4/26(火)、東北遠征最後の山の栗駒山に向かう。曇天のもと、7時過ぎに「いこいの村栗駒」の駐車場に到着した。今日も他には誰もいない。
7時半過ぎに駐車場を出発した。やはり疲れが残っていて身体が重いが、樹林帯の緩い登りを進む。
次第に傾斜が急になってきたのでクトーを付けた。しばらく登ると車道に出会った。
車道を避けて横の斜面を進むと大きな水流が現れた。右側を何とか通過できた。
9時過ぎに車道終点のいわかがみ平の避難小屋まで来た。
遥か彼方に栗駒山の山頂が見えてきた。
ずっとなだらかな雪の斜面のように見えたが、実際はうっとうしいヤブがしばしば行くてを阻む。
ようかん休憩を取ってさらに進んだが、ついに完全なヤブに阻まれてしまった。
疲れた身体でここを突破する気力は無く、ここを今日の最終到達点とすることにした。標高1250m。出発して2時間少々だった。
シールを剥がして下りに移るが、スキーがぜんぜん滑らない。そう言えば東北に来てから一度もワックスを塗っていない。時間はたっぷりあったのにうかつだった。
行きに苦労して抜けたヤブは行きに通った場所がわからなくて結局一旦板を脱いで手に持って通過した。
避難小屋のあたりで女性二人の山スキーパーティが休憩しているのに出会った。
下りも苦労したが1時間足らずで駐車場に下りてきた。
最後まで無事終えることができてほっとした。予定していた8日間の行程は予定通り入山して、ヤブに阻まれた秋田駒ヶ岳と栗駒山以外は山頂までたどり着くことができた。
明日の昼、仙台発のフェリーで帰るので今日は仙台のホテルを予約している。これまで行きのフェリーの夕食以外はすべてコンビニやスーパーの惣菜で過ごしてきたので、今晩は仙台でグルメしようと思う。
ホテルで風呂に入れるがやはり温泉へ。栗駒市の「たかもりの湯」に寄った。
仙台市では国分町というのが有名な繁華街とのことだったので、国分町のそばのホテルに部屋を取った。ただ、仙台市の便のいい場所のホテルはどこも駐車場が無くて近隣の有料駐車場を割引価格で利用するようなシステムになっている。
ホテルのそばは道が渋滞していてなかなかスムーズに走れず、しかもホテルに近い駐車場は私の車は入れられないと断られて、狭くて混んだ道をさんざんウロウロさせられた。少し離れた大きめの駐車場に停められるまで30分くらいかかった。
チェックインして一息ついたらいざ国分町へ。
ネットで調べておいた小さな居酒屋へ入った。おいしかったが思ったよりも高かった。安くてまずいよりはいいけど。