処女塚古墳、灘温泉

12/18(木)は灘の古墳巡りをして、そのあと灘温泉に寄ってきた。

万葉集にも歌が残されている古墳が神戸市の灘にある。

まずは阪神電車の住吉駅から5分ほどのところにある東求女塚(ひがしもとめづか)古墳へ。

茅渟壮士(ちぬのおとこ)または信太壮士(しのだおとこ)の墓という伝承がある。

住宅街の公園に作られており、墳丘はすでにほとんど削り取られているので、元は古墳だったという雰囲気はまったく無いが、奈良や大阪にある大きくて有名な古墳よりは1世紀以上前のもの。

実は古墳の数は都道府県では兵庫県が一番多い。約18,000箇所。

ちなみに数年前のデータでは奈良県は兵庫県のほぼ半数で全国8位。大阪府はさらにその半数以下で全国13位。

ここから西に30分ほど歩いて処女塚(おとめづか)古墳へ。

向こう側に降りたところには石碑が二つ並んでいる。

右の小山田高家の碑はシートが被されていた。

墳丘。

菟原処女(うないおとめ)の墓という伝承がある。

さらに西に30分ほど行くと西求女塚(にしもとめづか)古墳。

墳丘。

菟原壮士(うないおとこ)の墓という伝承がある。

さて、さらに20分ほど北上して灘温泉水道筋店に向かう。

8月に六甲道店に行った。

こちらも同じような泉質(ナトリウム – 塩化物・炭酸水素塩温泉)。

低温の源泉の浴槽はこちらの方が大きくて、数人程度は入れる。入った時は満員状態だったが、その後空きができて、ゆっくり楽しむことができた。

炭酸泉なので浸かっていると気泡が付いてくる。

露天は外も空も見えず、単にドアの外側にあるというだけ。

入浴料490円でした。