7/25(月)は実質最終日。今回の旅で初めてのすっきりとした快晴の朝だった。山の上はどうかわからないが。
ホテルの朝食バイキングをしっかり食べて、平取(びらとり)の二風谷へ向かう。今回は最後にここを訪れようというのは最初から決めていた。
伝統的なチセ(小屋)がたくさん並べられている。今もこういう家で生活している人たちはいるのだろうか。
奥に行くとアイヌ文化資料館がある。
1月に行った白老(しらおい)のウポポイに比べるとずっと小規模だが、ウポポイの博物館よりもゆっくりのんびりできた。1時間近くあるDVDをゆっくり見ることができた。
資料館を出てさらに先に行くとにぶたに湖がある。ダム湖だが湖面はほとんど見えない。
二風谷コタンの道路の反対側には萱野茂アイヌ資料館がある。
訪れる人は少なそう。
この建物の向かいに別館があるが、ほぼ物置状態。
そばに金田一京助の歌碑。
金田一京助はアイヌ文化の研究に生涯をささげた。
こんなところに保育所があってびっくりしたが、園児や職員の姿はまったく見られなかった。
午後は初日に夜を過ごしたウトナイ湖の道の駅へ。
展望台の上からの眺め。
そばのコンビニでコーヒーとパンを買って時間潰しして、夕方に苫小牧のスーパー銭湯「なごみの湯」へ行った。ここは1月にも出港前の時間潰しに立ち寄って居心地が良かった。
フェリーは定刻の午後11時半に出航した。帰りも海は穏やかで、ほとんど揺れを感じることなく敦賀に向かった。翌日夕方、能登半島沖のあたりだろうか。