宗谷岬白い道、北見神威岬、サロマ湖、ウトロ

昨夜は寒かった。

6/22(土)も天気は良くない。昨夜から朝まで本降りの雨だった。

取りあえず宗谷岬に向かう。

当初は宗谷岬の突端を出発して宗谷丘陵フットパスを歩くつもりだったのだが、この天気ではそんな長い距離を歩く気分にはならない。

せっかくなのでせめて「白い道」だけでもということで、海に近いゴール地点からスタート地点までを往復しようと思った。

ゴール地点の近くの宗谷公園のそばにお寺があって、車が停められそうだったのでそこに置いた。

薄い中綿ジャケットに雨具を羽織って、小雨の中、傘を持って6時40分に出発した。

宗谷公園なんて立派な名前がついているけれど、実態はこぢんまりしたただの公園。神社とトイレはあるけれど。

少し歩いてゴール地点へ。実は「白い道」は車でも走れる。

最初は普通のアスファルトだが5分ほど行くと白い道になる。

これはホタテの貝殻を砕いたものを道に敷き詰めてある。

道端には巨大なフキの葉っぱ。

丘陵部にさしかかるとそれなりの展望は得られた。しかし風があってかなり寒い。

バイクが1台、通り過ぎて行った。

やや上りの道を30分少々進むと白い道が途切れてアスファルトになった。

何の標識も無いがここがスタート地点なんだろう。

先を見てみるとどうもフットパスというのはほとんどアスファルトの道のよう。

ここで引き返すことにする。

しばらく戻るとオホーツク海が望めた。

のんびり歩いて1時間半足らずの散歩だった。

この先、オホーツク海沿いを走って知床まで行く予定。

宗谷岬はこの2月にも来たばかりだが、通過するのももったいない気がして、一応立ち寄っておく。

ここから先は初めて通るところ。

左にオホーツク海を眺めながら1時間半ほど走って北見神威岬に立ち寄った。

かすかな踏み跡があるのでシューズに履き替えて岩のところまで降りて行った。

なかなか険しい岩場で、先端の岩まで行くのは断念した。

その後、延々3時間ほど走ってサロマ湖へ。

サロマ湖と言えば我々マラソンランナーにとっては何と言っても「サロマ湖ウルトラマラソン」。第1回はおそらく30年以上前だと思う。今年の大会は翌週の日曜日(6/30)の看板が出ていた。

国内で初の本格的な100kmマラソン大会で、ウルトラマラソンブームのきっかけになった大会。

このワッカ原生花園も確かコースの一部になっているはずで、風景の素晴らしさが評判だった。と言うか、今もそうなのだが。

私はその頃は42.195kmのマラソンしか興味が無かったので100kmを走りたいとは思わなかったし、その後100kmの大会は3回ほど走ったけれどこの大会に参加することは無かった。

ワッカ原生花園には長い散策路が整備されていて、レンタサイクルで廻ることもできるのだが、歩ける範囲で歩いてみる。

ハマナス。

エゾスカシユリでしょうか?

「龍宮街道」というのは湖とオホーツク海の境目の岬のような場所に延びた道。

これはオホーツク海。

土曜日だけれど天候が今ひとつのせいか観光客は少なかった。

そして網走で給油。網走はそれなりの大きな街なので郊外よりは安いのではないかと期待したが、期待に反してむしろ高いくらいだった。これなら紋別で入れておけば良かった。

またまた延々走って知床のウトロまで来て、昨年も利用した夕陽台の湯へ。

すぐ前の駐車スペースがいっぱいで、ちょっと離れた駐車場に停めた。土曜日なので混んでいるのではないかと思ったが、風呂は空いていた。

そしてセブンイレブンで買い物をして定番のウトロの道の駅へ。