの通過を監視している人がいた。
いつの間にか当初の予定のルートとはずれてしまっていたけれど、いずれにしてももう下道を駅に向かうだけなので、地図を見ながら黄檗駅に向かった。
駅に到着したのは 12 時 50 分だった。
4時間 20 分で約 17km。忘年会前にちょうど適度な運動でした。