稲佐の浜、出雲大社

9/26(木)はまずは一畑電車に乗って出雲大社に向かう。

松江しんじ湖駅はホテルのすぐそば。

この路線は一度乗ってみたいと思っていた。この駅に到着する便は通勤や通学客で混雑していたが、反対方向は空いている。

左手には穴道湖。昨年は南側を走る山陰本線に乗って、出雲市から松江に向かった

一畑口駅ではなぜかスイッチバック。

戦前はここから北に向かって一畑薬師まで線路が伸びていたのだが、戦争のための鉄の供出で廃線になってしまった名残り。京都の愛宕山鉄道やケーブルと同じ運命だった。

川跡駅で大社線に乗り換え。

左手に粟津稲生神社の鳥居。

松江しんじ湖温泉駅を出て1時間10分くらいで出雲大社前駅に到着した。

この駅舎は国の登録有形文化財として登録されている。

今回は主として昨年行かなかった場所を辿る予定。

まずは出雲大社と反対方向に行って、宇迦橋大鳥居へ。大きな工事をやっていた。

出雲大社の方向に戻って、中には入らずに海岸の方に向かう。

大鳥居から30分ほど歩いてようやく「稲佐の浜」に到着した。

ここは国譲り神話の舞台。弁天島は今はそばまで歩いていけるが、かつては海の中だった。

そしてここから数分歩いて屏風岩へ。

こんないわれ。

近くで見ると、

実はここ、写真をよく見るとわかるように、住宅街の家と家の間のわずかなスペースにある。ほんの3メートルくらい左には民家の玄関があるという場所。

さて、戻って出雲大社に向かう。

が、途中で奉納山という展望場所の案内が目に入った。

時間があるので立ち寄ってみることにする。

あまり歩かれていない石段を数分上がると展望台があった。

上から国引き神話の風景を眺める。

国引き神話とは、

展望台の上からは稲佐の浜は見えなかったが、下に下りて端の方に行くとわずかに見えた。

そして出雲大社に向かう。

西側から入ったらすぐに拝殿に出た。

何かちょっと違うような?

これは本殿の西側にある神楽殿でした。

さらに進むと本殿の拝殿の前に出た。

そして本殿にお参り。

昨年は本殿のまわりをぐるっとまわったが、今日はもうだいぶと歩いて疲れてきたのでこれは省略して休憩所のベンチでしばらく休んだ。

ムスビの御神像。

そして正面の鳥居に出た。

今、11時半。電車はほぼ1時間に1本しかないので、午後1時台の便に乗る予定をしていたのだが、1本手前の電車に乗って出雲市へ行って、そこで昨年食べなかった出雲そばを食べることにしよう。

昨年ライスバーガーを買った店で松江のクラフトビールを買って、駅のベンチで昼ビールにした。

昼ビールは電車旅ならではで、いつも楽しみにしているのだが、実際に出かけると意外と飲む機会がない。今日は暑い中をたくさん歩いたのでちょうどいい機会だった。

20分ほどで出雲市に到着した。

駅のそばにある店で出雲そばをいただいた。正直なところごくごく普通のそばだった。

いよいよこれから山陰本線完走に向かう。出雲市から京都までは昨年乗っているので、ことしは反対方向に出雲市から下関に向かう。

今日の目的地は益田。ここまでは特急が走っているのだが、あえて普通列車に乗る。

まずは浜田まで。

右側には日本海が望める。

海岸線が見えるところではいたることろにゴミが打ち上げられていてがっかりした。

2時間少々で浜田駅に到着して、ここで益田行きに乗り換える。

1時間ほどで益田駅に到着した。

そして歩いて10分くらいのホテルにチェックインした。

ホテルから数分の居酒屋に行ったら今日は予約で満員御礼とのこと。別の店に入ったらテーブルに灰皿が並んでいるのが目に入ったのであわてて退散。さらに次の店では入り口に喫煙可という表示。

結局、近くにあった大阪王将での定食となった。