2/16 の日曜日は雨の中を講座で天理の大国見へ行ってきた。終日雨の予報だったためにドタキャン続出で、参加者は本来の人数の半分だった。
私が登山を始めた50年ほど前には近郊の低山への有料ツアーというのはまだ存在していなかったので、朝から雨の日に山へ向かうということは泊まりがけで遠方に出かける時以外はあり得なかったが、有料ツアーの場合はそういうわけにはいかない。
集合は天理駅。
街中を歩くと天理教本部の壮大な建物。前の道には祭りの出店が出ている。これはいつものことなのだろうか。
10分少々で石上(いそのかみ)神宮へ。ニワトリも雨やどり。
本殿にお参り。雨のせいか日曜日だというのに人が少ない。
ここからはしばらく山辺の道を行く。
ハタの滝。
このあと山辺の道を離れて大国見へ向かう。
少し車道を離れて、石上神社。こちらは「神社」です。地元では石上神宮の元社と言われている。
また車道に戻って、弘法大師ゆかりの桃尾の滝。万葉集にも「布留の滝」として詠まれている。
ここの前の休憩所で昼食にした。運良く雨が止んでいた。
これから大国見の登山道に入る。コンクリートの急登で、コケで滑りやすくて危ない。
登山道から少し横にそれて、大親寺。
登山道もなかなかの道で、おまけに雨で滑りやすい。
12時50分、大国見の山頂(498m)に到着した。生駒がかすかに見えていた。
地形図にも「大国見山」と記載されているが、もともとは「大国見」だった。近年はもともと「○○○」という山名だった山を「○○○山」と呼ぶことが多くなっている。
下山は北側に向かう。
車道に出て、名阪国道をトンネルでくぐる。
岩屋町には磨崖仏があるらしいが、どれかよくわからず。
このあともずっと車道で、天理教教祖のお墓。
午後3時10分、天理駅に戻ってきて解散した。
雨はそれほど強くなくて、昼食時にはたまたま止んでいたので、天候のわりには不快感は少なかった。
それにしても天理教関連の多くの建物にはちょっとびっくりした。大変な資金力だ。街全体が天理教という感じだった。