11/1(水)は前日の羊蹄山の疲れも残っており、天気もあまり良くなさそうなので、今回二度目の電車旅にした。
函館本線の長万部から札幌までの区間は北海道新幹線の札幌延伸のタイミングで廃線が決まっている。まだ何年か先のことではあるが、今のうちに一度乗っておきたいという気持ちはあった。
札幌の街は私にとってはあまりおもしろくないので、味のある小樽までを往復することにした。
できればニセコ駅から往復したかったのだが、列車の本数が少なくてうまい行程が組めない。しかし倶知安発着ならそこそこの本数があるので、倶知安から往復することにした。
倶知安発9時36分の列車に乗る。当初、駅の近くの駐車スペースに停めるつもりでそちらに向かっていたのだが、倶知安駅前を通過する時に駅の前にちょっとした駐車スペースがあるのが目に入った。
ここに置いておけそうな感じがしたので、こちらに停めることにした。スペースは10台分程度。私が着いた時は3台程度だったが、そのうちに満車になった。
少し早めに駅に入ったが、倶知安始発なのですでに列車は入線しており、何人かの人たちが待っている状況だった。
窓の外はこれと言って印象の残るような景観は無い。ほとんど雑草の林の中をしんどそうに登っていく。
稲穂トンネルで峠を越えたら銀山という駅に停まった。
意味ありげな駅名だったので帰ってからちょっと調べてみたところ、駅が設置されたのはかなり古くて、やはり近くにあったルベシベ鉱山で採掘された石を運んだのが由来のよう。地図にはこの近くに銀山という名前の地区があるが、この地区名は駅名から出てきたものだそうで、まず銀山という駅が先にあったとのこと。アイヌ語との関連は無いらしい。
しばらく走って余市駅へ。ここはウィスキーで有名だが、そばにそれらしい建物は目に入らなかった。外は雨。
地図を見ると海のそばを走っているようなのだが、海はほとんど見えない。
そして塩谷駅。ここは昨年の1月に塩谷丸山に山スキーで行った時に駅のそばに車を停めた。
10時51分に小樽駅に到着した。幸い、雨は止んでいた。
昨年の1月も小樽に来たが、この時は駐車場に停めただけで街には出ていない。街に出るのは2年前の4月以来。
駅前の大通りを海に向かって下る。
手宮線跡。
お土産の物色に運河プラザへ。
ここでは気に入るものが見つからなかったので、そばの小さな工芸品店でガラスカップを買ってから運河に行った。
帰りは12時34分発の列車に乗る。三角市場でもう一度海鮮丼を食べようと思ったので、駅の方向に戻る。
大通りからちょっと横に入って、中央市場を歩いた。
そして三角市場へ。
ここで食べた海鮮丼はおいしかった。
雨が降ってきたので外歩きはやめて駅の待合室で少し時間つぶしして、早めに列車に乗った。
海の見える側に座ったが、海が見えたのはほんのわずかの間だけだった。
2時前に倶知安に戻ったときは土砂降りの雨。今日は山にしなくて良かった。雷がゴロゴロ、ピカピカで、外に出るのが怖かった。
マックスバリュのそばにコンビニがあることを知っていたので、ここの駐車場に停めてコンビニのコーヒーで車中で時間つぶしして、その後、今日も綺羅の湯、そしてニセコの道の駅で車中泊した。夜には雨は止んでいた。