ライザワールドから刈田岳

2/23(木)はいよいよ蔵王ライザワールドスキー場から熊野岳を目指す。

今日は祝日なので駐車場が有料(1000円)だが、リフトの一日券を購入するとレストラン等で利用できる1100円分のチケットがもらえる。山に登るだけなら2回リフトに乗ると上まで行けるのだが、おそらくそれほど時間がかからずに下りてこられるだろうし、それに天候もあまりすっきりしないので上部がガスっていたらゲレンデスキーになってしまうので、一日券を買うことにした。シニア料金で3100円なり。


*赤が登り、青が滑り

リフトを2本乗り継いでゲレンデトップへ。

祝日とあってスノーシューのハイカーがたくさんいて、おかげでルートに迷わずにすんだ。9時半過ぎに出発した。

緩い登りをしばらく行くと樹氷原に入ってきた。

30分ほどで避難小屋が出てきた。

稜線に上がるちょっとした傾斜のガリー。右に見えるのは無雪期の観光用リフト。

このあたりまで来るとかなり堅雪になってきた。パウダー用の幅広の板で来たので下りがちょっと心配。

ガリーを上り切ったところで右に刈田岳。

左に熊野岳。

刈田岳は後日、反対側のすみかわスキー場から登るつもりなので今日は熊野岳を予定していたのだが、雪の状態が思いの外カリカリで、おまけに稜線上は強風なので、近くに見える刈田岳に向かうことにした。

しばらく平坦で歩きにくかったが、最後の斜面を上がって11時ちょうどに刈田岳山頂(1757.8m)に到着した。

山頂エリアには10人程度の人がいて、写真を撮ってもらった。

神社はほとんど雪に埋もれている。

準備に手間取って山頂を出発したのは11時半くらいだった。

下りはリフトのところまでは戻らずにちょっとショートカットして下った。少し下ったところから山形市(上山市?)方面の眺め。

下りは思ったよりはスムーズに滑れて、30分足らずでゲレンデのエリアまで下りてきた。

ゲレンデ脇の木はこんな様子。

あとはゲレンデの整地された斜面を滑って、12時過ぎに戻ってきた。

✴︎後日、快晴の日に撮った写真

1100円分のチケットがあるので久しぶりにゲレ食でカツカレーを食べたが、昭和のゲレ食レベルだった。

一休みしてからゲレンデでしばらく滑った。このスキー場はリフトが3本しかないのだが、その3本がほぼ一直線に配置されているので、上から下まで滑るとそれなりの距離がある。

平日なら駐車場もタダでリフト券も安い(シニア2800円)ので、練習には良さそう。

3時半頃まで滑って、はな駒壮経由で天童の道の駅に戻った。

蔵王温泉スキー場

2/22(水)はいよいよ待望の蔵王温泉スキー場へ行く。ただし天候はあまり期待できなさそう。

道の駅から1時間少々走ってロープウェイ乗り場すぐそばの駐車場に入った。平日なのでタダ。

ロープウェイは意外と混んでいた。樹氷観光の一般客がたくさんいるためだった。

並んでから1時間くらいかかってようやく山頂駅に降り立った。残念ながら展望はほとんど無し。

ちょっと先にお地蔵さんがあるのだが、人がたむろしているので近づく気にならなかった。地蔵岳もまったく見えず。

樹氷原もこのとおり。

スキー場の樹氷原コースは上部はガリガリ。コース幅も狭いのでまわりを気にしながら慎重に下る。

今日はもうゲレンデスキーしかできなさそうだ。

このスキー場は以前からずいぶん憧れていたのだが、実際に滑ってみると途中で平坦なところがあったり、ゲレンデとゲレンデをつなげる部分に平坦なところがかなりあったり、正直言って期待外れだった。

雪質もそれほどいいわけでもなく、ゲレンデスキーを楽しむのなら志賀高原の方がよっぽどいいと感じた。

しばらくこのエリアで過ごす予定なので、天童の道の駅に向かう。

その前にすぐそばの「はな駒荘」へ。

何と65歳以上は250円なり!! せっけん、シャンプーも揃っています。

すぐそばのマックスバリュで食料を調達して道の駅に車を停めた。駐車場は大きかった。

仙台へ

蔵王の樹氷の中をスキーで滑るのは長年の夢だった。

そんなわけで今年の初遠征は蔵王に向かうことにした。聞くところによると樹氷は2月が一番発達するらしい。

ということで昨年4月に東北遠征した時の帰路に乗った太平洋フェリーで今度は名古屋から仙台に向かうことにした。

名古屋港を2/20(月)の夜7時出港で、仙台着は翌日の午後4時半くらいの予定。舞鶴や敦賀から北海道へ行くのと同じくらいの時間がかかる。

このフェリーのレストランは内容のわりに高いということがわかっていたので、食事はすべて持ち込んだ。電子レンジがあるので温めることができる。

翌日は穏やかな好天だったので甲板に上がってみた。茨城沖くらい。

仙台到着後はまずガソリンスタンドで軽油を満タンにして、コンビニで食糧を調達してから仙台の南の方の村田町にある「道の駅 村田」を今宵の宿にした。

氷室

2/8(水)は京都一周トレイルの講座で氷室をあたりを歩いてきた。

北大路バスターミナルからバスで高橋南まで行って、しばらく車道を歩く。

十三石橋の先から一周トレイルコースに入る。

少し登ると谷筋に残雪が出てきた。

この道は来るたびに荒れてくる。

倒木を何度も超えたりくぐったりして、ようやく小峠に到着した。

ほどなく氷室の集落へ。

氷室跡に立ち寄って、ここで昼食にした。

昼食後はまずは氷室神社に参拝。

このあとはずっと車道で、トイレ休憩のために「はせがわ」に寄り道。

京見峠の少し下から京都市街をチラッと眺める。

しばらく下ったところから比叡山。

旧道を一気に下って千束へ。

少し登り返して鷹峯の然林房(ねんりんぼう)の前に出た。

そして源光庵前のバス停で解散した。

国見山

2/6(月)は講座で奈良県御所市の国見山へ行ってきた。

近鉄吉野線の市尾駅に集合して、しばらく車道を歩く。

数分歩いて市尾墓山古墳へ。6世紀初め頃のものとか。

墳丘の上から左に大和葛城山、右に二上山。

また車道を進んで、天満神社参道脇の「楠の龍神様」。

天満神社の奥に市尾宮塚古墳。6世紀中頃のものらしい。

たまたま整備作業をしておられている方々がおられて、中の石棺を見ることができた。

いよいよ国見山に向かって、国見神社の参道に入る。

石段を上がって、国見神社の本殿。

11時17分に国見山山頂(229.2m)に到着して、ここで昼食にした。

昼食後は北に向かって下山する。下の方にある行者堂。役行者が祀られている。

その後は車道を歩いて、掖上鑵子塚(わきがみかんすづか)古墳。5世紀後半のものとか。

このあともずっと車道で大和武尊の白鳥陵に向かう。このあたりは三年ほど前に個人的に散策した。

そばにはもう梅が咲いていた。

古い家の残る街並みを歩いて、孝安天皇陵へ。

孝安天皇は第6代の天皇で、欠史八代の一人だが、このあたりには神武天皇を始めとして欠史八代の天皇にまつわる史跡が多く点在している。

これらの天皇の実在性はかなり疑わしいが、飛鳥に朝廷が築かれる前の時代にこのあたりに権力者が存在していた時代があったのではないかという気はする。

天皇陵の前から正面に金剛山、右に大和葛城山。

天皇陵の裏手にある金比羅神社。

そして最後に役行者の生誕地と言われている吉祥草寺へ向かう。

山門手前にある地蔵堂。

そして本堂へ。ただし中へは入らず。

近鉄御所駅に向かう途中にあったのは再現された高札(こうさつ)場。江戸時代の掲示板のようなもの?

午後3時前に近鉄御所駅に着いて、ここで解散した。

北河内駅伝

2/5(日)は枚方の河川敷公園で開催された北河内駅伝を走ってきた。

個人的にはロードレースは2015年の篠山マラソン、駅伝は2020年12月の駅伝を最後に大会からは退いていた。

もはやレースで自分が納得できる走りができなくなったというのが大きな理由だが、所属している陸上クラブからチーム編成の都合で駅伝で走ってほしいという依頼があって、久しぶりに大会で走ることになった。

北河内地区のいくつかの市が代表チームを出して走る大会で、ずいぶん以前に一度だけ走ったことがある。

前回はもっとたくさんのチームが参加していたような記憶があるのだが、今回は一般男子は全部で5チームだった。

私は3区の 3km。もともとスピードが無いので短距離よりも長い距離の方が好みだったが、今となっては 3km でもナンバーカードを付けて走るのは楽ではない。

チーム数は少なくても走っている人はみんな本気モードで、市民マラソン大会でしばしば見かけるような仮装ランナーなどは一切無い。

ストップウォッチをうまく操作できなくてタイムが取れなかったのだが、たぶん 15 分以上かかっていたと思う。

久しぶりのレースモードでひょっとしたらあの緊迫感を感じられるかもと期待していたが、まったくのダメ走りだった。

本当は久しぶりのレースで楽しかったと書きたかったのだが、大会を走ることはもう二度と無いだろう。

国境高原スノーパーク

マイゲレンデの国境スノーパーク。1月中旬以降雪不足であわや営業休止かと思われるほどだったが、先週からの降雪でようやく完全復活した。

先週はずっと天気が悪かったので控えていたが、ようやく天気も安定してきたので、2/3(金)に久しぶりに出かけた。

この日はレディースデイで、女性はリフト券がタダということで女性が多かったが、それでもリフト待ち時間はほとんどゼロ。

駐車場の混み具合からは想定できないくらいゲレンデは空いていた。

ここはゲレンデが二つあって、そこを繋ぐコースが一つあるのだけれど、いつもロープが張ってあって侵入禁止になっていた。シュプールはいくつかあるけれどルール違反はしたくないので控えていたところ、めずらしくそのコースがオープンされていた。

それならばと初めて入ってみた。おそらくこのスキー場で一番の急斜面だと思われるが、まぁそれほど大した傾斜ではなかった。ただし雪が硬くなっていて滑りにくかったが、なんとか下まで降りてくることができた。

雪がもう少し柔らかければ何度か滑ってみたい斜面だったけれど、このコンディションなら一回で十分。

終日、基礎練習にいそしんだ。

鉢ヶ峯

1/30(月)は講座で大阪南部の鉢ヶ峯を歩いてきた。

「鉢ヶ峯」ってどこ? 山はどこにあるの? という感じだったが、堺自然ふれあいの森はなかなか気持ちのいいところだった。

泉北高速鉄道の泉ヶ丘駅からバスで鉢ヶ峯まで行く。

まずはすぐそばの法道寺を参拝。天智天皇時代の創建とか。

境内にはいくつかの建物があるが、食堂(じきどう)は鎌倉時代のもの。

その後、広大な堺公園墓地に入る。入ってすぐのところに小西行長の供養塔。戦国時代の武将だそうだが私はまったく知らない。

それにしても大きな墓地。

そして堺自然ふれあいの森に入る。

住宅地からさほど離れていないが自然は豊か。

大きなヤマモモの木のあるヤヤモモ広場で昼食にした。

昼食後はほどなく広い道に出たが、このあとまたササヤブになった。

地形図の143mに地点に出て、そのからの岩湧山。

こちらは雪をかぶった金剛山。

ハーベストの丘の遊園施設が足元に見える。

少し行ったら車道に出た。

このあとは広大な住宅地に設けられた散策路をひたすら駅に向かって歩く。

3時前に栂・美木多駅に到着して解散した。

青葉山

青葉山は若狭富士と呼ばれる端正な山容の山で、舞鶴と小浜の県境に位置している。一度訪れてみたいとかねがね思っていたのだが、1/19(木)にようやく積年の想いを遂げてきた。

JRに「ジパング倶楽部」というのがあって、男性65歳、女性60歳以上で加入できて、年間20回までJRの長距離切符が割引価格で購入できる。

鉄道旅は以前から興味があって、まともな山登りができなくなったらぜひ鉄道旅を楽しみたいと思っていて、昨年の5月にこのジパング倶楽部の会員になった。

4千円弱の会費を払って入会したものの、乗車距離が200km以上にならないとこれが利用できないので、これまで一度も利用する機会がなかった。

有効期間が一年間なのでせめて元くらいは取りたいと思っているのだが、なかなか適当なチャンスがないままずるずるとこれまできてしまっていた。

青葉山はわりと遠くて、早朝に出れば車で日帰り可能なのだが、JRの小浜線に近いので電車の駅から周回することができる。しかしこの線は運行本数が少なくて、舞鶴経由で行こうとすると登山口到着が昼前くらいになってしまう。

しかしながら新幹線で米原まで行って敦賀から小浜線に乗ると9時半くらいに到着できるということがわかった。

帰りは舞鶴回りの山陰線経由で帰ると京都駅を起点にして200km以上になって、しかも片道切符として購入できて、途中下車できるので、新幹線の特急料金と帰りの綾部から京都までの特急料金を含めてもトータルで6千円弱でJRの切符を購入することができた。

朝5時過ぎに家を出て、9時半に小浜線の青郷(あおのごう)駅に到着した。敦賀のあたりでは小雨が降っていて愕然としたが、ここではほぼ晴れていた。

準備を整えて9時45分に出発した。青葉山が目の前に見えるが、車中から見えていた端正な容姿ではなかった。

しばらく車道を行く。ちょっとわかりにくい道だがGPSにルートを入れてきたので間違いなく進むことができた。

10時10分に中山寺にたどり着いた。

足元に青葉山登山道の標識が置かれていたのでそれに従って登山道に向かう。

少し行ったら大きな害獣避けネット。しっかりと取り付けられていて開け閉めに苦労した。

少し登ると車道と交差した。

山頂の青葉神社への表参道なのだろう。

つづら折れの道を淡々と登る。先日の比叡山ではかなり寒い思いをしたので少し暖かめのウエアで来たので、少し暑い。

稜線に出た。電波塔のあたりまで行けば海が見えそうだが、そのうちに展望台に出るだろうと思って先に向かった。

予想通り、展望台に出た。

展望台の上から若狭湾。遠方は霞んでいてよく見えない。

金比羅神社。

山頂が見えてきた。

馬の背とやらが現れた。トラバースルートがあるようだがせっかくなので馬の背に向かう。

わずかの距離だがうっすらと雪が被っていて緊張した。南側が切れ落ちている。振り返ると、

11時32分、青葉山山頂(東峰、693m)に到着した。

神社は閉店。

早々に西峰に向かう。梯子が次々と現れる。

ロープもあるでよ。

11時55分、西峰に到着した。

神社の裏の岩山に登る。

西峰の山頂(692m)。

山頂から内浦湾。

丹波高地の山々。

ほぼ予定通りの12時に西峰まで来られて一安心した。帰りの特急は指定席券を購入しているので遅れるわけにはいかない。少し陽も差していたので神社の前に腰を下ろしておにぎり休憩にした。

下山は南に向かう。しばらく急なジグザグを下ると林道に出た。地形図にはここから林道をショートカットする山道が記載されている。その方向に向かってみると、登山道はほぼ消滅状態だがわりと新しいピンクテープが続いているので、そこに突っ込んでみた。

最初のうちはピンクテープが続いていたのだが次第にまばらになって、いつの間にやら無くなってしまった。

20分ほど適当に下って行ったらもう少しで林道というところで堰堤に当たってしまった。

周囲を念入りに見渡して、右岸の方の斜面を這い上がったらかすかな踏み跡が現れて、それを行ったらほどなく林道に出た。やれやれ。

あとは車道を淡々と下るだけ。青葉山を振り返る。

道端に数匹のサルの群れがいた。一匹だけ落ち着いてこちらを眺めていた。

国道からまた青葉山を振り返る。

午後1時48分、無事、青郷駅に戻ってきた。

予定の電車は15時1分なのでまだ1時間以上あるが、このあたりはコンビニもなにも無いので、自動販売機でコーヒーを買って駅の待合室で時間をつぶした。

駅員さんが一人おられて、私一人のために待合室のストーブをつけて下さった。暖かくて助かった。

電車旅は気楽なのがいい。車中では時間潰しにスマホで電子書籍などを読もうと思っていたのだが、結局ほとんどずっと車窓を眺めたり居眠りしたりでのんびり過ごした。

市街地を走る電車では外を眺めていてもあまり楽しくないが、こういう郊外を走る電車は飽きることなく眺めていられる。

またぜひこういう山行きをやってみたいと思った。

くろんど園地

1/15(日)は講座で私市(きさいち)のくろんど園地を歩いてきた。一昨年に別の講座で歩いたのとほぼ同じコース。

集合は京阪交野線の河内森駅。

まずは天田神社に参拝。年始の日曜日ということもあって参拝者が多かった。

獅子窟寺への急な参道に入る。

仁王門の跡。

「お大師さまの水」に寄り道。

さらに王の墓(亀山上皇・佶子皇后供養塔)へ。墓石がたくさんあってどれが王の墓なのかわからない。

獅子窟寺の本堂。

展望場所から大阪北部と六甲の眺め。

観音岩(?)。

八丈岩に上がったが展望は無し。

さらに龍岩窟に寄り道。その途中に鏡岩。

そして龍岩窟へ。

くろんど園地の展望台の手前から枚方、八幡方面。真ん中の小山は天王山。

展望台で昼食にした。展望台からの生駒、葛城山方面。

そして三角点のある最高地点(318.7m)へ。

以前のランニングコースだった八ツ橋に出た。

くろんど池に向かう途中で「そよかぜの展望台」に寄り道。ここからの生駒、葛城山方面。

このまま進んでくろんど池に向かう道に下りたが、空模様があやしくなってきたので池には行かずに私市に向かうことにした。

途中で月の輪滝。

住宅街を抜けて私市駅に到着して解散した。