沼島

7/24(木)は今回の旅のメインイベントの沼島(ぬしま)へ。

灘漁港へ向かう途中の道から。

ターミナルに到着した。

時刻表の発着港を見間違えていて、出港が10時半になってしまった。

島まではほんの10分ほど。

上陸。

島の観光案内図。

いちばん外側のピンク色のルートが一周コースで、約7.9km、標準時間4時間とのこと。

ターミナルで準備を整えて、10時45分に出発した。

案内には標識が整備されているので迷うことはないと書かれているが、そんな標識はどこにも見当たらない。

右の坂道を上らなければならないのだが、少し行き過ぎてから戻った。標識はリゾートホテルのもの。

しばらく登るとハイキング道らしくなってきた。

それにしても暑い。日除けの薄い長袖ジャケットを羽織っているが、すでに汗でじっとり。おおむね木陰になっているのがせめてもの救い。

ところどころに捕獲用の檻。イノシシだと思う。

45分ほど歩いて初めて道標に出会ったが、倒れている。

草刈りなどの手入れはされているが、歩いている人は極めて少ない感じ。

八十八ケ所の霊場のお地蔵さんが出てきた。明治時代に整備されたらしい。

沼島灯台。

山ノ大神社への鳥居。足元は草が茂っていて、短パンで来たので神社までは行かず。

12時過ぎに上立神岩(かみたてがみいわ)の近くまで来た。いびつな交差ポイントなのだが標識は何も無し。

上立神岩は海なので下っている方に向かったが、実は反対だった。GPSでしっかり確認しないといけない。

少し登ったら展望場所に出た。

ここからは上立神岩は見えないので、海岸の方に下っている細い道を下ったら、ようやく上立神岩がお目見えした。

『伝説によると、イザナギとイザナミの2柱の神がオノゴロ島に降り立ち、イザナギが左から、イザナミが右から天の御柱(あめのみはしら)を回って婚姻を行おうとしたが、その方法を知らないことに気づいた。そのときセキレイが2羽舞い降りてきて、付近にある「ゆるぎバエ」(揺波培)という岩礁の上にとまって尾を上下に揺すってイザナギとイザナミに方法を教えたとされ、上立神岩が天の御柱のモデルであるといわれている』(Wikipediaより)

上立神岩のそばまでは行けない。道の最終地点から。

その後、30分ほど歩いたら道標が現れた。

今日のコースの最終目的地はおのころ神社で、そこに直接行ける道があるもよう。しかしそうすると一周コースの最後をカットすることになってしまう。

今日のコースはさほどハードではないけれど、半端ない暑さにはかなりやられている。

どうしようかと迷ったが、もう最後なので一周コースを完歩することにした。

その後、10分少々で海辺まで出てきた。

しばらく歩くとおのころ神社への案内板。

実は他に立派な表参道があるのではないかと思いながら細い道を上ると長い階段が現れた。

熱中症一歩手前のような状態でこの階段は厳しかった。途中で一息入れながらやっとの思いで上がった。

拝殿を回り込んで本殿へ。

すぐそばにイザナギとイザナミの像。

水分補給したかったが、立ち止まるとアブが寄ってくるので、早々に退散した。

沼島八幡宮の石段は上がる気になれず。

神宮寺も下から眺めるだけ。

ちょっと頭がぼぉっとしてきたので冷房の効いたターミナルに早く入りたいと思ってきた。

ところがそのせいか、ターミナルの真ん前を通ったのに気が付かずに先に進んでしまって、何やら見覚えのある風景。

GPSで確認したらやはり朝に歩いた道だった。

2時前に無事、ターミナルに戻ってきた。

2時40分の便で淡路島に戻る。

灘漁港に戻ったら港の近くの小さな店でお好み焼きをいただいた。地元のなじみ客だけがお客さんというような雰囲気の店で、私が入った時は他の客はゼロ。

少ししたら馴染みという感じの男性が入ってきて店の女主人と世間話を始めた。

そういう和やかな雰囲気になったせいか、デザートにコーヒーゼリーとアイスコーヒーをサービスしてくれた。

具たっぷりのミックスお好み焼き800円でした。

沼島一周で結構疲れたので、帰りはすんなり高速で帰ることにした。

淡路のサービスエリアでお土産を購入。行く前に見ていた、サービスエリアにあるという石碑はここにありました。

中国吹田ICまではスイスイだったが、それ以降は家までほぼずっと渋滞だった。