国見山

2/6(月)は講座で奈良県御所市の国見山へ行ってきた。

近鉄吉野線の市尾駅に集合して、しばらく車道を歩く。

数分歩いて市尾墓山古墳へ。6世紀初め頃のものとか。

墳丘の上から左に大和葛城山、右に二上山。

また車道を進んで、天満神社参道脇の「楠の龍神様」。

天満神社の奥に市尾宮塚古墳。6世紀中頃のものらしい。

たまたま整備作業をしておられている方々がおられて、中の石棺を見ることができた。

いよいよ国見山に向かって、国見神社の参道に入る。

石段を上がって、国見神社の本殿。

11時17分に国見山山頂(229.2m)に到着して、ここで昼食にした。

昼食後は北に向かって下山する。下の方にある行者堂。役行者が祀られている。

その後は車道を歩いて、掖上鑵子塚(わきがみかんすづか)古墳。5世紀後半のものとか。

このあともずっと車道で大和武尊の白鳥陵に向かう。このあたりは三年ほど前に個人的に散策した。

そばにはもう梅が咲いていた。

古い家の残る街並みを歩いて、孝安天皇陵へ。

孝安天皇は第6代の天皇で、欠史八代の一人だが、このあたりには神武天皇を始めとして欠史八代の天皇にまつわる史跡が多く点在している。

これらの天皇の実在性はかなり疑わしいが、飛鳥に朝廷が築かれる前の時代にこのあたりに権力者が存在していた時代があったのではないかという気はする。

天皇陵の前から正面に金剛山、右に大和葛城山。

天皇陵の裏手にある金比羅神社。

そして最後に役行者の生誕地と言われている吉祥草寺へ向かう。

山門手前にある地蔵堂。

そして本堂へ。ただし中へは入らず。

近鉄御所駅に向かう途中にあったのは再現された高札(こうさつ)場。江戸時代の掲示板のようなもの?

午後3時前に近鉄御所駅に着いて、ここで解散した。