三段山

10/11(土)は吹上温泉から三段山へ向かう。このコースは雪の季節に二度訪れているが、無雪期は初めて。

土曜日なので駐車場の混雑を懸念して早めに来たが、6時半にはまだまだ空きスペースがあった。

7時前に出発した。積雪期は正面のキャンプ場の広場をそのまま登っていくのだが、段差が結構あるので道がどこなのかわかりにくかった。

道ははっきりしている。

しばらく行くと急な階段が出てきた。

三段山の山名の由来は三つの段差があるということ。アイヌ語の当て字ではない。

雪が出てきた。どうも私が今日の先頭のようで、笹原の雪払いをして進まなければならない。

自然の創り出す芸術的な霜柱。

霧氷を払いのけながら進む。

森林限界を超えて山頂が近づいてきたころ、エゾシマリスが無防備に歩いていた。

あと少し。

9時20分、三段山の山頂(1748m)に到着した。

三段山は私にとって初めての北海道で最初に登った山なので思い出が深い。

十勝岳方面がガスがかかって見えない。

昨日おとずれた安政火口を上から見下ろす。

昨日のルートは完全に吹き晒しの地形だったので、あそこで止めておいて正解だった。

寒いので写真を撮ったら早々に引き返す。

前十勝の山腹から噴煙が上がっている。

ほんの30分ほど前は雪をかぶっていた笹原はもうすっかりとけていた。

11時半、駐車場に下りてきた。

さて、今日のお楽しみは白銀荘。

これまでここには二度来ているのにここの温泉には入ったことが無い。ここは保養センターという公営の温泉宿。研修施設などもある。日帰り入浴700円なり。

山を望める露天もあり、温度の異なる浴槽がいくつかあって楽しめた。

真ん中が前十勝で左後ろが十勝岳。

あとは旭川郊外のスーパーで買い物をしてから道の駅へ。