雲母坂

9/24(水)は京都一周トレイルの講座で比叡山の雲母坂を登ってきた。

叡電の修学院駅に集合して、まずは鷺森神社へ。

参道にヒガンバナの白花。

神社の本殿にお参り。

正面奥に比叡山。右はてんこ山。

右手に武田薬品の薬用植物園。

曼殊院門跡。

いよいよ雲母坂に入る。

40分ほどがっつり登って水飲対陣に到着した。

すぐ上の展望場所はだんだん視野が狭まってきた。

浄刹結界跡で昼食にした。

この上の展望場所から京都市内を望む。

千種忠顯の碑に立ち寄る。

ケーブル駅そばの展望場所からは大阪市内もうっすらと見えていた。

ケーブル比叡駅で解散した。

観音峯山

9/21(日)は講座で大峰の観音峯山へ行ってきた。個人的には何度か訪れているが、こんな遠方に公共交通機関で日帰りするとは思わなかった。

近鉄の下市口からバスで観音峰登山口へ。バスは大淀から来ると思っていたので、日曜なのですでに混雑しているだろうと懸念していたのだが、乗った便はここが始発だった模様。

バス停で降りてから休憩所で準備。

少し登ると観音の水。

なかなかの厳しい登りで観音平へ。

さらに急登を這い上がって展望台に出た。ここで昼食にした。

真ん中に大日山と稲村ヶ岳。右はバリゴヤノ頭。

八経ヶ岳と弥山は雲に隠れて見えない。

この先はしばらく笹原。色褪せたトリカブト。

笹原を振り返る。

午後1時前に観音峯山の山頂(1347.6m)に到着した。

このあとはしばらく細かなアップダウンを繰り返す。

が、ここでアクシデント発生。一人の方が斜面を滑落されて、頭部をケガされた。

応急措置を施したら何とか自力で歩けるようになられたので、何とか頑張っていただく。

急斜面を慎重に下って、法力峠に出た。

なだらかな道を45分ほど進んで、母公堂への分岐に到着した。

15分ほどで母公堂に下山した。

あとは車道を淡々と洞川へ向かう。

道端にアケボノソウ。

修験道の道場の蛇之倉七尾山。

1時間少々の車道歩きでバスターミナルにゴールした。

夕刻になると急に気温が下がった。

瓜生山

9/10(水)は京都一周トレイルの講座で瓜生山から修学院まで歩いてきた。

集合は白川通りの浄土寺橋。

まずは北白川天神宮へ。

バプテスト病院脇から登山道に入る。

河原には幼稚園の子どもたち。

瓜生山への道に入る。

茶山で一休み。

白幽子巌居蹟。白幽子(はくゆうし)は、江戸時代前期から中期にかけての隠士・書家。

清沢口石切場跡。

このあと一人の方が遅れたので、私はその方について後からゆっくり行くことになった。

瓜生山山頂(301m)で軽く昼食にした。

その後、本隊の昼食休憩に追いついた。

鳥居はまだ建っていた。

沢を3回渡って水飲対陣へ。

ここで一周トレイルコースをはずれて沢筋を住宅街まで下りてきた。

音羽川から比叡山を眺める。

白川通りに出たところで解散した。

今日も暑い一日だった。

笠置山

9/1(月)は講座で柳生から笠置山を歩いてきた。

近鉄奈良駅からバスで柳生へ。

時間があるので旧柳生藩家老屋敷へ寄り道。中に入るのは有料。

お次は大和柳生古城跡に寄り道。

上には剣塚。

車道を歩いて十兵衛杉へ。落雷ですでに枯れている。樹齢350年とか。

打滝川そばを歩いて阿対(あたや)の石仏へ。室町時代の作。

京都奈良県境の標石に寄り道。

しばらく車道を歩いて、笠置寺の手前の広場で昼食にした。

すぐそばには般若台六角堂跡がある。

笠置寺に到着した。

時間はあるが酷暑なのでこのまますんなり笠置駅に下りることにした。

午後1時半頃、笠置駅に到着した。

鎌倉幕府を倒そうとした後醍醐天皇と北条幕府軍との大きな戦いが1331年に笠置であった。

天皇軍3,000人に対して幕府軍75,000人という圧倒的な戦力差にも関わらず、天皇軍は地形をうまく利用して善戦したのだが、最終的には火を放たれて敗れた。

そして捉えられた後醍醐天皇は隠岐に流刑になった。

暑い一日でした。

高校野球女子選抜 vs KOBE CHIBEN

昨年はチケットが取れなかったこの試合、今年は何とか自由席券(2000円)が入手できたので、8/31(日)の朝に新幹線で名古屋に向かった。

野球観戦は本当に久しぶりで、前回は息子が大阪桐蔭高校に通っている時に高校野球観戦で甲子園に行った時で、十数年前だろうか。

名古屋で中央本線に乗り換えて名古屋ドームの最寄駅の大曽根駅で下車。

酷暑の中、15分ほど歩いて名古屋ドームに到着した。

試合開始は午後1時半だが開場は11時。10時半頃に到着したがすでに大行列で、本当にこんなに入れるのだろうかと心配になるくらいだった。

昔、甲子園に行った時は確かアルプス席はベンチシートに番号のシールが貼ってあるだけだったように思うのだが(改装前)、名古屋ドームは個別の椅子になっていた。

昨年の試合もそうだったが、なぜか外野席は客を入れていない。

外野席は応援のブラスバンドだけで、レフト側は松井秀喜出身校の星稜高校のバンド。

そしてライト側はイチロー出身校の愛知工業大学名電高校のバンド。

試合前のフリーバッティングは元メジャーリーガーの4人だけ。

イチローは何本がスタンドに放り込んでいたが、松井秀喜と松井稼頭央はフェンス手前まで。本職がピッチャーだった松坂大輔は外野フライ程度で、日頃の練習量の違いが如実に現れていた感じ。

女子チームの練習での守備のうまさには驚いた。男子チームの平均レベルくらいにはあるのではないだろうか。

内野ゴロのショートバウンドの処理やファーストへの送球の素早さなど、ビデオで見るのと生で見るのとでは全然違った。

いよいよ試合開始。

始球式では女子中学生のピッチャーが投げたのだが、これも驚きのスピードボールだった。タレントの始球式とは次元が違う。

女子チームの先攻で、イチローの初球がいきなりのデッドボール。それほどひどい当たり方ではなかったのでイチローもほっとしたと思う。

次のバッターは三振に打ち取ったものの、その次のバッターにまたもやデッドボール。これはユニフォームにかすったくらいで、バッターが球審にアピールして認められた。

これはおもしろくなってきた。イチローは「ボコボコにする」と意気込んでいたが、個人的にはイチローがボコボコにされるのを期待していた。

そして4番バッター。

いい当たりだったがサード正面でダブルプレー。あっけなく初回が終了した。

1回裏、イチローの第1打席。

セカンドゴロでした。

松井稼頭央がレフト前ヒットで出塁したが松坂大輔はフライアウト。

そして4番の松井秀喜。

何と、空振りの三振でした。場内大歓声。

3回裏の KOBE CHIBEN はイチローと松坂を塁に置いて松井秀喜がまさかの2年連続のホームラン!!

試合前のバッティング練習ではさほどいい当たりが出ていなかったのだが、さすがと言うか。試合後のインタビューでイチローが「こういう人っているんですよね〜」とあきれていた。

試合は 8-0 で KOBE CHIBEN の一方的な勝利。イチローは6回までノーヒットノーランだったが、それを意識した(本人の弁)7回にヒットを打たれてがっくりしていた。

女子チームの打撃に期待していた私としては物足りない内容だったが、久しぶりの野球観戦を楽しむことができた。

ただ KOBE CHIBEN は若い元プロ野球選手もいたりして、もう少しチーム力のバランスを考えないと試合としてはおもしろくならないと感じた。

イチローはピッチャーで 130km 台のストレートを投げるのだが、女子選手はせいぜい 120km くらいで、彼女らは普段の試合でこんな速球に出会ったことがないはず。並の男子チームと対戦しているようなものだろう。

引退した元メジャーリーガーを並べるのも集客という意味では楽しいが、もう少し試合そのものが楽しくなるようなメンバー編成を考えた方がいいのではないかというのが正直な感想でした。