カムイヌプリ

7/20(木)は霧雨模様の中をカムイヌプリ(摩周岳) へ。6時過ぎに第一展望台に着いたがさすがにこの天候では誰もいなかった。

6時35分に駐車場を出発した。

ほぼ平坦な散策路のような道が伸びる。一昔前なら自然と走り出していたような道。

ウツボグサ。

単調な道を淡々と歩く。天気が良ければ気持ち良さそうなのだが。

道の真ん中におそらくシカの足の骨。ひょっとしてクマに食べられた?

オトギリソウ?

トレランのためにあるような道なのだが・・・。

チシマフウロ。

出発して1時間15分で展望台まで来たが、展望は何も無し。さすがに2回の洗濯でようやくクマスプレー後遺症から解放された。

摩周湖を覗いても。

少し先が開けた時もあった。こういう時は気分も良くなる。

これは西別岳?

展望台から25分ほどで西別岳との分岐。

こっちがオトギリソウ?

あと少し。

ヨツバヒヨドリ。

最初にして最後の急登にさしかかる。

どこがピークかよくわからない。

標高はそれほどではない山だが山容はなかなかワイルド。

イワギキョウ。

8時45分、カムイヌプリ(摩周岳、857m)山頂に到着した。

誰もいないので自撮りしたが風が強かった。

今日もまた展望無し。

のんびりするような天候ではないので早々に下山。山頂直下は一部危険な箇所もあるので慎重に下った。

さすがにこの天候では誰も来ないかと思ったが、10人くらいの中高年ガイド付きツアーとすれ違った。

途中、展望台のところでベンチに腰掛けておにぎり休憩にした。

上りはわずかで平坦部分の距離が長いので上りとほとんど同じくらいの時間がかかって、11時前に展望台に下りてきた。

霧の摩周湖というよりはガスの摩周湖。

小さなリスがいて、しばらく逃げなかった。

まだ11時過ぎ。予定していた斜里町の温泉はこのまま先に進めばすぐに行けるのだが、そんなに早く行っても時間を持て余すだけ。なので屈斜路湖を観光してみることにした。

湖畔にアイヌ民族資料館があるようなので、そちらに向かう。が、相変わらずスマホの調子が悪くてナビが使えない。思ったよりも遠くて本当にこの道で大丈夫なのだろうかと不安を感じたが、無事到着した。

JAF割引で100円ほど安く入れた。松浦武四郎のことが詳しく紹介されていて、名前は知っていたものの詳しいことを知らなかったのでこれが良かった。

資料館の前の広場にある句碑。

後ろは屈斜路湖。

そしてこのそばにあったアイヌ料理の店でどんぶりをいただいた。行者ニンニクがたっぷり入って独特の味つけだった。

ナビが無いまま斜里町の温泉に向かう。途中でようやく繋がってナビを使えるようになって、無事「緑の湯」に到着できた。

今宵の宿は道の駅「パパスランドさっつる」。できるだけ Wi-Fi の電波が繋がりやすいように、建物に近い場所に車を停めた。