10/24(木)は再挑戦第二弾で栗駒山。前回は東側のルートで登ったが、今回は行程の都合で北西の須川温泉から登ることにした。
天気予報では晴れだったのだが、登山口の須川ビジターセンターでは曇りで風が強い。ほとんど昨日と同じような天気で、雨が降っていないというだけ。
寒いので雨具のジャケットを羽織って、頭は耳が覆えるようにニットの帽子にして8時25分に駐車場を出発した。手袋も厚めのものにした。
道標に従って登山道に入る。
ガスと温泉の煙が蔓延していて、硫黄の匂いがぷんぷんする。東側とはまったく異なる光景で、栗駒山が火山であることがよくわかる。
道端の穴から硫黄の匂いのする暖かい空気が噴き出していた。
名残ヶ原湿原を行く。風が止んで暑くなってきた。
帰路に回る予定のコースの分岐。
火山活動のために閉鎖されている須川コースとの分岐。
暑くなってきたのでジャケットを脱いで、手袋も薄いものにした。
沢を渡るところはちょっと苦労した。昨日の雨で水量が増えていたのだろう。左手の細い木の枝を頼りに何とか濡れずに渡れた。
出発して1時間10分ほどで産沼まで来た。
このすぐ先が山頂への分岐。
山頂に向かってしばらく行くとまたわずらわしい木の階段が現れた。
10時17分、栗駒山の山頂(1626.5m)に到着した。
展望も無く、風も強いので、写真を撮ったら早々に退散した。
しばらく下ったところで溝になった道の水たまりを避けようとして横の急な斜面を行ったところ、ずるっと滑ってパンツを少し汚してしまった。
最後は予定していた周回コースに入る。
意外な風景に出会うことができた。噴火の跡なのだろう。
12時10分、駐車場に戻ってきた。
温泉は駐車場の向かいにある須川高原温泉へ。
ここは内風呂はこの建物の中にあるが露天はずっと離れた場所にあって、一回の入浴料ではどちらかしか入れない。ということで内風呂に入った。
どうも東北の温泉は内風呂と露天が離れている造りのところが多いように感じる。なぜこんな不便な構造にするのか理解できない。
宿に泊まっているのであればそれでもいいだろうが、日帰り客にとっては非常に不便である。
さて、明日は再挑戦第三弾で鳥海山の予定。これから日本海側の象潟に向かう。
2時間半ほど走って無事、道の駅象潟ねむの丘に到着した。