12/24(水)は小海線に向かう。
宿のロビーに飯田線の歴史を解説したパネルが設置されていた。あのアイヌの川村カ子トが測量を担当した。

まずは天竜峡で乗り換え。

その後、飯田と上諏訪で乗り換えて、午後1時過ぎに小淵沢まで来た。

乗り継ぎの間に改札を出て立ち食い店でかき揚げソバを食べた。このあたりの名物の山賊焼ソバもあって興味をそそられたが、あまりお腹が空いていないのでやめておいた。鳥の唐揚げは重すぎる。
小海線は非電化なので気動車。こういう色の車両は初めて見た。

出発してほどなくエンジン音を響かせて必死に登っていく。
せっかくの小海線なのだが天気が悪くて八ヶ岳はまったく見えない。

清里を過ぎたところでJR鉄道最高地点(1375m)を通過。伊吹山(1377.2m)とほぼ同じ標高。

午後2時過ぎに野辺山駅に到着した。ここは駅では日本最高(1345.67m)。

清里や野辺山はかつては超人気リゾート地だったはずだが、季節外れのせいもあるのか閑散としている。

ここで降りた目的は、野辺山宇宙電波観測所に行ってみたかったから。
誰も歩いていない直線路を進む。小雨が降ってきた。

30分ほどかかってようやく入り口に到着した。入場は無料。

少し進むと携帯禁止エリアになる。機内モードに設定。

大きなパラボラアンテナがど〜んと設置されているのかと思っていたが、実はいくつものアンテナが林立していた。

移動のためのレールが敷かれている。

次の列車の時刻がせまっているので、15分くらいで回った。
野辺山には1時間半くらいの滞在で、今日の宿のある佐久海ノ口駅に向かった。

そばのセブンイレブンで翌朝のパンと牛乳、そしてコーヒーを買って、駅の待合室でコーヒーを飲んでから宿に行った。

和泉館は駅から徒歩5分くらい。ここの温泉は源泉から引かれている。
私の好みの、源泉そのままという低温(37度くらい)の浴槽があって、長く浸かっていられる。ただしほぼ定員1名なので混んでいたらのんびりはできなさそう。
今日は宿泊客が少ないということで、夕食は部屋で食べることができた。
宿泊費(夕食付きで1泊1万円)から考えると非常に立派なメニューで、信州名物の馬刺しがあった。
以前に馬肉のすき焼きを食べたことがあるが、馬刺しは初めて。あっさりしていてクセもなくて、とてもおいしかった。