層雲峡

1/24(金)は平日なので旭岳へ向かうことにした。週末はロープウェイが混雑する。

9時過ぎにロープウェイ乗り場に到着して、準備を整えて乗り場に向かった。

ところが強風のために運休中とのこと。

30分ほど待っていたが再開の気配はなく、スマホの天気状況を見てもさほど良くなる感じはしなかった。

待っていれば一時的に再開するかも知れないが、たとえ再開したとしてもおそらく上部は強風で、ロープウェイの山頂駅から下りるだけになってしまうだろう。

高い金を払ってそれではもったいないので、行き先を変更して層雲峡の方に向かうことにした。

途中、忠別湖の湖面が凍結しているのが美しかったので思わず立ち寄った。

最近、ネットの情報で、冬場に石狩川が凍結すると層雲峡のゴルジュを川面を歩いて眺めることができるということを知ったので、ぜひ行ってみたいと思っていた。

トンネルとトンネルの間の駐車スペースに車を停めて、トンネルの側道に向かう。

スノーシューで歩いたトレースがある。

トンネルから離れると通行止めのゲート。

無雪期は散策路になっている。

神削壁(しんさくへき)の看板のところでトレースが切れていた。

実はHOKスキーを持ってきていたのだが、何となくいらないような気がして車に置いてきてしまった。この先はかなりの積雪なのでツボ足ではとても行けない。

これはもうここで諦めるしかないかと落胆していたら、河原の方から3人パーティがこちらに向かってくるのが目に入った。

よく見るとこのゲートは橋になっていて、右から回り込んで下をくぐって河原に出られるようだ。

で、無事河原に出ることができた。

しかし川はそれほど凍結していない。これではとても河原を歩くことはできないが、とりあえず戻ってきたパーティのトレースを追って先に進む。

神削壁。

足元を踏み抜かないように慎重に歩いて、10分少々で前方に羽衣岩。

左には錦糸ノ滝。

アイスクライミングをする人がいるようだが、今日は誰もいない。

トレースはここまで。ここまでは左岸沿いに歩けたがここから先は岸が無い。川は凍結していないのでここから先へは行くことができない。

ということで岩に腰掛けて行動食を食べてゆっくりした。

帰路はすんなりと30分少々で駐車スペースに戻った。

富良野の宿までは2時間くらいかかった。