6/19(水)はニセコ郊外の昆布岳へ。
何ともかわいらしい山名だが、元々はアイヌ語の「トコンポ・ヌプリ」(小さなコブ山)から来ている。
確かに山頂部がコブのように突出している。
登山口に到着したら2台の車が来ていて、出発準備をしていた。
8時15分に最後尾で出発した。
ほどなく一合目の標識。
遠くから眺めた山容の通り、ゆるやかな上り道。
しばらく行くと先行の2パーティを追い越してしまった。おそらく今日の先頭だと思う。
1時間足らず登ると山頂部が見えた。
マイヅルソウ。
上りがきつくなってきた。
タカネシオガマ?
山頂に近づくと道がさらに厳しくなってきて、ロープの張ってあるところもあった。
10時7分、昆布岳の山頂(1044.9m)に到着した。
羊蹄山がど〜ん。
洞爺湖。
駒ヶ岳も見えていた。
パノラマ映像はこちら。
ひとしきり眺望を楽しんだら下山。
なだらかな下りになってからが想定外の難関だった。穏やかな道なので自然とスピードが出てしまって、制御できなくなってしまうのだ。
フラットな道なので横にカベのようなものもなく、何とか横の草地で止まろうとしても踏ん張り切れずにあえなく転倒!! というようなことを何度か繰り返しているうちにますます脚が踏ん張れなくなるという悪循環。
幸い、道端には岩などはなく、少し汚れたくらいでケガもなく下りてくることができた
11時45分に登山口に戻った時は脚筋はほぼ売り切れという状態だった。後から考えたらポールを使えば良かったのかも。
さて、今日はニセコに向かうのだが、その前に黄金温泉へ。一昨年の秋に一度訪れていて、その時の印象が非常に良かったのでぜひ再訪したいと思っていた。
しかしここはこぢんまりした風呂で、洗い場が二人分しかないので、週末には行く気にならない。
幸い、今日は水曜日なので空いているだろうと期待して行ったところ、案の定先客は二人だけで、ゆっくりと汗を流すことができた。
実はここに来たのはもう一つ目的があって、前回来た時に食べたカレーが安くておいしてくボリュームもたっぷりという三拍子整った優れものだったので、下山後も何も食べずにやってきた。
ところがそのカレーが無くなっていた。店に人によると昨年からやっていないとのこと。やめた理由は聞かなかったが、意外と手間がかかるのではないかと思われた。
時間があるので倶知安のマックスバリュへ行ってお気に入りのイオンブランドのプレミアムビールを買って、ニセコの道の駅に車を停めた。
ここはゴミ箱があるのがうれしい。私がこういう車中泊の旅を始めたのは4年くらい前からだが、その当時は道の駅はどこでもゴミ箱があったのだが、いつの間にやらほとんどの道の駅からゴミ箱が撤去されてしまった。今や自動販売機の空き缶さえ捨てるところが無いというところがほとんど。
最近は駅でもゴミ箱が減ってきていて、ここまで街中のゴミ箱が無くなると結果的にポイ捨てや不法投棄が増えてしまうのではないかという気がする。
高速道路のSAのゴミ箱はどこも満杯状態だが、結局あるところに集中することになってしまうのだ。
羊蹄山を眺めながらのんびりした。