今年はカレンダーの関係で講座の初日が 1/4(月)になっているため、正月の遠出はあきらめた。どうせ今年からは自由の身になるので、こんな時期にわざわざ遠出する必要は無い。
ということで、講座前日の 1/3(日)に翌日に疲れを残さない程度の軽いルート設定で愛宕山か比叡山に行こうと思った。
最終的には電車の乗り換えが面倒な愛宕山は却下して、これまで歩いたことのない道を拾いながら比叡山を歩くことにした。今年はきっと雪もしっかりあるだろう。
朝はゆっくりめで、8時35分に叡電の一乗寺駅を出発した。
車道を行くと目の前に瓜生山。
ゆっくり登ると右手に詩仙堂。入ったことが無いが、中はまだ開いていなかった。
ちょっと寄り道して八大神社にも参拝しておく。
お次は「一乗寺降魔不動明王」。
いよいよ狸谷山不動院のエリアに入る。階段を上がると「弘法大師 光明殿」。
さらに上がると本殿が現れた。写真では何度か見ているが、本物を見るのは初めて。
階段を回り込むと「宮本武蔵修行の滝」。
さらに階段を登った所から登山道が出ていた。
9時8分、ようやく登山道に入って、マスクをはずす。
道はいろいろあってよくわからないが、一番歩かれていそうな所を選んで登ったところ、登山道に入ってから 10 分足らずで一周トレイルコースに合流した。ここは瓜生山から少し下った場所で、道路崩壊で迂回路になっていた所が歩けるようになっていた。
しばらく一周トレイルコースを辿って二ノ鳥居。
ここからはまだ歩いたことのない林道でドライブウェイに向かう。
途中でチェーンスパイクを着用した。
林道を 30 分ほどでドライブウェイに出た。車道を渡って東海自然歩道に入る。
ここから無動寺谷まではトレイルレースの試走などで何度も歩いて(走って?)いるが、雪のシーズンは初めて。
無動寺谷のエリアに出る手前は元々の道が荒れているのか、一度沢に下ってから登り返すルートになっていた。
延暦寺のエリアに入ると道に雪が無くなった。標高は高いはずなのだが。
よく見たらどうも清掃されているようで、若い修行僧の仕事なのだろう。私はチェーンスパイクを履いているので雪があった方がいいのだけれど。
11時22分、ケーブル延暦寺駅に到着して、ここの展望台でおにぎり休憩にした。
展望台から琵琶湖方面の眺め。
これは比良の南部。
ここから大比叡に向かう。この道は初めて。登山口がよくわからなかったが、ケーブル駅のすぐ前に上に上がる階段があったので、そこを行ってみる。
西尊院堂の前を通ってドライブウェイを渡ったら、すぐそばに登山道があった。
登山道に入ってすぐのところにはお墓がたくさんあって、踏み跡につられて変な方向へ入ってしまったが、すぐに戻って上に向かった。
ここからは何人ものハイカーが下山してくるのにすれ違った。わりと急な登り。
智証大師(円珍)の御廟。空海の甥にあたるらしい。
延暦寺からの道に出会って、緩やかな道を行く。短パンのトレイルランナーが下りてきた。
12時ちょうどに大比叡(848.1m)に到着した。
あとは知っている道で八瀬に下山の予定。
駐車場から北山の山々。麓は大原の集落。
スキー場跡。近年では雪が多い。
ネットの隙間から下山口へ。
少ないながらも踏み跡はあった。
回峰行の道に合流して、浄刹結界石。
午後1時18分、八瀬駅に下山した。
帰りの電車は「ひえい」でした。
満足の本年登り初めでした。